マダガスカル最終日!帰国した日本は大雨で大混乱
DAY17

マダガスカル最終日!帰国した日本は大雨で大混乱

マダガスカル

名残惜しくもマダガスカル最終日。

長引いた体調不良のせいで「早く日本に帰って休みたい」と思う気持ちもあるけれど、それでもマダガスカルの地を離れるのは寂しい。そんな複雑な思いを抱えながら、最後の1日を過ごしました。最終日は、かねてから訪れたかったチンバザザ動植物園の博物館へ。さらに、お気に入りのTシャツ屋さん「MAKI」でショッピングを楽しみ、フライトまでの時間を満喫しました。

朝はのんびりスタート

これまでのハードスケジュールが嘘のように、最終日の朝はゆったりスタートです。今までのyanakiji旅で一番余裕のある最終日でした。

荷物の整理や身支度を済ませたあとは、ホテルのビュッフェで朝食タイムです。久しぶりにしっかりと食べる朝ごはん。新鮮な生野菜やフルーツ、パンがたくさん並び、大満足のビュッフェでした◎

朝食はビュッフェスタイル

特にきじーは、体調不良で今まで食べ損ねた分を取り返すようにモリモリ食べました。

排気ガスに覆われた首都

朝食後は、ラビさんたちと合流し、フライトまでの時間を一緒に過ごします。昨夜まで乗っていたランドクルーザープラドは、彼らのボスの私物だったようで、すでに返却済み。今日は旅の前半で乗っていた年季の入った車に逆戻りです。

古い車で移動

アンタナナリボの街は今日も排気ガスの量が凄まじい。白いモヤが街全体を覆い、普通に呼吸するだけでむせてしまうほどの空気の悪さです。さすがに耐えきれず、窓を閉めてクーラーをつけてもらいました。

クーラーはほとんど使わないようなのでカビっぽい独特な臭いもしましたが、この空気の中ではクーラーの方がマシに思えるほど。現地の人々は、クーラーよりも、排気ガスが充満した走行中の風を浴びるほうが快適だと感じるらしいので驚きです。

クイーンズパレスへ!途中で事故現場に遭遇

道路が混雑

そんなスモッグに包まれた街を進みながら、まず向かったのはアンタナナリボの丘の上にそびえる王宮「クイーンズパレス」。首都の街並みを一望できる絶景スポットとして知られています。

しかし、その道中で思わぬハプニングが。目の前で、停車していたバンにバイクが突っ込んだのです!!!驚いて様子をうかがうも、ぶつけられたバンの運転手はまったく気にしていない様子。どうやら、この程度の事故は日常茶飯事のようです。日本じゃ考えられない。

道路の混雑もあり、クイーンズパレスは外観のみさっと撮影して次の目的地へ。

クイーンズパレスの外観

ちなみに、この王宮は1995年の火災で全焼してしまい、現在の建物は再建されたもの。内部は博物館となっており、クイーンの衣装や調度品、そしてマダガスカルの歴史に関する展示があるそうです。

パレス近くからの眺めもとってもよかったです!!(白くモヤがかってるのが写真からもわかりますね…)

クイーンズパレスからの眺め

古代マダガスカルを学べる博物館

次に訪れたのは、チンバザザ動植物園内にある博物館。ここは、旅の計画段階からずっと行きたいと思っていた場所でした。なぜなら、この博物館にはかつてマダガスカルに生息していたとされる、巨大な鳥やキツネザルの骨格が展示されているからです!!

チンバザザ動植物園とは?

マダガスカルの首都アンタナナリボから車で約20~30分。緑豊かな敷地に広がるチンバザザ動植物園(Botanical and Zoological Garden of Tsimbazaza)は、マダガスカルの固有動物や植物を楽しめるスポットです。

園内には、ワオキツネザルをはじめとするマダガスカル固有の動物のほか、ゾウガメやラクダなどさまざまな動物が暮らしています。また、植物園としても有名で、DAY9で訪れた「アンツカイ植物園」と並ぶマダガスカル2大植物園のひとつなのだとか。

私たちは、これまでの旅でキツネザルや珍しい植物をたくさん見てきたので、ここでは併設の博物館だけ訪れました。

公式サイト  :http://pbzt.recherches.gov.mg/
営業時間   :9時〜17時

博物館には、絶滅した巨大生物の化石がずらり!

マダガスカル・アカデミー

博物館では、かつてマダガスカルに生息していた絶滅動物の骨格や、この島の民族文化を伝える彫刻コレクションなどが展示されています。また、約8万種類の植物を含む、マダガスカル最大の標本室も見どころのひとつ。

中でも圧倒されたのが、かつてマダガスカルに生息していた巨大な飛べない鳥、エピオルニス(象鳥)の骨格標本。成鳥の体長はなんと約3m、体重は約450kg!ダチョウをも凌ぐ規格外のサイズだったそうです。

エピオルニスの骨格標本

エピオルニスの卵の殻も展示されていましたよ〜!その大きさは約30cm。まるで『ドラえもん』に出てきそうなビッグサイズの卵でした。これが見たかったんです。

エピオルニスの卵

館内には他にも、キツネザルや鳥の剥製、恐竜の骨、マダガスカルの部族の伝統的な髪型の展示など、興味深いコレクションがずらり。動植物だけでなく、この島の壮大な歴史や文化にも触れられる、見ごたえたっぷりのスポットでした。

博物館の内部

営業開始は45分遅れ

博物館自体は満足の内容でしたが、営業開始時間はかなりルーズでした。9時開館のはずが、実際に扉が開いたのは9時45分。マダガスカルの人たちがよく「マダガスカル人は時間を守らない」と言っているのを耳にしていましたが、まさにそうだと実感した出来事でした。

私たちは早めに着いていたので結局1時間くらい待ったかな。待ち時間はガイドのラビさん、運転手のチャールさんと背比べして過ごしていました笑

ラビさんは自称「169cm」だったのですが、165㎝のやなぎーよりも小さい。背比べの結果、ラビさんは159cmくらいだったことが判明し、「どう言うことだ!」とみんなで盛り上がりました。

背比べ

マダガスカル人は小柄の人が多いのですが、その分小顔の人も多いため、実際の身長を聞くと思ったよりも小さくてびっくりすることもしばしば。運転手のチャールさんは162cmくらいですが、めちゃくちゃ小顔なので背が高く見えます。

Tシャツ屋「MAKI」で爆買い!

