韓国最大の島・チェジュ島(済州島)。日本からの旅行先としても人気だけど、ぶっちゃけ物価ってどうなの?
今回は、現地のスーパーや飲食店で食べたものをもとに、日本との物価の違いや特徴を紹介します!気になる観光地の入場料や、支払い方法の参考にもしてください。
価格は日本と同じだけど量が多い
チェジュ島でびっくりしたのが商品のサイズ感!!
商品価格は日本とほぼ同じなのに、サイズは日本の1.5倍くらいありました。
※最近まで韓国の物価は日本よりも安いとされてきましたが、インフレによる物価の高騰や円安の影響で、現在は日本とほとんど変わらない水準となっているようです。
1.コンビニおにぎり
価格は1,600ウォン(約180円)。写真だとちょっと分かりづらいかもしれませんが、日本のコンビニおにぎりの約1.5倍くらいの大きさです。シーチキン味を食べましたが、日本のシーチキンと似ており美味しかったです!
2.クリームパン in空港
こちらは韓国で人気のクリームパン!コンビニチェーン「CU」が出している「延世牛乳 生クリームパン」です。価格は3,000ウォン(約340円)。
日本で340円のクロームスイーツと行ったら手のひらサイズくらいのものが多いですが、この生クリームパンはでかいんです!なんとメロンパンくらいの大きさなんです。
大きなパン生地の中に、ふわふわのクリームがこれでもかってくらい詰まっています。この値段でこの味は満足感が高い!これ本当に美味しくて…また食べたいなぁ。
3.セブンイレブンで買った辛いお菓子
こちらも韓国で人気のスナック菓子「モクテイト(먹태이트)」。「モクテ(먹태)」と呼ばれる干したスケトウダラと、ジャガイモを組み合わせたスナック菓子です。モクテイトは、昨年韓国でブームになった「モクテカン(먹태깡)」の後発商品だそう。
私たちは、チェジュ島のセブンイレブンで買いました!
70gで1,700ウォン。日本円で約190円なのでそんなに安くはないかな。
プチ情報
チェジュ島にはスーパーがあまりありません。
↓ Googlemapで「スーパーマーケット」を検索した結果(※)
※韓国ではGooglemapが使えないのでご注意を!詳しくは以下の記事で紹介しています。
チェジュ島で運転するなら必須!韓国の地図アプリNAVERマップが優秀すぎる理由とは
私たちが訪れたのは一軒だけで、行動範囲の中ではスーパーをほとんど見かけませんでした。
訪れたスーパーはまるでコストコのようで、食材の大きさは海外級。「え…業務用なの?」と思うほど大きな食材や調味料がたくさんありました。
飲食店は比較的安いが店によって差がある
飲食店は比較的安く、日本円で3,000〜4,000円も出せばリッチな夜ごはんを楽しめます。
1.カンジャンケジャン付き定食
こちらは、カンジャンケジャン付き定食!品数がすごかったです。
1人あたり33,000ウォン(約3,700円)でいただきました。カニを使ったカンジャンケジャンはやや高価なイメージがありますが、これだけの量と質で4,000円未満というのは驚きです!!
ちなみに韓国では2人前〜のメニューが多く、大皿に人数分の料理が乗った状態で提供されます。みんなで大皿から取り分けて食べるのが一般的。
2.アワビのバター焼き(済州東門市場)
済州東門市場で食べたアワビ串は、バターたっぷりでとても美味しかった…!
大きなアワビが5個ついて、10,000ウォン(約1,100円)でした。日本だったらアワビ2〜3個くらいで1000円超えちゃうと思うので、安いです。
3.韓国おでん(済州東門市場)
アワビのバター焼きと同じく、済州東門市場で食べた韓国おでん。1つあたりなんと1,000ウォン(約110円)です。破格の安さ!!
日本のおでんとは違い、韓国おでんはヤンニョムダレで辛さと旨味をプラスして食べるのが一般的!
4.焼肉
焼肉店で食べた黒豚セット、50,000ウォン(約5,700円)。
一人あたり2,800円で、食べきれないほどの量が出てきました。お肉やつけ合わせだけでなく、アワビやチゲ、卵料理もついてこのお値段。ボリュームを考えるとめちゃくちゃお得です。
5.ハンバーガー(城山日出峰)
こちらは、「城山日出峰」という観光地で食べたポークバーガーセットです!
ドリンクとポテトがついて17,800ウォン(約2,200円)。
※ドリンクは3,000ウォンをプラスして、みかんジュースにアップグレードしました。
決して安くはありません。観光地の中にあるお店なのでやや割高なのかも。
6.ラーメン(済州国際空港のレストラン)
旅の最後、現金が余っていたので済州国際空港で食事をしました。空港のレストランは高めの価格帯で、ラーメン1杯あたり11,500ウォン(約1,300円)。特別量が多いわけでもないので、割高に感じました。
ちなみに、空港で買ったお水は3,000ウォン(約340円)…た…高い…。
観光地の入場料は安め
チェジュ島には自然を満喫できる観光スポットがたくさん◎
入場料は日本と比べると良心的な価格なので、お金をあまり気にせず楽しめます!!
観光地の情報(概要やアクセス方法など)については、以下の記事で詳しく紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください!
【カメラ女子必見】チェジュ島で映える写真スポットはここ!撮影ポイントも紹介
ヨンモリ海岸
ヨンモリ海岸は、入場料が2,000ウォン(約230円)で駐車場は無料です。駐車場は近くにたくさんありますが、他の施設と併用した無料駐車場のため取り合い合戦に注意です…。
支払いにはクレジットカードが使えます。
大浦柱状節理帯
ヨンモリ海岸と同じく、入場料が2,000ウォン(約230円)で駐車場は無料です。
支払いにはクレジットカードが使えます。
城山日出峰
城山日出峰は、入場料が5,000ウォン(約570円)で駐車場は無料です。山のてっぺんまで登らない場合は入場料なしで無料で散策できます。
キャッシュレス化は日本より進んでる
韓国はキャッシュレス文化が進んでおり、現金が不要な場合がほとんどです。
店舗、コンビニ、タクシーはもちろんのこと、多くの飲食店でクレジットカードが使えます。日本だと現金もしくはPayPayのみというお店もまだかなりありますが、チェジュ島はクレジットカードも全然使えました。
唯一、済州東門市場は現金のみという屋台が多かったですが、それ以外でクレジットカードが使えなかったことはありませんでした!屋台グルメを楽しむ場合はある程度の現金を持っていくことをおすすめします。
また、韓国では日本と同様にチップ文化はないので、基本的に追加の支払いは必要ありません。
プチ豆知識:余った現金は電子マネーへ!
キャッシュレス大国の韓国とはいえ、念のため現金も持っていきますよね。現金を持って行ったはいいものの、帰国前に現金を全部使い切れなくて困ったっていう経験はありませんか?そんな時はPocket Changeというサービスが便利です。空港などに無人機械が設定されていて、そこに余った現地通過を入れ、電子マネーに交換できるというものです。
Pocket Changeは手数料がかかりますが、もう使うことのない国の通過であれば電子マネーに変換してしまった方がお得!
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今回は、チェジュ島で購入したものを通じて、日本との物価の違いを見てきました。
思ったより物価は高かったでしょうか?安かったでしょうか?
ポッドキャストでもチェジュ島の物価について語っていますので、よかったら聞いてみてください!