モンゴルへ出発
ついにモンゴル旅が始まりました!今回の旅の目的は、ゴビ砂漠で満点の星空を撮影すること。
やなぎーが出発前にしこたま買い込んだクノールのホットドリンクにカップラーメンが、寒空の下で活躍してくれるはず!!この記事では、出発当日の成田空港での出来事からフライトまでの様子をお届けします。
成田空港に集合
モンゴル旅は成田空港からはじまります。yanakiji旅としては珍しく、昼の便で出発です。
昨夜、ドローンのセットアップに12時間費やしたきじーは寝不足気味。。前日までそれぞれ準備に追われていた私たちですが、空港には余裕を持って集合できました◎

ちなみに、私たちがモンゴルを訪れたのは10月上旬。日本はまだ残暑が続く時期でしたが、モンゴルの気温は氷点下にもなる(到着時の首都・ウランバートルの気温は2度)とのことで、防寒着や冷えた体を温めるあったか食材もしっかり準備しました。

“電話社会のモンゴル”を実感した出来事
預け入れ荷物がなぜか予約画面から申し込めず、本当に預けられるか不安でしたが、結果大丈夫でした。特殊ルートがあったので以下で詳しくご紹介します!
遡ること数日前、航空券をWeb予約した日のこと。予約画面に『預け入れ荷物はお一人様1つまで』という注意書きがあったため、航空会社に「荷物を2つ預けたいが可能か?」という問い合わせをしたんです。しかし、その電話では明確な回答は得られず「出発前日に担当の〇〇さんに電話で確認してみて」と言われていました。
そして昨日(出発前日)、教えられた電話番号にかけたところ、、〇〇さんは私たちが利用予定の「MIATモンゴル航空*」の方ではなく、モンゴル行きのもう一つの航空会社「アエロ・モンゴリア*」の担当であることが発覚。今度は「MIATモンゴル航空の担当者の携帯番号を教えるからそこにかけてみて」と言われました。

わかりました、と電話を切ったのですが、これってかなり興味深い。同じ会社ならまだしも、別の会社の担当者の携帯番号を教えてくれるとは…!「電話社会モンゴル」の渦にしっかり巻き込まれています笑
*:「MIATモンゴル航空」はJALやANAのような国を代表するフラッグキャリア。一方のアエロ・モンゴリアは民間の航空会社で、ドラマ『VIVANT』の撮影にも協力した会社なんだそう。
さて、教えてもらったMIATモンゴル航空の番号にかけると、女性スタッフが応答してくれました。日本語はあまり分からないようでやりとりは英語でした。「念のため、電話を切った後に問い合わせ内容をSMSで送ってくれないか?」とのことだったので、電話を切ってすぐにSMSを送りました。…しかし、返事が来ない。
再度メッセージを送っても返事がないので、試しにモンゴル語に翻訳して送ってみたところ、すぐに「遅れてごめん、安心して、大丈夫」という返信がきました。
まさに「電話社会のモンゴル」を実感する一連の出来事。また、モンゴル語でないと真面目に対応してもらえないんだなと再確認しました。当日は問題なく荷物を持ち込めたので、面倒でも事前に確認をしておいて本当に良かったです。

出発までラウンジで過ごす
さて、搭乗ゲートを通過した後は、出発の時間までラウンジで過ごしました。
成田空港には、いくつかのラウンジがあり、利用できる場所は持っているカードの種類によって異なります。
やなぎーもきじーも軽食が楽しめるラウンジを利用できるクレジットカードを持っています!加えてきじーはプライオリティパスを持っているため、空港内のフードコートのようなエリアで無料の食事サービスも利用可です。
今回はやなぎーはラウンジで軽食を、きじーはプライオリティパスを使って「くり田」というお店の料理を食べました。ちなみに「くり田」は、「ぼてぢゅう」の系列店舗。ぼてぢゅうを訪れた際の様子は以下に記していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
普段は深夜便を利用することが多く、ラウンジの食事は種類が限られています。しかし、今回はお昼時の利用だったこともあり、オムライスに煮物、ラタトゥイユ、かぼちゃサラダ、枝豆、ナッツ、スイーツまで…しっかりと食事を楽しめました!

一方のきじーは、くり田で「牛ランプステーキ」を注文。しかし、店内の雰囲気が悪く、美味しく食べることができませんでした。。不完全燃焼のままラウンジへ戻り、軽食もしっかり食べました笑

成田を出発!約5時間のフライト
成田からモンゴルまではおよそ5時間のフライト。
今回利用した飛行機は、映画が視聴できるモニターがついていなかったため、やなぎーは、きじーから薦められた本『まんぷくモンゴル! 公邸料理人、大草原で肉を食う』を3時間ほどぶっ続けで読みました。この本がめちゃくちゃ面白い!!!
飛行機に乗る前は、一眠りすることも考えていたのですが、面白くてあっという間に読破してしまいました。

この本は、「公邸料理人が見た、モンゴルの知られざる食と暮らし」という切り口で、現地の文化や考え方が興味深く記されています。これを読まずに現地に訪れたら、おそらく味の良し悪しだけでモンゴル料理を判断することになったでしょう。モンゴルにおいて食は味覚の問題だけではないんです。
長い歴史の中で培われた先人の知恵を活かし、過酷な自然環境に適応させながら、動物たちの命をいただく—。本の中で「食事とは動物の命をいただくこと」と記されていますが、その表現には深く納得させられるものがありました。

とはいえ、今回の旅の目的はゴビ砂漠で星空を撮影すること。食事を楽しむ時間はあまりとれないかもしれませんが、モンゴルの地に足を踏み入れる前に、命を繋ぐ「食」について知識を深められたことは大きな収穫でした。
はじめての「MIATモンゴル航空」でしたが、機内食も普通に美味しい。マダガスカル旅で利用したエチオピア航空よりも良い印象でした。

さぁ、次回の記事からはいよいよモンゴル現地の様子をお届けしますので、楽しみにお待ちください〜!!
当時のリアルな心境も語ったポッドキャストも公開中です。よかったらチェックしてみてくださいね!
▼追記(旅を終えてから)
私たちがモンゴルを訪れたのは10月前半の秋です。季節によって気温や気候がガラリと変わる地域もあるため、出発前に調べてから行くことをオススメします!