インカの技術が集結、サクサイワマン遺跡!4〜5mを超える巨大岩が立ち並ぶ
DAY42

インカの技術が集結、サクサイワマン遺跡!4〜5mを超える巨大岩が立ち並ぶ

ペルー

南米アンデス旅41日目はサクサイワマン遺跡へ

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昨日に引き続き今日もクスコを冒険します!今日の目玉はサクサイワマン遺跡。
Uberを使って「サクサイワマン遺跡」、その近くにある「プカムク(巨大なキリスト像がある展望台)」と「Q’enco(ケンコー遺跡)」にも行きました!

世界三大果実の1つ「チェリモヤ」を食べて出発準備

朝ごはんは南米のトロピカルフルーツとも言われる「チェリモヤ」。マンゴーやマンゴスチンと並んで「世界三果実」の1つと言われています。

中身はこんな感じで種が大きい…!美味しくいただきました!

出発の準備をして、Uberでレッツゴー!!

サクサイワマン遺跡

サクサイワマン遺跡とは?

サクサイワマン遺跡はクスコの北方1.5kmに位置する遺跡。インカ帝国の第9代皇帝パチャクテクの命令によって1438年以降に建設が始まり、その約50年後、第11代皇帝ワイナ・カパックの統治中に完成しました。「サクサイワマン」はケチュア語で“満腹のハヤブサ”を意味しています。

1993年にユネスコ世界遺産に登録されましたが、未だに謎が多く建造の目的も明らかになっていません。今も発掘作業が進められています。

この遺跡は大きな花崗岩を組み合わせて作られており、上空から見ると雷のようにジグザグした形状。その特徴から雷の神殿とも呼ばれています。

人の背よりもはるかに大きな岩が精密に組み合わされていて、とても迫力のある場所です。

チケットを買って遺跡を散策

チケットは4枚綴り。サクサイワマンに加え、他の3つのスポットも含まれています。時間も限られているので出来れば単体のチケットを買いたかったのですが…それは叶わず。

サクサイワマンは観光地いうこともありチケットの購入場所が分かりやすく、駐車場もちゃんとあります◎

マチュピチュではルートが決められていて思うように回れませんでしたが、サクサイワマンは自由に回ることができました!

私たちが進んだルートで最初に待ち受けていたのは岩の洞窟(のような空間)。

洞窟をひたすら突き進んでいきます!

冒険感があってとても楽しい!!!

カラフルな岩壁と、

そこを散策するきじー。

しばらくすると巨大な岩が見えてきました。

すぐそばまで降りてじっくり眺めます。

途中、何度かアルパカを連れている人に会いました。これは「アルパカと一緒に写真を撮ろう!」という有料ビジネス。ビジネスアルパカというだけあって、毛並みが美しくてモフモフ、お尻もぷりぷりでとても可愛かったです。

広場を散策

広場では、インカの高度な技術が数多く見受けられます!
特に注目すべきは、“剃刀の刃1枚も通さない”とされるインカの石組み。

人が作った(削り取った)とは思えない真っ直ぐで綺麗な直線の石。

他にもお風呂のように見えるものや、何か作りかけ(?)のような大きな石もありました。

Rodadero(カラフル岩の滑り台)

広場からは、カラフルな色をした岩の滑り台「Rodadero」を見ることもできます。

カラフルな色に加え、曲線の滑らかな岩がとても美しい…!!

インティ・ライミ(太陽の祭り)の会場

インカ帝国の宗教的儀式であるインティ・ライミ(太陽の祭り)。インティ神に感謝し国の安泰を願う祭りで、サクサイワマンでは現在も毎年6月24日の冬至に執り行われています。

メインスポット!サクサイワマン遺跡

サクサイワマン遺跡の見どころは、見事に配置された立派な石組みです!

インカ文明の特徴である頑丈な石組みが3段ずつ、ジグザクな形で約360mに渡って続いています。

石組みには、巨大な石(その重さ90〜125トン…!!)が惜しみなく使われていて迫力満点!この石組みを見た瞬間、思わず「おおーーー!!」と声を出してしまいました。

ちなみに石組みが3段(3層)になっているのには深い理由があり、それぞれが「天上」「地上」「地下」といったインカの世界観を表していると考えられています。

それぞれの石が何角なのか数えながら歩きました。

かつて、この石組みは高さ20mもあったのだそう。そして東西には3つの巨大な塔が建っていましたが、スペイン人によってことごとく破壊され、基礎だけが残った今の形になってしまいました。

プカムク(巨大なキリスト像がある展望台)

サクサイワマン遺跡から少し丘を登ったところにあるプカムク。プカムク目指して歩き…

到着〜!!

ここには真っ白なキリスト像が置かれています。

プカムクは展望台としても知られておりクスコ市街が一望できます◎

小さい家が隙間なく、たくさん並んでいて美しい光景でした。

そしてここには、ビジネスアルパカならぬビジネスリャマがいました。目がめっっちゃ大きくてびっくり!!!潤った瞳に自分が反射し吸い込まれそうでした。

Q’enco(ケンコー遺跡)

最後は、サクサイワマンから徒歩で約15分ほどの場所にあるQ’enco。本日2つ目の遺跡です!

しばらく歩くと看板が見えてきました!

Q’enco(ケンコー遺跡)に到着!上から見た全体像がこんな感じです。
ここはインカ帝国の祭礼場跡…と言われていますが、本当は何の遺跡かは定かではありません。インカの石組みではなく岩を削って作られました。

広場の中心に据えられた6mにも及ぶ大きな岩のモニュメント。ピューマを浮き彫りで表現しています。

巨大な岩の裏側には半地下の空間があり、そこには石の椅子のようなものがありました。これは、皇帝が座った玉座もしくはミイラの置き場として使われたとされています。

人が多くどこから撮影すべきか…と悩むスポットでした。

アルマス広場に戻り両替

遺跡巡りを楽しみ、クスコの中心地・アルマス広場に戻ってきました。

ボリビアーノとソルが必要だったので両替へ。

なんと!ここのATM、日本語対応してました!!5言語のうち1つが日本語。
街中で見る久々の日本語にテンション上がっちゃいました。

ちなみに、夕方に訪れた宿の近くのリアルプラザ(ショッピングモール)にも日本語対応のATMがありました!

宿に戻って腹ごしらえ

お昼ごはんはビッグカツカレー

宿に帰宅〜!お腹が減っていたので遅めのお昼ごはんを作って食べました。

カレーに目玉焼きのせて、その上に駄菓子のビッグカツをのせてみました。バッチリ見た目はカツカレーっぽいのですが、食べてみるとビッグカツが想像よりも硬くて、あまり思った感じにはならず…(笑)

晩ごはんはシーフードトマトリゾット

リアルプラザに行ったり各々の時間を過ごしたりした後、晩ごはんの準備をサクサク。食材を消費しなくちゃならないので、シーフードトマトリゾットとインカ芋を食べました。

さっぱりめに作ったリゾットでしたがなかなか重い…。そして芋には、やっぱりバターと塩の組み合わせが最強!!!とっても美味しかったです。

明日はレインボーマンテンに行った後、プーノまで移動します!そのため朝は3時起き。寝坊しないように今夜は早めに寝ますね!おやすみなさい〜〜

2023.08.06

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南米アンデス旅

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ウユニ塩湖、マチュピチュ、地上絵、ジャングルなどまさに冒険尽くし。南米3カ国をレンタカーで周遊!

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