博物館を見学したあとは、残りの現金を使い切るべく、再びTシャツ屋「MAKI」へ!
気になっていたTシャツをはじめ、ズボンや帽子も購入しました。お気に入りのアイテムをゲットできて、旅の締めくくりにふさわしいひととき◎

Tシャツ屋「MAKI」

思い残すことは何もない!そんな高揚感のまま、いよいよ空港へ向かいます。

ラビさんとチャールさんとの別れ

空港に到着し、17日間の旅を共にしたラビさんとチャールさんとお別れのときがやってきました。2人は驚くほど仲が良く、どこへ行くのも一緒で、車内でも絶えずおしゃべりをしていました。本当に面白くて魅力的な2人でした。

空港の前で記念撮影

彼らと巡ったからこそ、今回の旅はより特別なものになったと感じています。一緒に回ったのがラビさんとチャールさんでほんとによかった!!ラビさん、チャールさん、ありがとう!!!
マダガスカルで覚えた言葉「ザイミーツ(本当だよ)」「サラマ(おはよう)」はいつまでも忘れずにいたいなと思います。

2回の乗り継ぎを経て日本へ帰国

2人と名残惜しくも別れたあとは搭乗手続きへ。荷物検査も、出国審査も特にトラブルなくスムーズに終えました。最後に残ったアリアリ(マダガスカルの通貨)を使おうと思っていたのですが、なんと荷物検査をした後のエリアではユーロしか利用できないとのこと!アリアリ→ユーロに換えようにも両替所もない。。まだ、マダガスカルにいるのにアリアリが使えないことにびっくりです!!

アンタナナリボ空港

マダガスカル→エチオピア

飛行機に乗り込んでいざ出発です。行きと同様に2回の乗り換えを経て日本へ戻ります。今回はエチオピアとソウルを経由するルート。およそ23時間の長旅です。

最初の経由地「エチオピア空港」で、無性にお腹が減っていたきじーはバーガキングに行くことに。(やなぎーは頭痛がひどかったためロビーで待機)

ワッパーとポテト、スプライトのセットを注文しました。

エチオピア空港のバーガーキング

バーガーキングだからそこまで日本と差があるとは思っていなかったのですが、なんとポテトは揚げたてにも関わらず洗剤のような風味…。ワッパーは野菜がかなり少なく、日本より圧倒的にまずいという残念なクオリティでした。ただ、店員さんは親切だったので味が美味しければ最高なのに…。

エチオピア→ソウル

飛行機に乗り込み、次の経由地ソウルへ!!

ソウルに飛行機が降り立って最初に感じたのが、異常な暑さ。東京はどうなっているのだと不安になるほどでした。マダガスカルも暑いんだけど湿気がないから、韓国や日本とはまた違った暑さなんですよね。

ソウル空港でもお腹が減っているきじー。何か美味しそうなものはないかと探していると、23ゲート前で「고래사어묵(コレサオムッ)」というさつま揚げのようなスナックが売られているお店を見つけました。

고래사어묵(コレサオムッ)のスナック

もう、これがめちゃくちゃうまい!!

注文すると、店員さんがレンジであつあつにしてくれます。イカやエビ、チーズ入りなど種類も豊富で、大当たりの美味しさ。これはほんとにおすすめ!私たちは、韓国を訪れるたびに食べようと心に決めました。

ソウル→日本

再び飛行機に搭乗し成田空港へ。

23時間、長い道のりでした。東京につく前の情報で、大雨の影響で電車が止まっていたり、停電も起きたりしているとあったので帰路が不安で仕方なかったのですが、成田空港は滑走路は濡れていたものの雨は降っていませんでした。

タクシーで帰宅

無事に荷物を受け取り、空港の外へ。到着時間にあわせて、きじーのタクシードライバーの友人が迎えにきてくれました。「おかえりー」と温かい声で迎えてくれて心がほっこり。

タクシーで移動をはじめると、急に土砂降りの雨と激しい雷が…。車内の会話がかき消されるほどの大雨警報級の天候に驚きました。マダガスカルでは1度も雨が降らなかったので、私たちにとっては久しぶりの雨です。

やなぎーは途中にある東横INNで降ろしてもらいチェックイン。大雨で帰れなくなった人たちかと思いますが、滑り込みで受付するも満室で途方に暮れている姿も見かけました。

東横INNに宿泊

一方のきじーは財布が入ったカバンをタクシーに忘れるという、最後の最後にハプニングも…。

体調不良にも悩まされたマダガスカル旅でしたが、事故や盗難もなく、なんとか無事に旅を終えることができました。マダガスカルでの素晴らしい時間、そして旅を応援し支えてくれた皆さんに心から感謝いたします。

▼追記(旅を終えてから)

私たちがマダガスカルに行ったのは7月後半〜8月前半の乾季です。雨季は1月〜3月で、気候や道路状況がガラリと変わる地域もあります。ぬかるんで通れない道も出るみたいなので、事前に調べていくと良いと思います!

ポッドキャストでは当時の様子をリアルに語っていますので、よかったら聞いてみてください。

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2025.04.01
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