オーストラリア最終日!パース近郊のヤンチャップ国立公園とホワイトマン・パークへ
DAY20

オーストラリア最終日!パース近郊のヤンチャップ国立公園とホワイトマン・パークへ

オーストラリア旅行記

オーストラリア旅の最終日!早朝にパッキング

ついにオーストラリアを離れる最終日がやってきました!
楽しかった大自然の旅を締めくくり、日本へ帰国します。

最終日の朝といえば、なんと言っても大移動に向けた荷物の整理、パッキングが一大イベントです。ずっとレンタカーで自由に旅を続けていたため、車の中にはたくさんの荷物が散らばっていました。生活しやすいようにと、日用品や調味料などを別々のカバンに分けていたので、それらをすべてスーツケースにきれいに収めなければなりません。

宿泊していた宿
宿泊していた宿

朝の7時には宿を出発したかったので、夜のうちにできる限りの準備を済ませ、朝3時には起床してひたすら荷物整理に励みました。迫り来る出発時間に間に合わせるため、無心になって手を動かしました。

無事にスーツケースが閉まったあとは、最後の朝ごはんとして日本から持参したうどんをいただきました。

最終日の朝ごはんはカップうどん
最終日の朝ごはんはカップうどん

冷えた体に温かいうどんが染み渡り、一緒に入れた七味唐辛子が最高に美味しく感じられます。前夜の外食でかなりたくさん食べたはずなのに、不思議とすんなりお腹に入ってしまうものですね(笑)

ラッフィングカウ(The Laughing Cow)
ラッフィングカウ(The Laughing Cow)

開封できていなかったチーズも開封し、食べ切りました。赤い牛のイラストが目印で、海外のスーパーではよく見かける定番チーズ。なめらかな食感で美味しかったです!

綺麗にパッキングしたスーツケースを車に積む
綺麗にパッキングしたスーツケースを車に積む

西オーストラリアの海岸沿いをドライブ

身支度をしっかりと整えて、予定通り朝の7時頃に宿を出発しました!

宿を出てすぐ見れた朝日
宿を出てすぐ見れた朝日

来た道を折り返す形でパース方面へ。ピナクルズ砂漠へ向かったときは午後だったので、同じ道でも朝だとまた違った景色に見えるものですね。

もう一度グラスツリーが見たくて、途中に立ち寄りました!

オーストラリア固有種の植物「グラスツリー」の群生
オーストラリア固有種の植物「グラスツリー」の群生

グラスツリーとは、オーストラリア固有種の植物です。西海岸沿いにはときどき群生地があります。
この日は牛がグラスツリーの群生地を散歩していました。

グラスツリー
グラスツリー

この木の幹は1年でたった1cmしか伸びないほど成長がゆっくり。ある程度成長したら、幹の中心部から棒のようながものが生えてきて、数年に1回花を咲かせます。

カンガルーやコアラに会えるヤンチャップ国立公園

午前中に訪れたのは、パースの北側にあるヤンチャップ国立公園。

ヤンチャップ国立公園は、緑が豊かで非常に気持ちの良い空気が流れる美しい公園です。ここにはカンガルーやワラビーが生息しており、間近でその姿を観察することができます。動物園のような柵がほとんどなく、かなり自然に近い状態の動物を観察できます。

お腹がぽっこり!袋に赤ちゃんがいる母カンガルーと遭遇

公園内に車を進めていくと、さっそく目の前にオオカンガルーが現れました。

ヤンチャップ国立公園でオオカンガルーを発見
ヤンチャップ国立公園でオオカンガルーを発見

車を降りてそっと近づいてみると、そのカンガルーのお腹のあたりが明らかにふっくらと大きく膨らんでいることに気がつきました。なんと、お腹の袋の中に赤ちゃんがいるお母さんカンガルーだったのです。

お腹がふっくらしたメスのオオカンガルー
お腹がふっくらしたメスのオオカンガルー

優しい顔立ちをしたお母さんカンガルーのお腹は、たぷんたぷんとしていて、まるで小さなボールがそのまま入っているかのようでした。脂肪などではなく、本物のカンガルーの袋をこの目で見ることができて、嬉しい瞬間でした!

