グレートバリアリーフでの海上ライフ!オーシャンクエスト号での生活を大公開

グレートバリアリーフでの海上ライフ!オーシャンクエスト号での生活を大公開

オーストラリア旅行記

クルーズ船でのダイビング生活、と聞いてみなさんはどんなイメージを持ちますか?

実際に体験してみてわかったのは、朝は水平線から昇る朝日を眺め、昼間は美しいサンゴ礁の上を泳ぎ、夜は満天の星空の下でナイトダイビング…想像以上に快適な暮らしだということ。
とはいえ「船の上って不便じゃないの?」「船酔いは大丈夫?」「ご飯はどんなものが出るの?」そんな疑問を持つ方も多いはず。

今回はグレートバリアリーフのクルーズ船での「暮らし」にフォーカスして、リアルな海上ライフをお届けします!

大型クルーズ船「オーシャンクエスト号」ってどんな構造?

最上階のデッキから眺める「オーシャンクエスト号」

今回乗船したクルーズ船は、ケアンズの老舗ダイビングサービス「ダイバーズデン」が運営する「オーシャンクエスト号」です。最大48名のゲストが宿泊でき、毎日のように日帰り船と連結してゲストが入れ替わっていきます。

ゲストや燃料を乗せた日帰り船が毎日来る

3階建ての広々した船内

オーシャンクエスト号は3階建ての構造でした!各階の用途はこんな感じ。

 フロア用途
 1階食事会場(約50畳のレストランスペース)
 2階客室がずらりと並ぶフロア
 3階客室+共有ラウンジ(ソファ・テレビあり)
1階:食事会場(約50畳のレストランスペース)

共有ラウンジは、ダイビング仲間と談笑したり、魚の図鑑を読んだり、夜はお酒を飲んだりと、自然と人が集まるくつろぎのスペースになっていました。

3階:共有ラウンジ

船長室はこんな感じです(↓)

船長室の様子

客室設備も充実

乗船前は「客室は寝るだけの狭いスペースかな…」と思っていましたが、これが意外にも広く、設備もしっかり揃っていました!

【客室の設備】
 ベッド、テーブル、簡易クローゼット、トイレ、シャワー、エアコン

ベッド

豪華客船のような内装ではありませんが、必要な快適さが全て揃っています!
特にシャワーは、最初「冷水が出るかも…」とビビっていたのですが、びっくりするくらい温かいお湯が出てきました!ダイビングで冷えた体に熱いシャワー…これが最高に気持ちいいんです。

タオルは持参したものを使うシステムなので、毎回タオルを部屋のハンガーorデッキに吊るして乾かしていました。

客室の様子
タオルは部屋に吊るようにしていました。

水着は毎日同じものを着ます。冬だったこともあり、濡れたままの水着を着るのはとても冷たくてなかなかつらいもの。そこで毎晩、夜のうちにデッキへ干すようにしていました。

風で飛ばされないように、水着の袖同士を結んで固定するのがちょっとした工夫。海の上では、こういう小さな対策が意外と大事なんです!

デッキに水着を干す

コンセントは簡易テーブルの壁に1つだけついていました!
なお、船内にWi-fiはありません。電波もほとんど繋がりませんが、海に潜る生活のためそれほど不自由ではありませんでした。

簡易テーブル(コンセントあり)

機材はフルレンタル可能

ダイビング機材については自分の持ち込むことももちろんできますが、フルレンタルも可能です。

ウェットスーツ
タンクとBCD

船酔いは大丈夫?揺れのリアル

快適なクルーズ船ライフですが、「船酔いが心配…」という方も多いはず。ここでは、揺れのリアルについてお伝えしていきます。

デッキから眺めるグレートバリアリーフの海

揺れの体感としては、机の上に置いたコップの水がそっと揺れているのがわかる程度。置いておいたリンゴが転がるほどの揺れはありませんでした!

