今朝は「ラクダに乗ってサハラ砂漠の朝日を見にいく」という特別なプランでしたが、思わぬハプニングでモヤモヤしたスタートに…。
それでも、気を取り直して進んだ先には、期待を裏切らないサハラ砂漠の美しい朝日が待ってました。

早起きして夜空を撮影

朝は4時ごろに起きて、キャンプ場から夜空を撮影しました。
夜空に広がる満天の星…新月だったらもっとたくさん見えただろうなぁと思いながらシャッターを切りました。三脚を使わずに撮影したので、バッチリな写真じゃないですがそれでも綺麗です。

いつか新月の砂漠に行って、天の川を撮影したい！

今回泊まったキャンプ場は本当に快適でした！
ぐっすり眠れるし、シャワーの制限もなく、充電はUSBポータルだけ部屋にありiPhoneは問題なく充電できます！それにWi-Fiもあって、ネット検索くらいなら使えました◎
資料のアップロードやWeb会議は難しいけど、砂漠のど真ん中でこれだけできるなら十分すぎる！！

テントの内部については以下の記事でご紹介していますので、よかったらチェックしてみてくださいね。

サハラ砂漠でラクダに乗る！夕日とラクダ…最高すぎました。

砂漠といえばやっぱりラクダ！夕日に染まった砂漠でラクダと過ごすひと時は、まさに夢のようでした。夜はラグジュアリーなキャンプ場でくつろぎ、キャンプファイヤーを囲んで一日を締めくくり。 今日は、サハラ砂漠ならではの体験が詰ま […]

朝日ツアーを満喫する予定が…ガイドが寝坊…！？

朝日ツアーは、5時40分にガイドと集合して、ラクダで砂漠へ向かうという流れです。
撮影に使う機材を準備して、いざ待ち合わせ場所へ！！

時間通りに着くと、ラクダくんたちがおとなしく座って待機していました。でも、肝心のガイドがいない…。
少し待ってみるものの現れる気配がありません。もしかして集合場所を間違えているのかも？とあたりを探しましたが、ガイドの姿はどこにも見当たらず。
空が明るくなり始め、今にも朝日が出てきそうで焦りがつのります…。

しかたなく待つこと30分、ようやくガイドがやってきました。
どうやら寝坊したようです。昨日のツアーで見せた頼もしさは消え、今日は別人のようにめちゃめちゃダルそうに登場しました！笑

後から考えると、この地域の人たちは早起きが苦手なのかもしれない…とも思いましたが、それでも私たちにとってサハラ砂漠で朝日を見られるのは一生に一度のチャンスかもしれないのに…！それだけに、もう少し頑張ってほしかったなぁと思っちゃいました。

そう思っても時間は巻き戻せないので、気を取り直して急いでラクダに乗って出発〜！

しかし、この後も問題が発生…。
ラクダに乗ってわずか10分ほどで、ガイドに「ここでラクダは終わり！」と言われてしまいました。昨日のサンセットツアーでは1時間以上もラクダに乗れたのに、朝日ツアーはあっという間に終了…。連れて行ってもらえませんでした。
ガイドが遅刻したから時間がなくなり、ラクダに乗る時間を大幅に減らされてしまったのです。なんてこった！

交渉して時間を延ばすこともできたかもしれませんが、朝日はどんどん昇っていくし、時間が惜しかったのでそのまま撮影を始めることにしました。

サハラ砂漠で朝日を撮影

太陽が地平線から顔を出す瞬間は撮れなかったものの、やっぱり砂漠と朝日のコラボレーションは最高です！！

お目当ての「太陽に手をのせる」構図も、カメラにバッチリおさめることが出来ました◎

撮影の際に1つ注意したいのが、砂漠についた足跡やタイヤ痕。
過去に訪れたナミビアの「ナミブ砂漠」は風が強かったため、自然と足跡が消え、すぐに美しい砂丘の景色に変わりましたが、サハラ砂漠は風が弱く足跡が消えるのに時間がかかるため、撮影の構図に工夫が必要です。

頑張ってタイヤの跡が少ない場所を探すしかありません！

一方で風が弱いことでの利点もあります。
それは、動物の足跡が残っていること！風が強いと動物の足跡も全て消えてしまいますが、サハラ砂漠では残っていました。

フェネック（乾燥地帯に生息するキツネ）の足跡を見つけたときはテンションが上がりました！

ガイドは早く帰りたそうな様子でしたが、そもそもスタートが遅かったのでその分長く砂漠にいました。十分に粘ったおかげで満足のいく写真を撮ることが出来ました◎

撮影を満喫した後は、ジープでキャンプ場へ帰還。
昨日と同じように砂丘をジェットコースターのように駆け抜けてくれました。運転手は、寝坊したガイドの失態を巻き返そうと頑張ってくれたのですが…やなぎーは車酔いに…。気持ちはとっても嬉しかったのですが、昨日の人より運転が微妙で辛かったです。笑

朝ごはんはモロッコの定番メニュー

キャンプ場に戻ったら、モロッコの定番メニューで朝ごはんです。

パンやクレープ、卵焼き、ヨーグルトなどが食卓に並びます。どれもシンプルな味付けなので、ジャムやバターをつけて自分好みにアレンジするのがモロッコ流。

モロッコの朝食についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね！

ホームステイして分かったモロッコの食文化！家庭料理から伝統料理まで

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さよなら、サハラ砂漠

朝ごはんを食べ終えたら、名残惜しくもサハラ砂漠を去る時間です。
サハラ砂漠では、バギーやラクダ乗り、キャンプファイヤー、絶景撮影など、砂漠ならではの素敵な思い出がたくさんできました♪

出発前には、ラクダが食事をしている姿も見られましたよ！
背中のコブは元気に立っていて、どの子も立派な姿。お腹の膨らみ具合もすごい！！毎日人を運ぶためにしっかり栄養をとっていることがよくわかります◎

当時の様子はポッドキャストでも語っていますので、ぜひ聞いてみてくださいね。