お腹に子供がいるカンガルーの袋
お腹に子供がいるカンガルーの袋

赤ちゃん自体は袋の中に完全に隠れていて姿を拝むことはできませんでしたが、命を育むお腹の大きさを実感できました。

優しい顔つきの母親カンガルー
優しい顔つきの母親カンガルー

なお、カンガルーとワラビーは敷地内のいたるところにいます!くつろいでいる姿も見られますよ。

ヤンチャップ国立公園のレセプション
ヤンチャップ国立公園のレセプション

木の上で丸まる可愛いコアラ

続いて、公園内の木の上にコアラがいるという情報を頼りに、コアラ遊歩道へと足を運びました。しかし、生い茂るユーカリの葉に隠れて、探しても探してもなかなか見つけることができません。

コアラエリアへ
コアラエリアへ

困っていると、コアラの餌を運んでいた親切なお世話係のスタッフさんが声をかけてくれて、コアラがいる木まで案内してくれました。動物が大好きなことが伝わってくる、とても優しい笑顔が印象的でした!

教えてもらった木の一番上を見上げてみると、そこには茶色くてまるまるとしたコアラの姿がありました!

木の上で丸まるコアラ
木の上で丸まるコアラ

オーストラリア南部に生息する南方系のコアラのようで、少し大柄で毛並みがしっかりとしています。まるで茶色いぬいぐるみが木にくっついているかのように、ぐったりと丸まって眠っていました。

しばらくすると、先ほどの飼育員さんがユーカリの葉を新しく持ってきてくれました。すると、その香りに誘われたのか、コアラが一瞬だけ口を開けたのです!

口を開けたコアラ
口を開けたコアラ

下まで降りてきて移動する姿までは見られませんでしたが、一瞬のシャッターチャンスに大興奮でした。1分後にはすぐ眠ってしまいました。
※2時間後に再びコアラの様子を見に行ってみましたが、驚くほどまったく同じ位置で眠り続けていました笑

Crystal Cave(クリスタルケーブ)の洞窟ツアー

Crystal Cave(クリスタルケーブ)の洞窟ツアー
Crystal Cave(クリスタルケーブ)の洞窟ツアー

続いて、Crystal Cave(クリスタルケーブ)の洞窟ツアーの参加しました。このツアーでは、何万年もの歳月をかけて形成された鍾乳石や石筍を間近で見学することができます。

受付を済ませてガイドさんと一緒に洞窟へ向かうと、入り口からすでにひんやりとした空気が漂い、これから地下の世界へ入るワクワク感が高まります。
洞窟の中には何万年、何十万年という長い年月をかけて作られた鍾乳石の世界が広がっていました。

石筍が広がる
石筍が広がる
天井から垂れ下がる鍾乳石
天井から垂れ下がる鍾乳石

天井から垂れ下がる鍾乳石や、地面から伸びる石筍(せきじゅん)はどれも迫力満点。自然が作り出したとは思えないほど美しく、ライトアップされた結晶はまるで地下の宝石のように輝いていました。

Crystal Cave(クリスタルケーブ)を見学

この鍾乳石は1cm成長するのに100年以上かかることもあるとのことで、そのスケールの大きさに驚かされます。気が遠くなるほど長い時間をかけて形成された景色を目の前で見られるのは、本当に貴重な体験でした。

Crystal Cave(クリスタルケーブ)1

洞窟内は年間を通して涼しく、パース近郊とは思えない別世界。約45分のツアーはあっという間でした!

ヤンチャップ国立公園で出会った動植物

▼カササギフエガラス(Australian Magpie)

カササギフエガラス(Australian Magpie)
カササギフエガラス(Australian Magpie)

カササギフエガラス(Australian Magpie)は、オーストラリア全土で見られる鳥です。白と黒の美しい羽毛が特徴で、「フエガラス」という名前の通り、笛のように澄んだ美しい鳴き声を響かせます。

繁殖期になると巣を守るために人へ向かってくることもありますが、普段は人の近くでも落ち着いて暮らしている、オーストラリアを代表する野鳥のひとつです。

▼アカミミダレミツスイ(Red Wattlebird)

アカミミダレミツスイ(Red Wattlebird)
アカミミダレミツスイ(Red Wattlebird)

アカミミダレミツスイ(Red Wattlebird)は、オーストラリア南部でよく見られる大型のミツスイの仲間です。首の両側にある赤い肉垂(にくすい)が特徴で、その名前の由来にもなっています。

体は比較的大きく、鳴き声はとてもにぎやか。縄張り意識が強く、ほかの鳥を追い払う姿も見られることから、オーストラリアの公園や森林で存在感のある野鳥として親しまれています。

▼デイゴ(Coral Tree)

デイゴ(Coral Tree)
デイゴ(Coral Tree)

