サハラ砂漠でラクダに乗る!夕日とラクダ…最高すぎました。

サハラ砂漠でラクダに乗る!夕日とラクダ…最高すぎました。

砂漠といえばやっぱりラクダ!夕日に染まった砂漠でラクダと過ごすひと時は、まさに夢のようでした。
夜はラグジュアリーなキャンプ場でくつろぎ、キャンプファイヤーを囲んで一日を締めくくり。

今日は、サハラ砂漠ならではの体験が詰まった最高の一日でした。

サハラ砂漠の入り口「メルズカ」へ

メルズガはモロッコの南東部、アルジェリアとの国境近くに位置する小さな村。
アフリカ大陸の1/3を占める「サハラ砂漠」の入り口として知られており、観光客にも人気です◎

エルフード→メルズガの道中

移動時間は、前日までホームステイしていたエルフードの宿からおよそ1時間です。15時に宿を出発し、道中の美しい景色を楽しみながら、予定通り16時ごろにメルズカに到着しました!

まずは、今夜宿泊するキャンプ場へ向かいます。

宿でラクダツアーを申し込む

メルズガまでは順調でしたが、キャンプ場はGoogleマップに登録されていない場所だったためなかなか辿り着けず…同じ場所をぐるぐる、ぐるぐる。
そんな時、たまたまバイクのお兄さんが通りかかったので尋ねてみることに。

お兄さんは親切にも宿に電話をかけ、そのまま案内までしてくれました!!
お礼のチップを渡そうと思った瞬間には、もう立ち去った後で渡せずじまい…。本当にありがとう、バイクのお兄さん。

キャンプ場のレセプションに着いたら、早速ラクダツアーの申し込みをしました!
私たちが選んだのは、ラクダで砂丘の頂上まで登り、帰りはジープで戻るコース。自分たちのペースで回りたかったのでプライベートコースにしました。

レセプションと実際に泊まるキャンプ場は車で10分くらいかかるので、ツアーに不要な荷物は、先に運んでおいてくれるとのこと。私たちは必要なものだけをまとめてすぐに出発しました!

プチ情報

今回は、宿でラクダツアーの申し込みができることを事前に確認していました。
宿によってはツアーを受け付けていない場合もあるので、事前に調べておくと安心です!
また、支払い方法は事前決済と現地決済が選べることが多いですが、私たちのオススメは断然「現地決済」です。現地でツアーの内容を聞いてから、納得して支払う方が安心感がありますよね◎

サハラ砂漠でラクダに乗る

仕事に向かうラクダたち

ツアーの出発地点に到着!そこにはたくさんのラクダたちがいて、胸が高まります。

さぁ!私たちもラクダに乗ってみます!
はじめはこのようにラクダが四つん這いになってくれるので、またがるのは楽々です。

ラクダに乗る(前傾姿勢が少しツライ…)

ガイドが合図をすると、ラクダは素直に立ち上がりますが、ここからがちょっと難関…。
四つん這いの状態から並行に起き上がることができればいいのですが、ラクダは後ろ足→前足の順に立つため、乗っている私は前のめりに…。前足が立ち上がるまでは数秒くらいかかるので、その間はこの前傾姿勢が続きます。

ラクダの足は想像以上に長いので、傾きの角度が大きく揺れもすごい。
体が「ぐわんっっ」と揺さぶられて思わず叫んでしまいました。最初はかなりびっくりしましたが、一度経験するとこの揺れもだんだん楽しくなってきます。

プチ情報(荷物はどうやってもつ?/注目のコブはどんな感じ?)

荷物は、ラクダの背にある手すりに巻きつけて固定できます!
肝心のコブはというと、絨毯のような硬い布で覆われていたため残念ながら見ることができませんでした…。でも、コブはちゃんと立っていたので普段からしっかり栄養を摂っているのだと思います!

ラクダのコブの秘密は以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください。

乗り心地はどんな感じ?

ラクダって意外と大きい

ラクダは想像以上に大きく、乗ると視点が高くなって遠くまで見渡せます◎

視点が高い

そして、動きはゆっくりで揺れが少ない。馬のように上下に揺れることもありません!
撮影のために片手を離しても全然怖くないので、砂漠の美しい景色を優雅な気持ちで楽しむことができました♪

ラクダの上は気持ちいい

ただし、砂漠の日差しはとても強烈です。帽子やサングラス、日焼け止めなど、しっかり日焼け対策をしておくことをおすすめします。

ラクダの影

ちなみに、前日にはバギーに乗って砂漠を駆け巡りました!当時の様子は以下の記事で紹介していますので興味のある方はご覧ください。

夕日を狙って続々とラクダに乗った人たちがやってきます。

ラクダの行列

私たちが乗ったラクダ

ラクダの可愛い顔

ラクダの上は驚くほど居心地がよく、乗っているうちにどんどん愛着が湧いてきます。しかもラクダってお顔がめちゃめちゃ可愛いんです!まん丸な大きな瞳と愛らしい口元がたまらない。

