世界遺産ティワナク遺跡へ!生きて帰れない気がしたラパスの夜道
DAY1

世界遺産ティワナク遺跡へ!生きて帰れない気がしたラパスの夜道

ボリビア

南米アンデス旅1日目はティワナク遺跡(Tiwanaku)へ

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ついに、南米アンデス旅がはじまりました!旅の最初はボリビアから。

フライトは東京→ロサンゼルス→リマ(ペルー)→ラパス(ボリビア)の経路で約31時間かかります。
ラパスに着いたらレンタカーで世界遺産のティワナク遺跡(Tiwanaku)へ。初日から高山病の症状が出るし、さらにはラパスの夜道では生きて帰れるか不安になる出来事が…。

朝5時半に自宅を出発!旅のはじまりは眠さ100%

両替をする必要があったため、きじーもやなぎーも、朝の5時半くらいに自宅を出てバスで羽田空港へ向かいました。飛行機は11時に出発予定でしたが、余裕をもって8時前には合流することができました。

今回は準備が過去イチでギリギリになってしまったこともあり、2人ともかなり寝不足です…。きじーは一睡もせずに今日をむかえたそう。飛行機でしっかり寝れるように羽田空港でネックピローを調達します。

そして、保安検査場で手荷物検査!今まで見たこともないような混み具合で30分くらい並びました。どうやらこの時間はとても混むようです。

手荷物検査では、今まで鞄からPCを取り出す必要があったのですが、出さなくてOKになってました。面倒だな〜と思ってたので大変ありがたい!!今回は経由地含めて3回飛行機に乗りましたが、PCを鞄から出さなくてよかったのは日本のみでした。

約10時間半のフライト!羽田空港からロサンゼルスへ

いよいよ日本を出発です。今回の座席はプライオリティシート!
席が広いため、足を伸ばしやすく快適です。ご飯を食べるときに使用するテーブルの奥行きを調整できることや、アメニティが充実しているのもGood ポイントです。やなぎーは初めてのプライオリティーシートだったのですが、とても心地よく過ごすことができました◎

ここからは、恒例の機内食紹介です!1回目の機内食がこちら↓

サラダ(ドレッシングはキューピー!)、鮭をまぶした和物のおかず&練り物、照り焼きチキンとパラパラチャーハン、チョコレートケーキ、パンでした。チャーハンは黒胡椒が強めでしたが、美味しかったです!

2回目の機内食がこちら↓

海鮮焼きそば、フレッシュフルーツ、ブルガリアヨーグルト(ブルーベリー味)です。

約7時間のフライト!ロサンゼルスからリマ(ペルー)へ

乗り継ぎ先のロサンゼルスには現地の朝6時に到着!
到着したら預けていた荷物を自分でピックアップして、専用の場所に持っていく必要がありました。

USは入国審査が必要(乗り継ぎする国によって入国審査の有無は異なります)なため、手続きをします。
ここでも30分くらい待ちました。今回、私たちはプライオリシートに乗れたのでこの程度ですみましたが、普通の席だともっと時間がかかっていたかもしれません。
入国審査の手続きをしてくれたお兄さんは、とってもチャーミングで優しかったです◎

今度のフライトは13時発なので、約5〜6時間待つ必要があります。
仕事したり、寝たり、腹ごしらえしたりで時間を潰しました。やなぎーは、出国してから自分の靴に穴が空いていのを見つけてしまったため調達したかったのですが、乗り継ぎで入れる場所には売ってませんでした…悲しい。

そんなこんなしてるうちにフライトの時刻に。

飛行機に乗った後はほとんど寝てました、ほんともう寝れば寝るほど眠い…。機内は少し寒かったです。

ちなみに、添乗員さんは気さくでいい人ばかり!過去で1番良かったなと思うほどでした。

この飛行機でも機内食が2回ありました!1回目の機内食がこちら↓

メインはトマトチーズパスタ!バジルソースがふりかかっていて美味しかったです。
右手にあるのは、ピタパンのようなおやつ感覚の食べ物です。食感はモチッとしていて、少し甘みのあるクリーミーなバターがよく合います◎
今まで機内食で食べたパンの中で1番美味しかったです!!このフライトでは、過去イチが炸裂してます。

2回目の機内食がこちら↓

メインはトマトポテト牛煮込み!お肉は少し硬めでしたが、味が染みてて美味しかったです。
ここでも、ピタパンみたいなのとクリームバターがついていました。ほんともうこれ買いたいくらい!南米の乳製品のレベルの高さを期待して胸が高まります…!

約2時間のフライト!リマ(ペルー)からラパス(ボリビア)へ

2つ目の乗り継ぎ先のリマ(ペルー)に到着!2時間ほど待ち時間を過ごして出発です。
リマではペルーの民族衣装がたくさん売っていました。空港だからか価格は2万円ほどと高価です。

フライトは一瞬でした。時差があるから3時間なのですが、実質の所要時間は2時間です。

朝の6時にラパス空港へ無事到着!標高3,800mの空港とかなり高い位置にあり、到着着後からすでに高山病の兆候がありました…。預けていた荷物をピックアップした後、入国審査を受けます。預け荷物も機内持ち込みの荷物も、すべてチェックされました。

手続きが終わり、レンタカーを借りに行こうと思ったのですが…レンタカー屋は9時オープン!
約3時間ほど時間があるため、その間に朝ごはんを食べ、両替やeSIMの手続きを済ませました。

朝ごはん

空港の2Fにあるフードコートのようなところで、サルティーニャを食べました!ボリビアに行ったら食べたかった料理です。

サルティーヤは、牛肉や鶏肉などの細切れ具材を、小麦粉で作った生地でくるんでオーブンで焼いたものです。形状は餃子に似ていて、スイートポテトみたいなこんがり色をしています!

