チリからペルーへ陸路で国境越え!激混&難易度MAXで4時間もかかる
DAY16

チリからペルーへ陸路で国境越え!激混&難易度MAXで4時間もかかる

ペルー

南米アンデス旅16日目はチリからペルーへの国境越えを目指す

ポッドキャスト:

今日はチリからペルーへの国境越えの日です!
体調が万全でない中、朝5時に宿を出発しました。鼻水と咳が止まらない!!
イミグレ・税関までの道中は順調に進んだものの…疲労度100%の国境越えでした。

だるい体を叩き起こして宿を出発!

風邪は完全には治らず…しんどいですが朝早く起きて準備をします。お昼に食べる用のホットサンドを作り、朝ごはんにココナッツヨーグルトを食べました。

車を積み込み朝5時に宿を出発!今日はやなぎーの運転メインです。
ペルーに行くためにチリを北上します。チリは道路が本当に綺麗で、マナーも良いうえに標識がわかりやすい!車で走っていると日本にいるような感覚になります。

道中、大量のソーラーパネルの発見!

少し近寄ってみました。

ただ、チリは山道が多く標高差が大きいので耳が痛い!!1時間で山を3つ越えちゃうほど。
標高1,300mと30mをひたすら繰り返します…急勾配なので下りはブレーキしか踏まない状態です。

地上絵・アタカマの巨人へ

国境までの道中に「アタカマの巨人」と言われる地上絵があるので寄ってみました。
スポット近くに到着!車を停めて10分ほど歩きます。

「アタカマの巨人」って名前からしてめちゃめちゃ大きそうですよね?
でもでも、第一印象は「思ったより小さくてびっくり!!」でした。感覚的には家の屋根よりも小さい…。

ここでアタカマの巨人について少し解説します。アタカマの巨人は無数にある地上絵の中で最も大きく、その大きさはなんと全長85メートル!西暦1100年〜1400年の間に作られたとされています。つまり、インカ帝国の影響が及ぶ前の古い時代から存在したということです。

こんなに小さく見えるのはおかしい…?と思い、ドローンを飛ばしてみる(ドローンを飛ばしてもいいようですが50m以上は飛ばせません)とやっぱり大きい!どうやら私たちが見た場所からだと頭しか見えてなかったようです。絵柄は宇宙人みたいな、ちょっとおちゃらけたウサギみたいな感じ…。

ホットサンドでお昼休憩

お腹が減ってきたので、ここで持ってきたエビのホットサンドでお昼休憩です。

以前に作って冷凍していたものを、朝オーブンで温め直して持ってきたのですが…この前食べたのと全然味が違う…。やっぱり作りたてが1番!と、こんなところでも思わされることに。

国境に向けて再出発!大渋滞のイミグレ・税関

ひたすら山道を走って国境についたのが15時半!
16時ごろの到着を予定していたので思ったより早くついた!…と思ったらイミグレ・税関の前は車で大渋滞。100台くらい並んでて一向に動く気配がありません。

道路脇には人がたくさんいました。

ノロノロ前に進み、結局この渋滞を抜けるのに1時間半ほどかかりました。駐車場に入るも車が超無秩序に停められている!!!え…これ本当に出れるの?と思うほどでした。

駐車する時も、車間距離ギリギリまで詰めさせられる…。

1.チリ出国手続き

ようやく車から降りて、手続きをしようと建物の中に入ると今度は長蛇の列。イミグレ・税関は運転免許センターみたいな感じになってて、列ごとに1、2、3…と番号がふられています。とりあえず記入用紙を持って1番に並びます。並びながら必死にスペイン語を翻訳しながら記入します。

また、車も入国させる場合は、QRコードを読み取ってWebからも情報をたくさん記入しないといけません。私たちは前に並んでたイケおじが、とっても丁寧に教えてくれて乗り越えれましたが、全部スペイン語だし車種など細かく情報を入力しないといけないため時間がかかります。

紙を持って1番窓口で手続きが済ませます。特に質問などは受けませんでした!手続きが終わると、次はどの番号の窓口に行かなきゃいけないのか教えてくれます。

2.ペルー行きのスタンプ受領

3.チリの税関

ここでも近くにいたお父さんがよく教えてくれました!

4.ペルーの税関

ちなみに税関での荷物検査・車の検査がめちゃめちゃ大変で…車から荷物を全部出して空の状態でチェックされます。

荷物は飛行機の手荷物検査みたいなところに全てかける必要があります。

私たちの荷物はリュック3つ+スーツケース3つ+手提げ袋7つなので大変でした!

荷物の検査が終わったら車も空の状態でチェックするので、一旦車だけ国境を越えさせて荷物を後から車へ運びこむ必要があります。きじーは車の検査を受けて国境を越える担当、やなぎーはチリ側で荷物の見張り番…と役割分担をしました。

そんなこんなで国境を越えるのにトータル4時間かかりました…。もうめちゃめちゃ疲れた!!
ここでは税関の担当者は英語が伝わるけど、イミグレは意外と英語が伝わらない担当者が多いかも。

無事に国境を越えて宿へ

国境を越えたあとは今日泊まる宿に向かって車を走らせます。
ペルーの今日走った道は、ルールは守るけど道路事情はあまり良いとは言えないかも… って感じでした。

無事に宿に到着!!ホストはとっっても優しい方。部屋の紹介をしたり、お湯の出し方を教えてくれたり、卵が欲しいとリクエストしたら卵までくれました。

お湯を出す時は、どうやら電圧が落ちるみたいで照明が暗くなるのだそう。なんだか魔法みたいです…!

晩ごはんはいただいた卵を使った卵うどんを食べました。

2023.07.11

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