アリススプリングスの秘境・レインボーバレーで見た「赤く燃える崖」

アリススプリングスの秘境・レインボーバレーで見た「赤く燃える崖」

オーストラリア旅行記

オーストラリア中心部に位置する街、アリススプリングス。
ウルルの玄関口として有名なこの地に、もうひとつ外せない、知る人ぞ知る絶景スポットがあります。
その名も「レインボーバレー」。

夕日を受けた断崖が、燃えるように赤く染まる。そんなマジックアワーの絶景が見られる場所です。

レインボーバレーとは?アリススプリングスの知られざる絶景スポット

レインボーバレー(正式名称:レインボーバレー保護区)は、アリススプリングスから南へ約100kmの場所に位置する保護区。

レインボーバレー保護区

朝日や夕日を浴びて、砂岩でできた崖がオレンジから赤、紫へと刻々と色を変える…それがこの場所の最大の見どころです。ジェームズ山脈の一部であるこの保護区は、アボリジニ(南部アレンテ族)にとって重要な土地でもあり、岩絵やすり石など、古くから人々の営みの痕跡が残されています。

ウルル(エアーズロック)ほどの知名度はなく、観光客もごくわずか。アリススプリングスを訪れる旅人の間でも「知ってる人だけが行く場所」として語られる、まさに秘境中の秘境なんです。

実際に訪れてみた!レインボーバレーへの道のり

赤土のオフロードを進む

オーストラリアの主要道路は快適に舗装されていますが、レインボーバレー直前の道は一変します。途中で舗装がなくなり、現れるのは赤茶けたオフロード。

「久々のランクルロード、これぞ秘境旅!!」と、冒険心に火がつきます。

赤土のオフロードを進む

オフロードと言っても比較的走りやすかったです。タイヤが砂にハマるほどではなかったです!オフロードをしばらく走ると、遠くに赤茶けた崖のシルエットが見えてきました。

雄大な大地に聳える“ドドん”と大きな崖。太陽の光を正面から受けた崖は、鮮やかな色に輝いています。
これぞ、求めていたオーストラリア!!

ビューポイントは2か所?

レインボーバレーにはGooglemapで見るとビューポイントが2か所あります。どちらでサンセットを撮影すべきか判断したかったので最初のビューポイントを訪れた後すぐ、もう一方を目指してさらに奥へ進んでみました

はじめは赤土のオフロードが続きますが、途中から車体の下が擦れてしまいそうなほど荒れた道に…。それでも気合いで進んだのですが、結局ゲートが閉じられていて、2つ目のビューポイントには近づくことができませんでした。泣く泣く、道を引き返すことに。

道を引き返す
ビューポイント

その後、元のビューポイントのあたりで散策していると、なんと徒歩でも行けそうな道を発見!そこを進んでいくとこんな景色が。

レインボーバレー

燃えるような赤い崖とマジックアワー【レインボーバレーの絶景】

絶好のスポットに歩いて辿り着く頃には、ちょうどマジックアワーの時間。
太陽が西へ傾き、日に照らされた崖が少しずつ色を変えていきます。オレンジから深い赤、そして日が沈む寸前には「燃えているか」と見まがうほどの赤に染まっていきました。

燃えるような赤い崖を撮影するきじー

写真でも伝わるといいんですが、あの色は「実際に見た人にしかわからない赤」だとも思います。目の前で大地が燃えているみたいで、しばらく声も出ませんでした。地球の色ってこんなに鮮やかなんだ、と感動したほど。

余韻にしばらく浸りたい気持ちもありますが、日が沈みきる前に急いできた道を引き返します。

絶景の余韻に浸りながら、カップラーメン

無事に車まで戻ったら、私たちの旅の恒例イベント!!そう、絶景を眺めながらカップラーメンを食べます。

持ってきたお湯を注いで、待つこと数分。カレー味のカップラーメン完成です。
麺をすすりながら、さっきまでいた崖の方をぼんやりと眺めます。オーストラリアの夕日は、まるで大きなみかんみたい。温かい丸い光が、地平線の向こうにゆっくり消えていく…。

絶景を眺めながらカップラーメン(カレー味)

この「絶景とカップラーメン」の組み合わせ、私たちにとって最高の贅沢なんですよね。

この後は宿泊先のホテルに帰ったのですが、ドライブ中の窓の外は満点の星空。
南半球ならではの南十字星がはっきりと見えます。そんな中、流したのはこれまた私たちの旅の定番・ジブリ曲。この広大な景色にびっくりするほどマッチしていて、最高に幸せな帰路となりました。

レインボーバレーからの帰り道の様子

レインボーバレーを訪れた日の1日の流れは以下の記事でまとめています!よかったらこちらもチェックしてみてくださいね。

レインボーバレーへのアクセスと注意点

アクセス基本情報

最寄りの都市アリススプリングス(Alice Springs)から南へ約100km
所要時間車で約1時間〜1時間半
道路状況途中から赤土のオフロード
訪問のベストタイム早朝もしくは夕方(日が崖に当たる時間帯)
周辺環境砂漠地帯のため、周辺には乾いた大地が広がる
地面は乾いて割れていた

最寄りの都市「アリススプリングス」へは、シドニー・メルボルン・ダーウィンなどオーストラリアの主要都市からの国内線が運航しています。
現地ではレンタカーを借りて向かうのが一般的。アリススプリングス発のツアーも催行されているようなので、個人では不安な方は事前に調べてみることをお勧めします!

▽Googleマップ

訪れる際の注意点

4WD推奨:道中は赤土のオフロードが続き、場所によっては荒れた地面も。四輪駆動車(4WD)で訪れるのがベストです!

気温調整できる服装で:1日の気温差が20℃以上になることもあるらしいので、重ね着できる軽いジャケットや長袖シャツがあると安心だと思います。

食料・水はしっかり持参:保護区内にはトイレ、ガスバーベキュー設備、焚き火台、ピクニックエリアなどの基本的なキャンプ施設があるようですが、食料、薪、水などの消耗品は自前で用意する必要があります。途中にスーパーや売店もないので、準備してから訪れるのがオススメです!

まとめ

レインボーバレーは秘境と呼ばれるだけあって、先進国オーストラリアの中でも整備されたスポットではありません。途中から道は荒れてるし、案内板も少ない。でも、夕日に照らされた燃えるような崖と、満天の星空の絶景は、そのすべての「苦労」を帳消しにしてくれます。

冒険が好きな人なら、絶対に気に入るはず!アリススプリングスを訪れるなら、ぜひレインボーバレーも候補に入れてみることをオススメします◎

ポッドキャストでもこの時の出来事について語っています!ぜひこちらもどうぞ。

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