モンゴルに上陸!驚きの交通事情…いきなり波乱の予感?
DAY1

モンゴルに上陸!驚きの交通事情…いきなり波乱の予感?

モンゴル旅行記

モンゴル旅スタート

5時間のフライトを経て、モンゴルに到着!!現地の若きドライバー・ザヤさんとともにモンゴル旅スタートです。早速、ザヤさんとの言語・コミュニケーションの壁にぶつかるも、無事に初日を乗り切りました。この記事では、モンゴル上陸からホテル到着までの出来事をお届けします!

モンゴルに到着

新チンギスハーン国際空港に到着

成田空港を出発しておよそ5時間。ついにモンゴルの空港(新チンギスハーン国際空港)に降り立ちました。現地の時間は19時半ごろ…日は完全に沈み、あたりは真っ暗です。

飛行機とターミナルビルを結ぶ「ボーディングブリッジ」を歩けば、隙間からスッと忍び込んでくる冷たい外気が肌に刺さります。私たちがモンゴルを訪れたのは2024年の10月前半。日本はまだ夏の名残を感じる時期でしたが、モンゴルはすでに凍てつくような冷気が漂っていました。

入国審査と荷物の受け取りは驚くほどスムーズ。入国審査は質問もなく、あっという間に完了しました。この後に、ドライバーのザヤさんと合流する予定でしたが、時間に余裕があったのでATMで現金を下ろすことに。

空港のATM
ATMで現金を下ろすやなぎー

金額を指定して出てきたお札はなんと200枚!!厚さは10cm以上はあったかも…。1枚1枚が使い込まれたお札のため、まるでギャングのようです笑 200万円を手にしているような感覚になりましたが、実際は10万円にもならないくらいの金額です。

専任ドライバーと合流

ドライバーのザヤさんとはインスタのメッセージでやりとりをしていましたが、モンゴル語の翻訳精度が低くて意思疎通がうまくいかない!でも、ザヤさんの方が私たちを見つけてくれて声をかけてくれ、無事に合流できました。良かったー!
※ドライバーをお願いするに至るまでは紆余曲折ありました。事前準備で戸惑った点は、以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

合流後はすぐに空港を出発しましたが、屋外に出ると想像以上に寒い!体の芯から冷え切っていくようなかなり危険な寒さです。手袋をしていない手は数分で痛みを感じるほど。乾燥した空気がさらに寒さを増幅させているようです。

空港の駐車場

極寒のカナダを経験しているから大丈夫だろうと甘く見ていましたが、モンゴルは寒い。モンゴルに行かれる方は10月の前半でも油断禁物です。ダウンなど、万全の防寒対策を強くおすすめします!!

ここで、今回私たちの旅をサポートしてくれるドライバーのザヤさんをご紹介!!

ザヤさんは24歳の女性で、艶やかなサラサラロングの黒髪が印象的です。バッチリメイクにネイル、ごつめの黒い革ジャンを羽織る姿は、まさにおしゃれ好きな今時の女の子。私たちが思い描いていたモンゴル女性のイメージとはちょっぴり違いました。
車内で流れる音楽もかなり激しめで、第一印象は少し怖い子なのかなあ…と緊張していたのですが、実際に話してみるとよく笑う明るい子でホッと一安心。

車で地元のスーパーへ

宿泊先のホテルに向かう前に、まずはスーパーに立ち寄ることにしました。

車が走りはじめてすぐに気づいたのは、空港からほど近い場所なのに、街灯は皆無で真っ暗闇に包まれているということ。。。遠くに街の明かりが見えます。

空港の周りは真っ暗

ザヤさんの車にはカーナビがなく、スマホを取り付けるアクセサリもないとのことで、私たちがスーパーまでの道をジェスチャーで案内することに。英語が全く通じないとは聞いていたものの、方向を示す“right”や“left”さえも通じなかったです。そのため指差しで道案内をするしかありませんでした。Google翻訳がモンゴル語の音声読み上げに対応してればいいのですが、テキストのみの対応なので運転中に見せることはまずできない。。今後のことを考えると、不安が募ります。

興味深かったのは、ザヤさんの車が日本車だったこと!事前に車種は「日産のエクストレイル(4WD)」と聞いていましたが、想像をはるかに超える年代物でした。専門的な話は割愛しますが、これからのオフロード走行に耐えられるのか心配になったほどです。

ザヤさんの車(後日撮影)

また、モンゴルは右側走行(日本とは逆)なので、本来なら車のハンドルは左にあるべきですよね?でも、日本と同じ右ハンドルだったんです。おそらく日本から格安で輸入した中古車をそのまま使用しているのでしょう。。右側走行なのに右ハンドルだから、追い越しはかなりやりづらいです。片側一車線の道路で、前方にトラックが停車していた時とかは特に大変。運転席からは対向車線の様子が見えないため、助手席のきじーがザヤさんに合図を送る役を担うしかなかったです。

左:助手席のきじー、右:運転席のザヤさん

車内には充電用のシガレットソケットもないため、Googleマップを長時間起動していると電池切れの心配も。なかなか波乱の予感です…。

品揃えの豊富なスーパー

地元のスーパーに到着

そんな問題はありながらも、なんとかスーパーに到着。小さな街ですが、意外にもスーパーは大きく品揃え豊富で、飲料水、パン、スナックなど必要なものをしっかり売っていました。

きじーは念のためシャンプーも購入。前回のマダガスカル旅では、旅の序盤でシャンプーが無くなり、泣く泣く石鹸を使った苦い経験があるんです…これで今回は安心です。

シャンプーを探すきじー

ただ、夕食になりそうなお弁当や惣菜は見当たらず。近くの飲食店に立ち寄ることにしましたが、残念ながら閉まっていました。うーん、晩ごはんはどうしよう…。

ダメ元で近くの売店を覗いてみると、営業中でホットスナックのコーナーもありました◎

売店のホットスナックコーナー

その売店で韓国語のパッケージのシーチキンおにぎりと、チキン&ポテトのセットを購入。とても親切な店員さんが、商品も電子レンジで温めてくれました。

電子レンジ

購入した商品は、車内でいただきました。チキンとポテトはいたって普通の味。モンゴルのホットスナックといえば羊が使われているのかなと想像していましたが、その名の通り普通にタレがかかったチキンでした。

チキン&ポテト

おにぎりは正直美味しくなかったです。過去に韓国で食べた時は美味しかったのにな…もしかしたら韓国で作ったものを冷凍で仕入れているのかもしれません。

シーチキンおにぎり

ホテルに到着

車内で夕食を済ませ、今夜の宿泊先「Eagle Town」へ向かいました。

可愛いホテルのエントランス

首都・ウランバートルの近くにある大きなホテルなので、インフラ面は安心だと思っていたのですが、主要道路を抜け脇道に入ると、いきなり凸凹のオフロードに。ホテルの駐車場すら未舗装でびっくりしました。まだまだ未開拓の部分も多いんだなぁ…。

部屋の様子

やなぎーとザヤさんはなんと同室に。初対面で少し気まずいですが、明日に備えて早めに寝ようと思います。それではおやすみなさーーい。

ベッドルーム
バスルーム

当時のリアルな心境も語ったポッドキャストも公開中です。よかったらチェックしてみてくださいね!

▼追記(旅を終えてから)

私たちがモンゴルを訪れたのは10月前半の秋です。季節によって気温や気候がガラリと変わる地域もあるため、出発前に調べてから行くことをオススメします!

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2025.05.01
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