朝はゆっくり起床。仕事の打ち合わせに臨む
この日は移動なしの連泊。それだけで朝の空気がやさしい。
数年前までは、休息日なんて作らず毎日ガンガン動いていたけど、そうするとだいたいどこかで体調を崩す。最近は「ちゃんと休む日」も旅の一部にしている。とはいえ、朝10時まで寝るとか、一日中ゴロゴロするわけではない。予定や移動を入れず、やりたいことをやる日、という感じ。
まずは、朝ゆっくり起きてごはんを食べる。
ミルクティーにフルーツ、前日から仕込んでおいたフレンチトースト。

この宿は、玄関の先にすぐ海があります。その先は南極だね、なんて話しながら朝ごはんを食べました。
そして、今日は仕事の打ち合わせがあるから、やなぎーは久しぶりに髪を巻きました!
こんな環境で迎える打ち合わせ、悪いわけがない。結果は上々。
少し心配していた内容だったけど、いい方向に進んで、打ち合わせが終わる頃には気持ちもすっきりしていました。
ローカルスーパーで買い出し
打ち合わせが終わり、食材もほとんどなかったため、そのままスーパーへ。
セデュナは人口2,000人ほどの小さな町。スーパーへ向かう道も静かで、老夫婦が並んで歩いていたり、おばあちゃんが庭の花に水をあげていたり、全体的に空気がやわらかい。
入ったスーパーの名前は「FOODLAND」。

フードランド、名前からしてもう良い。
店内はおじいちゃんおばあちゃん、家族連ればかりで、完全に地元の生活の場。
地方の町なのに、アジア食材コーナーが意外と充実していて、日本の調味料やお菓子も見つかった。思った以上に居心地がよくて、つい長居してしまいました。

昼ごはんは浜辺で手作りタコス
お昼は、きじー特製のタコス!
オーストラリア旅に来てから久しぶりのタコス。私たちの旅では定番料理なので、それだけでテンションが上がる。

具材を欲張りすぎて、タコスが異様に重い。アルミホイルで包んで、手提げ袋に入れて、宿の目の前にある浜辺へ。

砂浜にそのまま座ると、潮の香りと風が気持ちいい。日陰は少し寒いけど、それも含めてちょうどいい。
かじると、野菜のシャキシャキ感とサルサの酸味が一気に広がる。サワークリームもたっぷりで、やっぱり外で食べるタコスは格別。

セデュナという町の名前は、先住民の言葉で「休む場所」という意味。そんな意味があるとは知らずに、休息日にセデュナを選んでいたのが、なんだか嬉しかった。引き寄せられたんだろうな。
魚屋で天ぷらの食材調達
午後、「せっかくだし天ぷら作ろうか」という流れに!
海の町だし、魚介は絶対おいしい。とはいえ、海外旅の途中で天ぷらはなかなかの挑戦。でも休息日だし、やってみることにしました。
見つけたのが「Thevenard Fish Processors」という魚屋。加工場併設のお店で、店内では魚が機械の中でぐるぐる回りながら下処理されている。日本の市場みたいな雰囲気で、見ているだけでも楽しい。

店員さんたちはみんなあたたかくて、サイズを聞くと実物を持ってきて説明してくれる。奥には、たぶんお父さんと思われる方がいて、獲れたての牡蠣をその場で食べていたのが印象的だった。
買ったのは、エビ、イカ、キス、牡蠣。

この時点で、もう勝ちを確信していた。
渾身の天ぷら作り
宿に戻って、いよいよ天ぷら作り。
天ぷら粉はスーパーで無事に見つかったけど、計量カップがない。最終的には完全に目分量でバッター液を作ることに。
天つゆは、日本から持ってきたほんだしが大活躍!白米も炊こうと思ったらまさかの炊飯器が登場。
しかもパナソニック製の、かなり年季の入ったモデル。

ちゃんと炊けるか不安だったけど、一応炊けた。少しパサついたけど、それもご愛嬌。

天ぷらを揚げ始めると想像以上に慌ただしい。使い慣れていないキッチンだから、てんやわんや。

火力が強くて、油に入れた瞬間に一気に色づく。「早っ!」って言いながら、わちゃわちゃ揚げ続ける。
並んだ食卓は、完全に日本。天ぷら、白米、味噌汁。

エビはぷりぷり、イカは驚くほど柔らかい。キスは塩で、牡蠣はレモンで。最後は天丼にして、夢中で食べた。作るのに何時間もかかったのに、食べ終わるのは一瞬。
片付けは大変だったけど、それも含めて楽しかった。移動も予定もない日だからこそできたこと。
旅の中でこういう一日があると、また次の日からちゃんと進める。
セデュナは、本当に「休むのにちょうどいい町」だった。
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