ラクダとハグ

ついつい愛おしさが込み上げてきて、ラクダに抱きついたりキスしてみたり。

ラクダとキス

できることなら、このままずっとこの子と旅したい…!!そんな気持ちになりました。

砂漠とラクダ

サハラ砂漠の美しいサンセット

サハラ砂漠の夕日

ついにサハラ砂漠のサンセットタイム!!
夕日が美しく見える場所まで移動した後、ラクダから降りて砂漠を散策しました。

広大な砂漠

サハラ砂漠のどこまでも続く曲線美や、均一に描かれた砂の波紋は本当に圧巻です。

まるで砂の海

夕日を背にラクダを引いて歩く写真も撮ってみました。
迫り来る濃紺の空とオレンジの夕日に、ラクダのシルエットが映えて良い感じ。

夕日とラクダ

ただ、やっぱり砂漠の乾燥具合はすさまじい。喉はカラカラに乾き、持参していた500mlの飲み物も一瞬で飲み干してしまいました。可能であれば、1人1リットル準備しておくと安心です!

車でお迎え

ラクダと夕日を満喫してツアーは終了。
ジープで宿まで戻りましたが、ただ砂漠を走るのではなく、砂丘をぐるぐるとアトラクションのように駆け回ってくれて最後まで大興奮でした!

アラジンのようなガイド

このツアーは、アラジンのような方がガイドしてくれました!3mはありそうなターバンと、青色のベルベル族の伝統衣装が特徴的。砂漠に座る姿はとてもかっこよくて絵になっていたなあ…。

サハラ砂漠の豪華テント

ベッドルーム

今日の宿は「Fantastic Luxury Camp」というキャンプ場!
ファンタスティックという名の通り、ラグジュアリーな雰囲気です。

テントの中には大きなベッドに加え、シャワーやトイレも完備されていて快適そのもの。

シャワー

これだけの設備があれば、砂漠でも不便さはあまり感じません。

夕食はキャンプ場のレストランで食べました。これまた雰囲気が良い。

キャンプ場のレストラン

メニューは「カブのスープ」、モロッコの伝統料理「タジン」、メインディッシュに「チキンフライとジャガイモのソテーの盛り合わせ」。どれも絶品でした。

デザートもついてきましたよ♪ キャンプ場でこんな素敵なディナーにありつけるなんて最高です。

デザート

夜はキャンプファイヤーで音楽を楽しむ

キャンプファイヤー

夜にはキャンプファイヤーを囲みながら、サハラ音楽を楽しむ時間が待ってました。
静まり返った砂漠の中、ぽんぽんとリズムを刻む楽器の音が心地よい…。これは「トバイラ」と呼ばれるモロッコの太鼓で、胴体は陶器、ヘッド部分にはヤギやラクダの皮が使われています。

トバイラ

サイズはそれぞれ異なりますが、高さはだいたい30㎝ほど。大小ふたつの太鼓がセットになっていて、ほんと良い音が鳴るんです。

楽しい時間

トバイラの音色に浸っていると、突然「ジャパニーズソングを歌ってよ」とリクエストが!
緊張しながらも、坂本九の代表曲「上を向いて歩こう」を歌いました。

海外ではこの曲に限る!…と思っています。世界中でヒットした曲なので、こんなシチュエーションにぴったり!もし皆さんも海外でこんなリクエストを受けたら、ぜひ「上を向いて歩こう」を歌ってみてください♪

この砂漠で楽しんだ音楽は以下から聞けます!

サハラ砂漠の1日…ほんとに最高すぎた

夜はロッジを抜け出して砂漠に寝転び、最高の1日を静かに噛み締めました。
夕日にラクダ、ラグジュアリーなテント、キャンプファイヤーのひと時、どれも本当に素晴らしい体験でした!モロッコ旅の際には、ぜひ皆さんにもこの特別な瞬間を味わっていただきたいです!

ポッドキャストでは、当時の様子を楽しく語っています。よかったらこちらも聞いてみてください。

前の記事へ
砂漠で食べたい!モロッコの「ベルベルピザ」が野菜たっぷりで美味しい
2024.09.18
モロッコ
砂漠で食べたい!モロッコの「ベルベルピザ」が野菜たっぷりで美味しい
次の記事へ
初めてのサハラ砂漠、バギーで駆け抜ける!
2024.09.26
モロッコ
初めてのサハラ砂漠、バギーで駆け抜ける!
こちらの記事も人気です