船酔いについても、そこまで心配しなくて大丈夫だと思います。やなぎーは激しい山道だと酔ってしまうタイプなのですが、問題なく過ごすことができましたよ!

酔いやすい人や心配な人は、寝る前と朝起きた時に酔い止めを飲んでおけば、よほどの荒天でない限り大丈夫かと思います◎

空腹時は酔いやすくなるので、食事を抜かないことも大切です!

クルーズ船での1日のタイムスケジュール

クルーズ船での1日の流れは、意外にもキッチリ決まっています。毎日このスケジュール通りに進行していくので、壁にもタイムスケジュールが貼り出されていました。

 時刻内容
 07:00起床、点呼
 07:30朝食(バイキング)
 08:301本目ダイビング
 10:302本目ダイビング
 12:30昼食
 13:00〜15:00フリータイム(昼寝・談笑・魚図鑑など)
 15:303本目ダイビング
 18:00夕食
 18:304本目ダイビング(ナイトダイビング)
 20:00〜デザートタイム・フリータイム(星空観察・バー利用など)

朝は日の出とともにスタート

朝7時に点呼があるため、その時間までに起床します。
朝。目覚めて部屋の窓のブラインドを開けたら、目の前の水平線から太陽がゆっくりと昇っていく光景が広がっています。これだけで「船の上って最高だーー!!!」と思えます。

海上ライフ、気持ちの良い朝

7時半になったら朝食へ。食事会場には丸テーブルが10個ほど並んでいて、好きな席に自由に座れるスタイルです。

食事会場に設置された丸テーブル

朝食は毎回ビュッフェ形式でした!

ビュッフェカウンターから好きな料理をとる

午前中に2本のダイビング

朝食後、準備を整えたら8時半から1本目、10時半から2本目のダイビングへ。潜水時間はどれも、1本あたり約40〜50分です。

海に入る前に、担当のダイブマスターとブリーフィングを行います。

中央に貼られたホワイトボード
ホワイトボードには、グレートバリアリーフで見られる生き物の写真が貼ってある

そして2本目の前には、デッキに出てダイブマスターのソンさんと筋トレをするのが日課になっていました笑。

ソンさんは毎日筋トレメニューを自分に課していて、暇さえあれば懸垂やスクワットをこなしているんです。そんな彼に「まだまだですよ!」なんて鼓舞されたら、私たちもヒーヒー言いながらも頑張るしかない。

ランチ後はフリータイム→午後・夜のダイビングへ

2本目のダイビングを終えたら、12時半からみんなでランチ。ランチはビュッフェではなく、スタッフの方は運んできてくれます。こんな感じのワンプレートです。

ランチはワンプレート


その後は、3本目の15時半まで各々フリータイムを過ごします。私たちは、3階ラウンジで魚図鑑を読んだり、写真を整理したり、ナイトロックスの講習を受けたりして過ごしていました。

※ナイトロックス講習については、以下の記事でお伝えしています。

3本目のダイビングが終わったら18時からディナーです。

ディナー

そして18時半からナイトダイビング!日が沈んだ後の漆黒の海では、昼間とはまた違った体験ができます◎

ナイトダイビングの準備の様子

夜はデザートタイムで締めくくり

ナイトダイビングの後はすぐに就寝ではなく、デザートタイムがあります。

デザートタイムで出てきたスコーン

デザートを食べながら「今日のダイビングどうだった?」「明日はこういうことしたい!」とダイブマスターも交えて談笑。このコミュニケーションの時間がまたいいんです。

その後はフリータイム。ラウンジでお酒を飲むもよし、デッキで満天の星空を眺めるのもよし、熱いシャワーを浴びてゆっくり眠るのもよし。これがクルーズ船の1日です。

オーシャンクエスト号の夜のデッキ

クルーズ船の食事事情

朝食はビュッフェスタイル

朝ごはんは毎日ビュッフェスタイルで、メニューはほぼ固定。内容はこんな感じです(↓)

