南米アンデス旅7日目はスクレ(Sucre)を巡る
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南米アンデス旅7日目はスクレ(Sucre)の街歩きです。「チュキサカ県庁舎」や「5月25日通り」「ラ・レコレータ」などに行きました。それでは今日の出来事を振り返っていきます!
スクレ(Sucre)の基本情報
スクレ(Sucre)はボリビア多民族国の憲法上の首都です。現在、事実上の首都は北部の大都市ラパスで、主要な機関はほぼ全てラパスに移管されています。スクレに残っているのは最高裁判所のみ。
1538年、スペインからやってきた征服者「フランシスコ・ピサロ」の指示によってスクレは設立されました。16世紀の植民地時代にポトシで産出した銀を管理する街としてつくられたのです。
当初は、スクレという名前ではなく「シウダッド・デ・ラプラタ・デ・ラヌエバ・トレド(新トレドの銀の街)」という名前で呼ばれていました。
1825年にボリビア独立。この地が最初の首都に決定しました。
その際に、ボリビア独立の父と言われる初代大統領「アントニオ・ホセ・デ・スクレ」の名前にちなんで「スクレ」という地名になりました。
スクレは、白い壁に赤い屋根が特徴的なコロニアル調の建造物で彩られた美しい街です。街の条例で建物の外壁は真っ白に塗ることが義務づけられており、その特徴から「白い街」とも呼ばれています。
歴史的建造物も多く、1991年に街全体が世界遺産に登録されました。
スクレ(Sucre)の街歩き
チュキサカ県庁舎
この建物にはチュキサカ政府の中央行政機関が入っています。外観がとても美しい!!真っ白な宮殿のようで、神聖な雰囲気が漂っています。今日(日曜日)は定休日だったため外観だけ楽しみました。
5月25日広場
「5月25日広場」はスクレの中心の広場です。
鳩がとてもたくさんいます…!
この広場の周りには独立宣言をした建物や、鐘塔を持つカテドラルなど歴史的な建物が建ち並びます。広場の名前にもなっている「5月25日」は、ボリビアの独立のきっかけとなった「チュキサカ革命」がこの地で起きた日を指しているそうです。(独立記念日は8月6日)
日曜日なので出店が15個くらい出てました!!商品は手のひらサイズのミニカップで売られています。
価格は、日本円で1つあたり40円くらい。
それでは食べたものをご紹介します!!どれもほんと美味しかった〜〜
1.メンチカツのようなフライ
2.黄色い餡(こし餡に似ている)のサンド!シーチキンが挟まっています
3.クスクスの炒め物
4.練り物の揚げもん!玉ねぎのマリネがのっています
5.団子!かぼちゃをベースにいろんな具材が入っています
6.かぼちゃ(のようなもの)がのったパイカップ
7.紅芋(のようなもの)にじゃがいもを入れチーズをのせた蒸し料理
8.トロピカルジュース
Church of Saint Dominic
次に行ったのはChurch of Saint Dominic。
「el Gran Poder」としても知られ、17世紀に建てられたスクレで最も古い大聖堂です。植民地時代の絵画や遺物も置いていました。
ミサも引き続き執り行われています。
私たちが入った時はミサの最中だったため静かに見学させてもらい、そっと退出しました。
Church of Saint Lazarus
お次は、Church of Saint Lazarus!ちょうど結婚式が行われてるタイミングでした。
新郎新婦に向けてお祝いの拍手をしたら、新郎が日本語で『ありがとう』と言ってくれました。少し離れてたのに日本人だと気づいて声をかけてくれるとは!ナイスガイです!!
Church of Saint Lazarusはスクレで最初にできた教会の1つでもあり有名な場所です。事前に調べていた口コミには「ほとんどの場合閉まっているのが残念」とあったので少し入りたかったのですが…おふたりの邪魔しちゃいけないと思い、門の前で祝福だけさせていただきました。
ラ・レコレータ
最後はラ・レコレータ!レコレータ(石の時計と噴水のある石の広場)には、巡礼者の噴水、日時計があります。
正面にあるミラドールを通り抜けると…
お土産屋さんが並んでいました!せっかくなのでポンチョ選びをすることに。
可愛いのを見つけたのですが決めきれず一旦断念。明日は絶対買うぞ!!
歩いて宿まで帰宅
めいっぱい満喫したので、スクレの街をぶらぶら歩きながら宿に帰宅します。
道中で1匹の犬に遭遇!その子はなぜか宿の前までずっと着いてきました。中まで着いてこないか心配していたのですが、宿の中まで入ろうとはせずそっと通り過ぎていきました。犬くんの背中がちょっと悲しそうだったなぁ…。
日本を出発してから7日!かなり濃密な7日間でした。残りの旅も楽しみます♪
2023.07.02