南米アンデス旅8日目はセロ・リコ(Cerro Rico)へ
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南米アンデス旅8日目はポトシ市街への移動日です!
高山病の影響を受けて2人ともダウン気味ですが…今日も1日たっぷり楽しみました。
仕事から始まった8日目(7日目の夜)
今日はきじーの大事なプレゼン日!日本との時差があるため深夜0時からプレゼン開始です。
しかし7日目の夜10時ごろからネットワークが一気に繋がらなくなるトラブルが発生…!いろいろと策を試みるも、かろうじて繋がったのはモバイルのみ⚡︎さらに繋がってもポツポツと通信が切れてしまうという最悪の状況です…。
急きょ日本にいるメンバーに進行してもらいプレゼンは無事終了できました。臨機応変に対応してくれて本当にありがとう!!実際に旅して分かりましたが、ボリビアでは通信トラブルが比較的多いため注意が必要です。
しかし、プレゼンが終わってもきじーの夜は終わりません…!3時ごろまで仕事をしてベッドに入ったのは4時。昼までしっかり寝れたらいいのですが、今日は移動日でポトシまで行く必要があります。仕事が残っていたこともあり8時に起きて再び仕事をして出発の準備をしました。
お昼前にスクレの宿を出発!
スクレからポトシへは車で3時間半かかります。
今日のドライブコースもカラフルかつバリエーション豊富な山の景色が続きます。なんであんなにカラフルなんだろう…と調べてみると、土中に含まれている鉱物が影響しているようです。もう最高に美しい!!
そんな絶景を見ながら、車をしばらく走らせたところでお昼休憩をすることにしました。
お昼ご飯はやなぎーが作ったツナサンドとハムチーズサンド、オニオンスープです!コーンスープを飲むことが多いけど、オニオンスープも最高でした。ツナサンドに入った薄切り玉ねぎとスープがよく合う◎
絶景を見ながら食べるご飯はいつも以上に美味しかったです♪
ポトシ市街に到着〜!
15時ごろにポトシ市街に到着!ここでポトシ市街について少し解説します。
ポトシ市街は1987年に登録されたボリビアの世界遺産で、首都ラパスの南東約440kmに位置しています。ちなみに、ラパスは事実上の首都で憲法上の首都はスクレです。この点については、DAY7の記事でも解説しているので興味のある方はぜひご覧ください。
DAY7:世界遺産スクレの街歩き!5月25日広場で40円グルメを堪能
ポトシの歴史は遡ること1545年、先住民が銀の大鉱脈である「セロ・リコ(富める山)」を発見したことから始まります。この発見を聞きつけた侵略者のスペイン人たちは銀を求めて次々とポトシへ集まりました。
当時、ポトシの銀鉱脈は、メキシコの「サカテカス」や「グアナフアト」とともに中南米の三大鉱山とされ、多くの人々が集まる場所となりました。最盛期の人口は20万人近く。アメリカ大陸で最大の町となりました。
しかしその発展の裏側では、銀の鉱脈を採掘するため多くの先住民が強制的に集められ、黒人奴隷も含めて約800万人が犠牲になったとされています。
採掘によって次第に銀が枯渇するとたちまち多くの人々がこの地を去り、町は時代の流れから取り残されることに…。今はかつての繁栄の名残をとどめる古い町並みだけが残されています。
ポトシ市街は鉱山のふもとに広がっており、金銀箔がふんだんに使われたサン・ロレンソ聖堂などが今も残っています。ポトシ市街は人類の歴史において重要な時代を象徴するものとして世界遺産に登録されました。
ちなみに、ポトシは日本で言うところの「県(都道府県)」に相当し、ウユニ塩湖もポトシの中にあります。ここからは、ポトシで今日経験したことをスポットごとに紹介していきます!
ポトシを巡る
ガソリンスタンド&ATM!ハートフルな人々との出会い
ポトシに到着して私たちはすぐにガソリンスタンドに向かいました。ちなみにポトシの道はめちゃくちゃ狭い!!
ガソリンスタンドは地元のルールが多い場所です。車も多かったことからスムーズに入ることができず、再び列に並びなおし2周目に突入…。それに気づいたガソリンスタンドのお兄さんが私たちを優先して通してくれました。
しかし、私たちの前で待ってた車はそんな事情は知らないためお兄さんにクレームを入れます。お兄さんは毅然とした態度で私たちを守ってくれました。観光客の私たちにこんなにも親切な対応をしてくれるなんて…!
このお兄さんは支払いの時も親切で…!実は計量を間違えてしまって、お金が少し足りなかったのですがオマケしてくれました。何から何までありがとうございます。
このお兄さんに限らず、ポトシにはハートフルな人がとっても多いです!!
ATMで戸惑っていると親切なマダムが優しく教えてくれたり、道を尋ねたら親切なお兄さんが案内してくれたり。実は、道を尋ねた後も目的地に辿り着くことができずウロウロしていたのですが、様子を見にわざわざ追いかけてきてくれて一緒に探してくれました。
今日1日で、ポトシの人々の温かさにたくさん触れることができました。
標高4,000mの銀鉱山「セロ・リコ(Cerro Rico)」
用事を済ませた後は、ポトシの銀鉱山「セロ・リコ(Cerro Rico)」を目指します。道幅が狭いうえに石畳で車が揺れる揺れる…。怖かったです。
なんとか駆け抜けて銀鉱山へ到着!まだ道は続いていたのですがさらに悪路になりそうだったので、車から降りました。
200mほど歩いて到着!かっこいい…!!
標高4,000mの場所にもかかわらず、はしゃぎすぎて体はふらふらに…。
地面を掘ってみましたが残念ながら銀は出てこず…!でも興奮しっぱなしの銀鉱山でした♪
宿でチェックインするもかなりの時間を要す
夕日まで少し時間があるので一度宿に寄ってチェックインします。…しかし、受付にかなり時間を要し30分以上も待つことに。
結局、日は沈んでしまい夕日を見ることができませんでした。
Catedral Villa Imperial de Potosí
宿に荷物を置いて街をぶらぶら。
すると大きな教会が見えてきました。
この教会は「Catedral Villa Imperial de Potosí」と言い、ポトシの広場にあります。
中に入るとちょうどミサをやっていて見学させてもらいました。
夜ごはんは「Bar兼ハンバーガー屋さん」で…
再び街をぶらぶらしつつ、夜ごはんを食べるところを探します。
今日の夜ごはんはBar兼ハンバーガー屋さんの「LA TABERNA DEL CHAPACO」に決定!
もともと行きたいところがあったのですが、やってなかったのでここになりました。
私たちはフライドポテトとハニーマスタードの手羽先、BBQソースのチキンを食べました♪
ビールがあまりにも美味しそうで体フラフラなのに飲んじゃいました!美味しかった〜
ポトシに着くまでは元気だった私たちですが、徐々に高山病の影響が出てきてダウン気味…。
しっかり休んで明日に備えたいと言いたいところですが、頭が痛くて寝れそうにありません(泣)
2023.07.03