ついにマダガスカル旅、スタートです!初日は空の上で過ごす長い一日。
ソウル、エチオピアを経由しつつ合計23時間のフライトを経て、マダガスカルへ向かいました。
成田空港に集合!
17時、成田空港に集合!きじーもやなぎーも、それぞれ荷物とマダガスカルへの期待をスーツケースに詰め込んで集まりました。今回の荷物はこんな感じ↓
成田空港でまず最初に向かったのが両替所。マダガスカルの通貨「アリアリ」は日本では両替できないので、日本円をユーロに替えておきました。
その後、荷物を整理して預け入れの準備をしていると、なんとカメラのフィルター2枚が粉々になっているのを発見…。これ、撮影に欠かせない重要なアイテムで、1枚あたり3万円くらいするんです。
ショックすぎる!!!
実はきじー、空港に来るまで散々でした。電車を間違えたり、靴を履き間違えて自宅と最寄駅を往復したり。どうやら、そのバタバタの最中に荷物をどこかにぶつけてしまったようです…。
そんな悲しい出来事はありつつも、何とか荷物を預けて出国審査も無事クリア。
出発までの時間は、ラウンジで軽食をとって過ごしました。
日本からマダガスカルへの行き方
日本からマダガスカルまでは直行便がないため、必ずどこかで乗り継ぐ必要があります。
行き方としては、アジアとアフリカの空港を経由する「アジア・アフリカルート」が一般的ですが、フランスのパリを経由する「ヨーロッパルート」もあります。
アジア・アフリカルートには、香港とヨハネスブルグを経由するパターンや、ソウルとアディスアベバを経由するパターンなどがあります。
私たちは、エチオピア航空のソウル・アディスアベバ経由のルートで向かいました!
日本からまずは経由地ソウルへ
アディスアベバ経由のルートなので、まずは東京からエチオピアの首都アディスアベバまで行くと思っていました。航空券を見るとフライト時間16hだったので身構えていましたが、実際はソウルで乗り換えが発生しました。
確かに航空券に小さくソウル経由と書いてありましたが、ソウルに着く時間の記載がなかったのでよく分かっていなかったんです…。
成田からインチョン空港(韓国・ソウル)までは2.5時間ですが、機内食は結構なボリューム!
韓国らしくキムチがついていました。
夜中にインチョン空港(韓国・ソウル)に到着。
フライト情報にはソウル経由としか書かれていなかったので、そのまま同じ飛行機に乗り続けると思っていたのですが「アディスアベバ行き」の乗客も飛行機を降りるよう指示がありました。その上、乗継エリアで手荷物検査を再度受ける必要があるとのこと。
便名も飛行機もまったく同じなのに、手荷物検査も必要とは…もはや経由ではなくただの乗り換えです。
ちなみに、手荷物検査の際にペットボトルの飲み物は没収されてしまうので、買うのであればソウルに着いてからが良いと思います!
とはいえ、夜中は売店も閉まってるしどうしたもんだ…。飛行機が出発するまでは結局1時間くらいありましたが、いつ搭乗が開始されるのか、締め切られるかもわからなかったのでソワソワしていました。
ソウルから2つ目の経由地エチオピアへ
ソウルを出発し、深夜2時半ごろに機内食2回目が出てきました!メイン料理は鮭でしたが、深夜なので鮭が重く感じます。
エチオピア航空がインチョン空港で食料を調達しているのか、今回もキムチがありました。美味しそうだと思ったデザートはかなり甘く、「これぞ海外のデザート」という感じです。
機内食を食べた後は、時差ボケ防止のため寝ようと頑張りましたが、ゆっくり眠ることができず…疲れがジワジワと溜まっていきます。
それから6時間後、再び機内食が出てきました。日本時間で朝9時ごろです。
日本を出発してから12時間経ち、フライト疲れと睡眠不足のダブルパンチ。
そんな私たちを、ボリューム満点の朝ごはんが迎えます。オムレツ、ソーセージ、マッシュルーム炒め、ポテト、フルーツ、クロワッサンと盛りだくさん。疲れた体でも、マッシュルームとフルーツだけは食べやすかった。
エチオピア・アディスアベバ(ボレ国際空港)に着く頃にはもうヘトヘトです…。
しかし、まだ乗り換え地点。マダガスカルまでの道のりはまだまだ続きます。
エチオピアの空港では、レンズカバー付きのiPhoneケースを購入しました。
というのも、出発後すぐにiPhoneのレンズカバーが割れちゃったんです。
価格は2つでなんと8,000円ほど。日本なら1,000円くらいで買えそうなクオリティですが、背に腹はかえられず泣く泣く購入しました。
エチオピアで乗り換え、マダガスカルに到着!
いよいよ最後のフライト。エチオピアからマダガスカルまでは約5時間です。すでに2回の乗り換えを経て疲労はピークに達していますが、あと少しでマダガスカル!
ここでもボリューム満点の機内食が出ました。
なんとか長い旅路を乗り越え、ついにマダガスカルに到着〜!
ですが…到着した後も気が抜けません!預け荷物が出てくるまで30分以上かかりました。
その間、ロストバッケージだったらどうしようとドキドキしてましたが、無事すべての荷物が手元に戻ってきてホッと一安心です。
エチオピア航空の正直な感想
今回はじめてエチオピア航空を使ったのですが、正直言って良くなかったです。
エチオピア航空は、エチオピアの「アディスアベバ」を本拠地とするアフリカ最大の航空会社。世界の航空会社の格付けなんかでも、上位にランクインしていることも多いです。そのため期待していた部分もあるのですが、かなり残念でした。
高度なサービスを期待しているわけじゃないんです。
ブランケットが欲しくて手を挙げてたりアイコンタクトを送ったりしても、5回くらい無視されました。CAさんを呼びたくて自分の席のランプをつけたら何も言わずに勝手に消されたことも。
機内食を出す時もけっこう乱暴で「あれ…?CAさん、私たちのこと人として扱ってくれてる?」と思うことがしばしばありました。
あと、ペットボトルの水が出てこないことやトイレの数が少ないことも、地味に辛かったかな…。トイレは、多い時は15〜20人くらいが待っていました。
全部で4回機内食がありましたが、パンがびっくりするくらいパサパサで、全体的にイマイチだったのも残念でした。
何はともあれ、マダガスカル旅の幕開けです。
カメラのフィルターやiPhoneのレンズカバーが割れてしまったり、予期せぬ乗り換えがあったりと、いろいろあった初日ですが、yanakiji念願のマダガスカル旅が無事にスタートしました!
実は、この旅を迎えるまでの数ヶ月間、いつになく緊張していたんです。マダガスカルは過去に2度、旅先候補に挙がりながらも、道路状況や気候の都合で断念していました。
3度目の正直でようやく実現した今回の旅は、私にとって特別な意味を持つもの。だからこそ、変に力が入ってしまっていた部分もありました。まずは初日を無事に乗り越えられてホッとしています。
以下の記事でも、出発2日前の心境を語っています。よかったらこちらもご覧ください。
さて、そんな特別な思いをもったマダガスカル旅。一体どんな驚きや感動が待っているのでしょうか!?
次回は、いよいよマダガスカルの第一歩をお届けします!お楽しみに〜
当時のリアルな心境も語ったポッドキャストも公開中です。よかったらチェックしてみてくださいね!