鮮やかな赤い花を咲かせたデイゴ(Coral Tree)を見ることができました!英名はコーラルツリー(Coral Tree)です。マメ科の植物で、サンゴのような形をした真っ赤な花が特徴。

デイゴと聞くと沖縄を思い浮かべる人も多いかもしれません。デイゴ(Erythrina variegata)も同じエリスリナ属の仲間ですが、ヤンチャップ国立公園で見かけたコーラルツリー(Coral Tree)はオーストラリアに自生する別種です。

パース近郊でランチ

ヤンチャップ国立公園を出たら、お昼ご飯を食べにレストランに立ち寄りました。
The Amberton Beach Bar & Restaurantというパース北部にあるお店です。

The Amberton Beach Bar & Restaurant
The Amberton Beach Bar & Restaurant

カウンター席に座って、ドリンクで乾杯!

ドリンク

牛肉のラグーパッパルデッレとビーフパイを注文。

ビーフパイ
ビーフパイ

ビーフパイはサクサクのパイ生地の中に柔らかく煮込まれた牛肉がたっぷり。濃厚なグレービーソースとの相性も抜群で、オーストラリアらしい満足感のある料理でした。

牛肉のラグーパッパルデッレ
牛肉のラグーパッパルデッレ

牛肉のラグーパッパルデッレは、じっくり煮込まれた牛肉の旨みがソース全体に溶け込んだ贅沢な一皿。ほろほろになるまで柔らかく煮込まれた牛肉と、もちもちとした幅広のパッパルデッレがよく絡み、ひと口ごとに濃厚な味わいが広がります。

オーストラリア旅では日本食を中心とした自炊生活がメインだったので、久々の外食はハイカロリーでお腹がびっくりしていました笑

固有種にたくさん会えるホワイトマン・パーク

午後はホワイトマン・パークへ。
オーストラリア固有の鳥や動物たちがたくさん集まっており、野生ではなかなか出会うことが難しい生き物たちを間近で見られるスポットです。

ここは大きな自然保護公園のような雰囲気で、オーストラリア固有種の鳥や動物がたっくさんいます。ロードトリップ中はどうしても「運が良ければ会える」感じだったので、ここでまとめて会えるのはありがたい。野生ではなかなか出会えない子たちを、しっかり目に焼き付けておきました。

ウォンバット(オーストラリア固有種)

オーストラリアの固有種・ウォンバット
オーストラリアの固有種・ウォンバット

ウォンバットはオーストラリアに生息する有袋類で、ずんぐりとした体と短い足が特徴です。見た目はのんびりしているように見えますが、意外にも走るのが速く、時速40kmほどで走ることもできるんだとか!
園内ではずっとお尻をふりふりしていて、とっても可愛かったです。

コアラ(オーストラリア固有種)

つぶらな瞳のコアラ
つぶらな瞳のコアラ

ホワイトマン・パークにはコアラエリアがあります!
この巨大コアラのオブジェが目印です。

巨大なコアラの像
巨大なコアラの像

他の保護区や動物園よりもたくさんの数のコアラがいました。コアラの顔写真パネルの一覧もありました!こうやって見るとみんな顔が違う。

コアラ一覧
コアラ一覧

コアラはほとんどを寝て過ごしていることが多いのですが、ここでは起きてるコアラを間近で観察できました!ヤンチャップ国立公園のコアラもずっと寝ていたので動いているコアラが見れて嬉しい。

ユーカリに顔を近づけるコアラ
ユーカリに顔を近づけるコアラ

そして何よりラッキーだったのは赤ちゃんコアラもいたことです!
見てください、母コアラにしがみつく赤ちゃんコアラを。

母コアラにしがみつく赤ちゃんコアラ
母コアラにしがみつく赤ちゃんコアラ

親子で木の上で過ごす愛らしい姿を見ることができました。丸い耳とふわふわの毛並みはとても可愛らしく、思わず見入ってしまいます。

赤ちゃんコアラ
赤ちゃんコアラ

母コアラが守るように赤ちゃんコアラを抱きしめながら眠る姿も。それなのに別のコアラが遊びにきて、スヤスヤ寝ていた親子は起きてしまいました笑

コアラの親子
コアラの親子

コアラがたくさんいる空間でとっても癒されました。

エミュー(オーストラリア固有種)

エミュー

エミューはオーストラリア固有の大型の飛べない鳥で、ダチョウに次いで世界で2番目に大きな鳥です。長い脚を活かして時速50km近くで走ることができます。

オーストラリア連邦の国章(ソーダカン, Public domain, via Wikimedia Commons)
オーストラリア連邦の国章(ソーダカン, Public domain, via Wikimedia Commons)

