カタ・ジュタの朝日鑑賞
まだ真っ暗な早朝。テントから出ると空気がひんやりしていて、空には満天の星。軽く身支度を整えたらサンライズビューポイントへ向かいました。
今日はウルルに並ぶ、もうひとつの聖地「カタ・ジュタ」へ!
カタ・ジュタはアボリジニの言葉で「多くの頭」という意味で、36もの巨大な岩のドームが並ぶ神聖な場所。最も高い岩はなんと546m!

カタジュタを眺めながら朝日が顔を出すのをじっと待ちます。
そして、朝日が地平線から「スッ」と顔を出した瞬間、歓声と拍手が沸き起こりました…!!なんだか新年の初日の出みたいな一体感で、胸がじーんと温まりました。

風の谷「カタ・ジュタ」でトレッキング
朝日を見た後は、そのままカタ・ジュタの麓へ移動して朝ごはんタイム。パンとコーンスープで軽くエネルギーチャージして、風の谷のハイキング開始!

…が、歩き始めて30分で眠気が限界!!
全身が鉛みたいに重くて、木陰に座ったと思ったらそのまま40分爆睡してました!笑
上を見上げるとユーカリに似た葉が揺れていて、木漏れ日が気持ちいい。最高の昼寝スポットでした。

目が覚めた瞬間「え、ここどこ!?」ってなるくらい深く寝てしまったけど、なんだか贅沢な時間だったなぁ。
そこからハイキング再開。
カタ・ジュタの岩はまるでビルみたい。丸い頭のような形をしていて、歩きながら何度も「でかっ!!不思議!」と思う光景でした。

さらに谷の奥へ進むと、360度すべて岩の壁に囲まれたような場所に到着しました。進撃の巨人のウォールマリアの内側みたいで圧巻。

しばらく歩いて、ついに風の谷の最終ビューポイントに到着。ここで一気に視界がひらけて、巨大な岩のドーム群が「ドーン!」と迫ってくる絶景が広がります。(風の谷の最終ビューポイントは撮影NG)

風が岩の間をビューンと抜けていくのがわかるほどで、まさに「風の谷」という名前がぴったり。ナウシカのおばばが住んでいそうな、そんな不思議な世界観。あまりの迫力に、思わず拍手が出ちゃうほどでした!!
テントサイトで昼食タイム
ハイキング後は、テントサイトに戻ってランチタイム。鶏肉の丸焼きを焼いていたら、すぐそばで大量の鳥が鳴き始めてびっくり。オーストラリアは鳥が多いな。

お肉を焼いてる間に、スーパーで買った野菜スティックを食べてみましたが、微妙…。乾燥してるし、皮もむかれていなくて、パキッと折ることもできない。「日本のコンビニ、やっぱ最強だわ…」としみじみ実感しました…笑

アルファ米のチキンライスも食べたんだけど、これがまた美味しくて、丸焼きチキンと合わせたら最高のご馳走に変身してくれました。

食後はシャワーへ。テントサイトの共有シャワーが驚くほど綺麗で快適!!キャンプ場とは思えないクオリティで、疲れが一気に吹き飛びました。
セスナに乗ってウルル&カタ・ジュタ上空へ
夕方17時。ついに待ちに待ったセスナの時間がやってきました!
パイロットのジェイクが迎えに来てくれたのですが、これがもう最高のホスピタリティ。

彼は会った瞬間からめちゃくちゃ気さくで優しくて、“All my friends!!”と言いながら周りの人全員に手を振るような陽気な人。もうその時点で安心感は100%!!
「いや、こんなにフレンドリーなパイロットいる?笑」ってくらい、素敵なんです。
上空から見るウルルは、これまで地上から見ていた姿とは全然違いました。

正面から見ると「丸っこい巨大な岩」という印象だったのに、実際はかなり細長い形をしていて、側面は想像以上に幅がありました。さらに裏側には大きなくぼみがあって、「え、こんな形だったの!?」と驚きっぱなし。

さらに感動したのが、夕日に伸びるウルルの影。
遮るものが何もない大地に、ウルルの影がとんでもなく長く伸びていて、綺麗でした。

風の谷「カタ・ジュタ」も上空からしっかり見えました!


今日ハイキングしたばかりだったので「あそこ、歩いていたところじゃん!」「え、こんな距離歩いたの!?」と、発見が多くて楽しかった!

ドーム状の巨岩が連なる姿が圧巻で、空から見ると異星の大地感は倍増でした。
yanakijiとしてはセスナは、南米ナスカ以来でした。ナスカで乗ったセスナはカオス過ぎて、セスナに対してトラウマがあり、楽しめるか最初は不安でした。でもジェイクが最初から最後まですごく親切で、神対応の連続!!おかげで不安ゼロ、むしろ人生で一番楽しい遊覧飛行になりました!ジェイク、本当にありがとう!!

夜はテントサイトでうどん
セスナの大満足フライトを終えてテントサイトへ戻り、夜ごはんはうどんと照り焼きチキン。疲れきった体に沁みる沁みる…。

「今日一日最高すぎたから、ご飯の美味しさも倍増だね!」なんて言いながら、お腹いっぱい食べました。

詳細な情報は執筆中ですのでお待ちください!
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