朝3時出発!夜道でカンガルーに遭遇
オーストラリア旅もいよいよ終盤。
この日は長距離移動の最終章ともいえる一日で、走行距離は約780km。今日の目的地は波のような巨岩で有名なウェーブ・ロックとピナクルズ砂漠です。
ピナクルズ砂漠で夕日を見たいために、起床はなんと朝3時!まだ真っ暗な中、車のヘッドライトを頼りに出発しました。

この日の未明は雨が降っていて、前方が見えづらい時間帯もありました。
それでも助けられたのが満月の明るさです。
西オーストラリアの郊外は街灯がほとんどなく、新月の夜は本当に真っ暗になります。その点、この日は月明かりが周囲を照らしてくれていて、視界の確保という意味ではかなりありがたかったです。
そんな中、レッドカンガルーとの遭遇しました。
突然、道路脇から大きな影が飛び出してきたんです。「なんだ!?」と思った次の瞬間、それが巨大なカンガルーだと分かりました。
しかもかなり近い。
旅中に見た生きている野生のカンガルーの中では、間違いなく最接近でした。
一瞬だけ目が合ったのですが、その時の表情が忘れられません。
こちらに驚いたように目を大きく見開いていて、ほんの数秒の出来事なのに妙に印象に残っています。
本当に衝突しなくてよかった。
オーストラリアの夜道では、動物との遭遇が常に隣り合わせだと改めて実感しました。
波の形の巨岩 ウェーブ・ロック
朝一番の目的地は、西オーストラリア州の名所「ウェーブロック」。
その名の通り、大きな波が押し寄せているように見える巨大な岩です。
長さは約110m、高さは約15m。

ホープタウンの宿を出ておよそ2時間半でウェーブロックに到着しました。

朝日の時間を狙って来たものの、小雨が降っている。
空は雲で覆われ、青空がひとつも見えない…
ひとまず駐車場に車を停めてココアを伸びながら待機。

30分くらいすると雨が止んでくれたため、ウェーブロックまで歩くことに。駐車場からウェーブロックまでは歩いて3分くらいですぐ近くです。
どんな光景が待っているのか、ワクワクです!

おお〜でかい!これがウェーブロックか。
名の通り、本当に波みたい。

近くで見ると想像以上の迫力でした。
巨大な一枚岩が滑らかに湾曲し、まるで海の大波がそのまま固まったような形をしています。自然が作ったとは思えないほど美しい曲線でした。
岩肌の模様も印象的でした!赤、オレンジ、黒、黄色が幾重にも重なり、まるで絵の具で描いたような縞模様になっています。

ウェーブロックは約27億年という長い年月をかけて風雨の浸食によって形成されたといわれています
ただ、この日はあいにくの小雨。
時折太陽が顔を出すものの、すぐに雲に隠れてしまう天気でした。
晴天だったらもっと美しかっただろうなと思いつつも、雨に濡れた岩肌は独特の色合いを見せていて、それはそれで印象的でした。
右の方に歩いていくとウェーブロックの上に登れる階段がありました。

小雨が降り始めていましたが、せっかくなので登ってみました。

波のてっぺんを歩くことができました!面白い形をしていますね〜
※雨で濡れて滑るので注意してくださいね。
上から景色を眺めながら散策を楽しみ、次の目的地へ向けて再び出発です!
西オーストラリア州の田園風景をドライブ
ウェーブロックを出て、ピナクルズ砂漠の方面に向けてひたすら車を走らせます!
天気はイマイチでしたが、ガソリンスタンドのオブジェや看板がユニークで楽しい。


1時間ほど走ったところで天気が一変!!
嘘みたいに青空が広がり始めました。

私たちはウェーブロックからピナクルズ砂漠まで下記ルートで向かいました。(パースに近づくと運転が大変になるため、パースを避けたルートにしました。)これが大正解でした!
パースの北側へ向かう道は、これまで旅してきた内陸部と比べると緑が濃く、木々も高い。
広大な畑や牧草地が続き、穏やかな空気が流れていました。

そして何より目立ったのが羊の多さです。これまでも羊は見かけていましたが、このエリアは数が段違い。牧草をのんびり食べる姿があちこちで見られました。


緑豊かで癒される風景が多かったですが、意外とカーブが多かったです。車通りは多くないため、運転自体は難しくないのでご安心を!

