モロッコでは、現地の民族衣装を買い、それを着て街中を歩くのがとても楽しかったです!
現地の人からも褒めてもらえました♪
そこで今回はモロッコの伝統的な服装についてご紹介します!
結婚式や宗教行事などのフォーマルな場で使われる「カフタン」、日常的に使われる「ジュラバ」、そしてイスラム文化圏で欠かせないスカーフ「ヒジャブ」について、それぞれの特徴を分かりやすくお伝えします。
私たちがモロッコで実際に購入した場所もご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
モロッコの民族衣装「カフタン」
カフタンとは?
モロッコの民族衣装であるカフタンは、トルコやアラブなどの近東諸国やイスラムの文化圏で広く着られています。特に、結婚式のようなお祝い事や宗教行事などのフォーマルな場面で欠かせない伝統的な衣装です。
次に紹介する「ジュラバ」よりも丈が長く、華やかな刺繍が施されているのが特徴です。
さらに、カフタンは気温が高い地域に適したつくりになっており、体を覆う部分は多いものの、風通しがよく強い日差しから皮膚を守ります。
マラケシュのフナ広場で購入
私たちは、マラケシュの「フナ広場」にほど近いお店でカフタンを購入しました。
周辺には民族衣装を扱うお店がたくさんあり、それぞれデザインが少しずつ異なります。まずは全てのお店をざっと見て回ることをオススメします!
ちなみに、姿見はほとんどのお店でありませんが、試着したいと言えば店員さんが気を利かせて奥から鏡を出してくれました。
少し悩みましたが、やっぱり青の街「シャウエン」ではブルー系のカフタンを着たかったので、ミントグリーンのカフタンを買いました◎
最初に聞いたカフタンの価格は600ディラハム(約9,700円)でしたが、交渉の結果、400ディラハム(約6,400円)で買うことができましたよ〜!値段はあってないようなものなのかな。
カフタンはスニーカーとは合わせにくいので、日本からサンダルを持参するか、現地でバブーシュを調達するのがおすすめです!!
モロッコの普段着「ジュラバ」
フォーマルな場面で着るカフタンの他に、モロッコには「ジュラバ」と呼ばれる普段着があります。カフタンは少し派手すぎるかも…と感じる方は、ジュラバを買うのもおすすめです!
ジュラバはゆったりとしたつくりの男女兼用の衣服です。
デザインはさまざまで、カラフルなものから落ち着いたシックなものまでたくさんの種類があります。
現地の女性も、普段着用するのはカフタンではなくジュラバだそうです。
女性が着用するとこんな感じ↓
ヒジャブ(スカーフ、ベール)
ヒジャブとは?チャドルやニカブと呼ぶことも
モロッコは、イスラム教徒が多いため頭にスカーフを巻いている人をよく見かけます。
実はこのスカーフ、地域によって巻き方や呼び名が異なるのが特徴です。モロッコなどのイスラム文化圏では「ヒジャブ」と呼ばれますが、イランでは「チャドル」、サウジアラビアやイエメンなどの保守的地域では「ニカブ」と呼ばれます。
▽ヒジャブ
主にイスラム文化圏で着用される「ヒジャブ」は、髪をスカーフの中にまとめます。
このように髪をすべて隠すこともあれば、前髪だけ出すこともあります。
▽チャドル
イランで着用される「チャドル」は、このように顔以外の全身を覆うスタイルです。
▽ニカブ
主にサウジアラビアやイエメンなどの保守的地域で着用される「ニカブ」は、目以外をスカーフで覆います。通常、ヒジャブで髪をまとめたあと顔に布をつけてこの形になります。
▽おまけ:ターバン
北アフリカ地域の先住民であるベルベル人。
砂漠にいるベルベル人は、ターバンを巻いている方が多かったです!
マラケシュのフナ広場で購入
私たちは、スカーフもカフタンと同じフナ広場で買いました!購入したのは2種類。
1つは、赤いスカーフで紫色のエキゾチックな柄が特徴です。私服と組み合わせてもとても可愛い!!
もう1つは青いスカーフ。ミントグリーンのカフタンとよく合いましたー!
実この青いスカーフは、青とオレンジのリバーシブルになっています。気分に変えて色を変えられたのでとっても便利でした!
まとめ
今回は、カフタンやジュラバ、ヒジャブなどのスカーフの特徴についてお届けしました!
マラケシュのフナ広場には豊富な商品が揃っているため、カフタンやジュラバを試してみたい方はぜひ足を運んでみてください。
レンタルもあるそうなので、興味のある方は調べてみることをオススメします◎