外の生地はカリカリ、中はトロッとでとっても美味しかったです。スパイスが効いているのもGood!
他の記事で、ボリビアのグルメ特集についても書いています。良かったら見てみてくださいね。
ボリビアもグルメ大国だった!現地で食べたい料理6選!サルティーヤ、ウミータなど

両替

細かいお金がないというプチトラブルはありましたが、それぞれの国の通貨、ボリビアーノ(ボリビア)、ペソ(チリ)、ソル(ペルー)に両替することができました!

eSIM

この地域の通信会社は、ENTELとTigoが有名で2強と言われています。今回、私たちはボリビアのインフラを長らく支えてきたENTELにしました。

ENTELの窓口の近くには、大きな窓があり綺麗な山を見渡せます。近くにいた警備員のお姉さんに山の名前を聞くと「チャカタイヤ(正確にはチャカルタヤ)」と教えてくれました。
ラパスの街は、ワイナポトシ、コンドリリ、セロ・ムルラタ、イイマニ山など、たくさんの有名な山に囲まれています。標高3,800mの空港にも関わらず、さらに上の方にある山がいっぱいなので驚きです。

レンタカー

そして、いろいろ用事を済ませていたら、レンタカー屋の開店時間になり早速手続きを行います!しかし、ここで2つトラブルが発生し時間をだいぶロスすることに。

1つ目はレンタカー代の決済について。レンタカー代は現地決済だったのですが、使おうと思っていたカードが使えずやむ無く現金に!この空港はATMコーナーがかなり充実しているので、問題なくお金を下ろすことができましたが、ここで少し時間を費やしてしまいます…。

2つ目はレンタカーの種類について。いつもの如く希望の車ではなく、特殊なAWD車が用意されていました。私たちは、手動で4WDに切り替えられる車を想定していたのですが、用意してくれていた車は手動で切り替えすることができず、自動で切り替わるものでした。ここの交渉時間にかなりの時間を費やした結果、予定の3時間オーバーで空港を出発!

車を変えることはできなかったのですが、対応してくれたお姉さんは終始とっても親切でした。

世界遺産のティワナク遺跡へ

時間をかなりロスしてしましましたが、今日中には観光スポットを1つでも行っておきたい!ということで世界遺産のティワナク遺跡に行くことにしました。ティワナク遺跡は空港から車で1時間半くらい。すでに高山病の影響を受けていましたが、しんどい気持ちを抑えつつ車を走らせます。

ティワナク遺跡は標高3,970mの荒野に佇んでいます。

石造技術の高さが特徴的で、インカ文明に多大な影響を与えた重要な世界遺産です。2,000年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ティワナク遺跡を散策します。高山病の症状が出ており頭がぼーっとするし、頭痛もある(下を向くとよりガンガンする)少しの階段の上り下りでもしんどいです。

カラササーヤの隅に置かれた巨大な一枚岩の門「太陽の門」や、

180もの石の顔が壁面から突き出している半地下の広場「半地下神殿」などがあります。

顔のアップはこんな感じ。

実はあまり発掘が進んでおらず、修復もまだ30%程度に留まっています。

驚きの交通事情!ラパスの夜道を通って宿へ

泊まる宿は、ティワナク遺跡から車で2時間ほど走ったところにあります。
宿までの道中、15〜30分くらいずっと絶景が広がっていました。高度は4,000m超え!アフリカっぽい大地が広がりつつも、遠くにはカナディアンロッキーのような岩肌が赤い山々が連なっています。
あまりに綺麗だから車から写真をとっていると、野良犬たちがたくさん周囲に集まりだしたので退散することに。ここだけでなく、至るところに野良犬がいます。

ここからは問題の道路事情についてです!ラパスの交通マナーはほんとにひどい…終始身の危険を感じます。
現地の方の運転はとても荒く、赤信号は平気で無視するし、一方通行は逆走するし、ウィンカーは出さないし…。車と車の間は10cmスレスレの世界。

交通ルールなんてものは最早なく、日本の常識は通用しません。
特に街の中心部は車でごった返していて大変!それにも関わらず、通行人は1mでも車間距離があいていればその間を平気で歩きます。サイドミラーに当たりながら歩く人を見かけて驚愕しました…。

そんなこんなで、Googleマップ通りに家まで行ったら生きて帰れない気がしてルート変更。
街中を避けたことで、45度ほどありそうな急勾配の道を進むことに!しかしここは山道ではなく住宅地、家がところ狭しと立ち並びます。
急勾配だから見晴らしがよく、標高差が高いから上下に広がる夜景が圧巻です。

走り続けていると、急に住宅地を抜けて完全なオフロードが出現!
オフロードの途中には、南京錠のついた大きな柵があり、自分でその南京錠の開けて通らなければいけない(もちろん、通ったらまた施錠します)ところもありました。

無事に宿に到着することができましたが、本当に緊張しっぱなしのドライブでした。結局、予定していた2倍の時間がかかりました。

晩ごはんはピザをテイクアウト

宿に着いたら、すぐに仕事のミーティング時間!ZOOM会議をしました。
晩ごはんは、もう作り気力は一切なく、宿の隣にあるピザ屋さんでテイクアウトして済ませました。

ドッと疲れた1日目でした…眠って明日からの旅に備えます!

2023.06.26

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