道中には鳥さんもたくさん出会えました!
▼チャイロハヤブサ(Brown Falcon)

オーストラリアとパプアニューギニアのみ分布する猛禽類。オーストラリア全土の草原や農地に広く生息しています。体長約40〜50cmで、羽色は個体によって濃褐色〜淡褐色とバラつきがあります。電柱や枯れ木の上からキョロキョロと獲物を探し、昆虫・トカゲ・小型哺乳類などを捕食。巣は自分で作らず、カラスなどの古巣を使い回すちゃっかり屋。
▼コダイマキエインコ(Elegant Parrot)

オーストラリア固有種の小型インコ。体長約23cmで、黄緑色の体に青い額帯が鮮やかなおしゃれな見た目が名前の由来です。草原や低木地帯に生息し、地面で草の種を食べる姿がよく見られます。繁殖期以外は小群で行動。警戒心が比較的低く、じっくり観察できることも多い愛らしいインコです。
森の中で手作り弁当ランチ
実はこの日のお昼ごはんは手作り弁当!
前日の夕食で作ったおかかポテトを残しておき、簡単なお弁当を準備していました。

朝からずっと「お弁当どこで食べる?」という話ばかりしていました笑
せっかくなら景色のいい場所で食べたい!そう思って主要道路から少し外れた道へ入ってみることにしました。すると、その選択が大正解でした!
細い道を進んだ先にあったのは、木々に囲まれた静かな森。まるで童話の世界に入り込んだような風景でした。
目の前には牧羊地もあり、羊がいました!今日は本当によく羊に出会う。

お弁当の中身は、おかかポテトとおにぎり。
鮭のおにぎりもあり、余っていた海苔を追加で巻いて贅沢にいただきました。


こういう場所で食べるご飯は本当に美味しい。こういう寄り道が、ロードトリップの幸福度を一段上げてくるんだよね。
食後は眠気に勝てず、車内で30分ほど昼寝をすることにしました。
朝3時起きですから、これはもう仕方ありません笑
ピナクルズ砂漠の夕日を目指して
そして夕方、ついにピナクルズ砂漠へ。
西オーストラリアのナンバング国立公園にある有名スポットで、砂の大地に石の柱が無数に突き刺さっている。しかも形がとんがりコーンみたいに尖っていて、見渡す限りトゲトゲ。ナミブ砂漠やサハラ砂漠のような砂丘メインの砂漠とは、景色の方向性がまるで違う。

ピナクルズ砂漠へ向かう様子や、実際に行った感想は以下で詳しくまとめてあります!
サバンティーズに宿泊
ピナクルズ砂漠を楽しんだ後は、本日の宿泊先のサバンティーズの街へ。ピナクルズ砂漠から車で20分ほどです。
夜ご飯はCervantes Bar & Bistroというレストランへ。

サバンティーズは小さな町ですが、ロブスター漁が有名とのこと。せっかくなのでロブスターをいただきました!

ロブスターの実はぷりぷりでとっても美味しかったです!イカのフリットも柔らかくて美味しかったですし、タコマリネも味付け抜群で美味しかったなあ。おすすめできるお店です!
かなりボリュームがあってお腹いっぱいになりました。
レストランを出たら宿泊先のRAC サバンティーズ・ホリデー・パークへ。

レセプションはすでにしまっていたので、事前に教えてもらった方法で宿の鍵を入手します。オーストラリアは事前に詳しく時間外チェックインの方法を教えてくれる宿が多く、すごく助かりました!

鍵の受け取りは、このキーボックスに暗証番号を入れるだけ。アフリカや南米ではいっつもチェックインに時間がかかっていたので、このノンストレスさにテンションが上がってしまう。
こちらが本日の部屋です!

一棟貸切のコテージです。
コテージのすぐ横に車も停止でき、荷物の搬入がとっても楽でした。
敷地内には多数コテージがあり、真ん中にはプールもありました。

コテージの中はとっても広い!十分過ぎるほど広い。最終日なので長旅で散らかった荷物整理やパッキングに最適な宿でした。





寝る前にパッキングをある程度終わらせたかったですが、朝3時起きでその体力は残っていない…。この日は日付が変わる前に就寝し、また夜中3時ごろに起きてパッキングしました。
ここ最近、暗いうちに起きることばかりだなあ笑
今日も思い出深い、楽しい1日となりました!
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