実はエミューは、カンガルーとともにオーストラリアの国章(コート・オブ・アームズ)に描かれている特別な存在です。「後ろに下がりにくい動物」とされることから、前進し続ける国の象徴ともいわれています。

コシグロペリカン

コシグロペリカン

コシグロペリカン(Australian Pelican)は、大型の水鳥です。全長は1.5メートルを超えることもあり、特に大きなくちばしが特徴!魚を捕まえる際には、この喉袋を網のように使って効率よく獲物をすくい上げます。

ハナナガネズミカンガルー(オーストラリア固有種)

ハナナガネズミカンガルー

ハナナガネズミカンガルーは、オーストラリア東部に生息する小型の有袋類です。名前の通り細長い鼻が特徴で、見た目はネズミとカンガルーを合わせたような姿をしています。

主に夜行性で、鋭い嗅覚を使って地中のキノコや植物の根、昆虫などを探して食べます。後ろ足でぴょんぴょん跳ねながら移動する様子は小さなカンガルーそのものです。

烏骨鶏(ウコッケイ)

烏骨鶏(ウコッケイ)
烏骨鶏(ウコッケイ)

烏骨鶏(ウコッケイ)は、中国原産とされるニワトリの品種です。ふわふわの羽毛に覆われた姿が特徴で、まるでぬいぐるみのような見た目をしています。
一般的なニワトリとは異なり、羽毛は綿毛のように柔らかいです。

クアッカワラビー(オーストラリア固有種)

クアッカワラビー

クアッカワラビー(Quokka)は、現在はほぼ西オーストラリア州南西部に限られて生息する小型の有袋類で、オーストラリア固有種です。特にロットネスト島が有名で、現在の生息数の8割以上がこの島に暮らしています。
小さな耳と愛らしい表情が特徴で、「世界一幸せな動物」と言われています。

袋から顔を出す赤ちゃんカンガルー

珍しい白いカンガルー。白い姿はアルビノ(白変種)によるもの。
珍しい白いカンガルー。白い姿はアルビノ(白変種)によるもの。

パーク内にはカンガルーエリアがあり、柵がなく、カンガルーたちが自由にジャンプしたり、地面に寝そべったりしています。そのうちの1頭にそっと近づいてみると、お腹が大きく膨らんでいる個体が!

じっと見守っていると、なんと、お腹の袋の中から赤ちゃんがひょっこりと顔を出してくれたのです!!午前中の公園ではお腹の膨らみしか確認できませんでしたが、ついに赤ちゃんそのものの姿を見ることができました。

母親のお腹のポケットから顔を覗かせる子カンガルー
母親のお腹のポケットから顔を覗かせる子カンガルー

よく見ると、顔だけでなく手足4本も袋から少しだけはみ出しています。人間で例えるなら、前屈姿勢のままお尻から袋にスポッと収まっているような、なかなか不思議な体勢です。

子カンガルーの手足
子カンガルーの手足

あの大きさになってもまだお母さんの袋に入りたがる姿がたまらなく愛おしかったです!

パース空港から日本へ

大満足の動物めぐりを終えたあとは、パースの空港へと向かいました。

パース空港へ向かう
パース空港へ向かう

お世話になったレンタカーを返却し、飛行機のチェックイン手続きをスムーズに済ませます。

レンタカー返却
レンタカー返却

しかし、ここで予期せぬ出来事が発生しました。なんと、搭乗予定の飛行機が3時間遅れで離陸することになったのです!!すでにレンタカーも返却してしまっていたため、もう空港の外へ遊びに行くこともできません。仕方がなく、空港内のレストランでゆっくりとご飯を食べたり、旅の間に撮影した膨大な写真を見返して思い出に浸ったりしながら時間を過ごしました。

搭乗時間までパース空港で過ごした
搭乗時間までパース空港で過ごした
想像以上に小さいハンバーガー
想像以上に小さいハンバーガー

3時間後には無事に飛行機が離陸し、日本へと帰国することができました!大きな怪我やトラブルもなく、最後まで安全に旅を終えられたことが何よりです。

オーストラリア→日本の機内食①
オーストラリア→日本の機内食①
オーストラリア→日本の機内食②
オーストラリア→日本の機内食②

広大な大地と豊かな大自然、そして愛らしい動物たちに出会えたオーストラリアのロードトリップは、これにて無事に完結となります。たくさんの温かい思い出を胸に、また次の素晴らしい旅へと歩みを進めていきたいと思います!

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