モンゴルの生活を体験
今日は、電気も暖房もない本格的なモンゴルのゲルに泊まってきました!現地の相場の3倍近い宿泊料に驚いたり、予約が通っていなかったというハプニングもありましたが…これぞ冒険。この記事では、モンゴル旅2日目に泊まったゲルの様子をお届けします!
初めてのゲル!内部はどんな感じ?

モンゴル2日目の夜は「Tsagaan Suvraga Tourist Camp」というゲルに泊まりました。(現在は、どうやら閉業しているみたいです…)

ゲルの内側は、外から見るよりもずっと広々としていました。中央にテーブルがあり、そのテーブルを囲むように配置された3つのベッド。スーツケースを広げても余裕があるくらいゆとりあるスペースです。

ただ、電気が通っていないため明かりも暖房もありません。スマホの充電もできないため、モバイルバッテリーは必須です!また、モンゴルの夜はかなり冷え込むため、ゲルでの宿泊を考えている方は防寒アイテムも忘れずに準備することをおすすめします。
ここからは、ゲル到着後の出来事を詳しくお伝えします!
まさかの予約が通っていなかった…
ゲルに到着したのは、日が沈む前のまだ明るい時間帯でした。

しかし、事前に予約をしていたにも関わらず…人影ひとつありません。「あれ?おかしいな…」と不安になりながらも、トイレに行ってみると清掃中の若い男性スタッフを発見。

翻訳機を片手に「今日泊まる予約をしているのですが…」と伝えると、ゲルまで案内してくれました。※英語は全く通じません!

彼からは「予約?聞いてないけどな…」という雰囲気が漂っていましたが、とりあえず泊まれるとのことでホッと一安心です。

ゲルの中に荷物を運び込んだ後は、待望のココアタイム。外では粉雪がチラチラと舞い始め、冷えた体に温かいココアが染み渡ります。これぞ至福の瞬間。。

心も体も温まったところで、夕暮れ時のツァガーン・スワルガへ。ツァガーン・スワルガの様子は以下の記事でまとめています!
レストラン会場で夜ごはん
大自然の神秘を堪能した後は、お腹を満たすためにレストラン会場へ向かいました。

ゲルには電気が通っていませんが、レストラン会場には電源コンセントがあったため、持参した電源タップを使ってカメラやスマホを充電することができました◎
閑散期で久しぶりのお客さんだったからか準備はあまり整っていない様子…。食事を待っている間にスタッフに宿代を確認したところ「3人で約18,000円です」と言われ、思わず耳を疑いました。
これは、完全にぼったくり価格です。モンゴルの相場では、ゲルは一部屋あたり3,000〜4,000円程度。重要なのは「一人あたり」ではなく「一部屋あたり」という点です。

さらに、食事は一人につき500円くらいが相場だから、多く見積もっても三人分の食費は2500円くらいなはず。
つまり、一部屋4,000円+三人分の食事代で総額6,000円くらいが妥当なのに、その3倍近い金額を請求されたのです!!
一応、相場の話を出して交渉をしたところ値下げには応じてくれましたが、それでも相場よりはかなり高額…。海外旅行では、こういったトラブルもつきものなので、事前に相場を調べておくことをぜひおすすめします。
そんなやりとりをしている間に準備が整い、料理が運ばれてきました。メニューは、キャベツのサラダ、きゅうりのピクルス(みたいなもの)、そして大きな小籠包・ポーズでした。


ちなみに価格は、お昼ごはんはあれだけの量で625円だったのに対し、この夕食は1食あたり約2000円。。それにやなぎーは、ポーズの数が1つ足りなかったり、皮が破けて肉汁がすべて溢れてしまっていたり…と期待ハズレの夜ごはんとなってしまいました。
ゲルに戻って就寝
そんな残念な気持ちを抱えながら部屋に戻りました。明かりもなく、お湯もでないので、シャワーには入らず早めに就寝することに。この寒さで水シャワーしたら風邪ひいちゃう。

あと暖房がないのでめちゃめちゃ寒いです。ゲルに備え付けの布団だけでは足りないため、やなぎーは持ってきた寝袋を、きじーは銀マットを巻いて寝ようと思ました。
▼追記(旅を終えてから)
私たちがモンゴルを訪れたのは10月前半の秋です。季節によって気温や気候がガラリと変わる地域もあるため、出発前に調べてから行くことをオススメします!
当時のリアルな心境も語ったポッドキャストも公開中です。よかったらチェックしてみてくださいね!