 ・焼きたてトースト
 ・スクランブルエッグ
 ・ソーセージ、ハッシュドポテト
 ・緑の生野菜、トマト、きのこのソテー
 ・フルーツ、ジャム(苺やチョコ)
 ・ジュース

グレートバリアリーフ2日目の朝食

4本のダイビングに備えてしっかり食べたいところですが、朝からたくさん食べるのは意外と大変でした。

昼・夜はがっつり肉系メニュー

昼食はテーブルに座るとワンプレートで持ってきてくれるスタイル。メニューは日によって変わりますが、ハンバーガー・牛肉のソテー・焼きチキンなどしっかり目のものが多いです。

グレートバリアリーフ3日目・4日目・5日目の昼食

夕食もラザニア・牛肉の煮込みなど、がっつり系が続きます。総じて昼夜は肉料理が中心でした。

グレートバリアリーフ2日目・3日目・4日目の夕食

気になるお味はというと…シェフの腕前が高く期待以上の美味しさです!毎食しっかりとした料理を船の上で提供してくれること自体、本当にすごいことですよね。

ちなみに、お願いすればベジタリアンメニューについても対応可能なようです!心配な方は予約時に直接確認するのがおすすめです。

日本人にはちょっとヘビー?正直な感想

初日は「美味しい!」と喜んで食べていた肉料理も、数日続くとだんだんきつくなってくるのが正直なところです…。日本の食文化に慣れた我々にとっては、毎食がっつり肉はやや重めかも。

とはいえ、毎日乗客分の食材を確保して、海の上でこれだけのクオリティで出してくれることには感謝しかありません。

ダイビングの消費カロリーが想像以上だった

ここまで1日の流れを見てきて、みなさんはどんな印象を持ちましたか?
「休憩も多くてゆったりしてるな」それとも「かなりハードそう…」?

ダイビングのカロリー消費量は大きい

消費カロリーをiPhoneのヘルスケアアプリを使って確認してみました。やなぎーときじー、それぞれの結果はこんな感じ(↓)

アクティブ消費基礎代謝合計
 やなぎー(女性)732kcal1,295kcal2,027kcal
 きじー(男性)1,288kcal2,068kcal3,356kcal
※ある1日の消費カロリー

消費カロリーには大きく分けて2種類あります。
ダイビングなどの活動で消費する「アクティブエネルギー」と、呼吸・心拍・体温維持といった生命活動で使われる「安静時消費エネルギー(基礎代謝)」です。

この2つを合計したものが、1日の総消費カロリーになります。

そして、きじーの総消費カロリーはまさかの3,000kcal超え!

ダイビングは一見ゆったりして見えますが、水中では体温維持や浮力コントロール、水の抵抗に対する体の働きなどで、想像以上にエネルギーを使います。しかも1日に4本潜るとなれば、その消費量はかなりのもの。

体力が完全に回復しきる前に次のダイビングがやってくるような感覚で、「気づかないうちに体力が削られている」感じがありました。

だからこそ、この消費量を補うためにも、しっかり食べることがとても大事なんです!

クルーズ船でのダイビング生活まとめ

今回は、私たちが乗船したクルーズ船「オーシャンクエスト号」での生活をお届けしましたが、いかがでしたか?イメージ通りだった方も、意外な点があった方もいるのではないでしょうか。

ポイントをざっとまとめるとこんな感じです。

 項目ポイント
 設備シャワー・エアコン・ベッド完備で快適
 船酔い酔いやすい人も「酔い止め薬」を飲んでおけば大丈夫!
 スケジュール1日4ダイブ、メリハリのある生活
 消費カロリー想像以上に消費、しっかり食べることが大事
 食事シェフの腕は高い。ただし肉料理中心で日本人にはやや重め

ダイビングや海が好きな方には本当にオススメです。挑戦された方がいましたら、ぜひお便り寄せていただけると嬉しいです!

ポッドキャストでもこのテーマについて語っています!ぜひこちらもどうぞ。

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