南米アンデス旅36日目はマヌー国立公園1日目!
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いよいよ今日から、マヌー国立公園でジャングル生活が始まります!
滞在期間は5日。初日の今日は、車に乗ってクスコから国立公園まで向かいます。
ジャングル初日は朝3:30の超早起き
今日はツアーガイドたちが朝4:25に迎えに来るので、3:30に起きて準備を始めました。
ギリギリまで準備でバタバタ。これがない、あれがない、あれは持ってく、これは持ってかない…という感じで、持っていける荷物の量が限られているので大変です。
予定通り4:25に迎えにきてくれました。ガイドはダーウィン、ドライバーはアレックス、料理人ホアンというメンバーで案内してくれるようです。ドライバーのアレックスは超ジェントルマンな運転なので安心して車に乗っていられます◎
4:40ごろに、もう1組のツアー客であるオーストラリア人カップルと合流し、7人でマヌー国立公園へレッツゴー!!車内はけっこう寒いので、しっかり着込みました。
朝ごはんはパウカルタンボ(Paucartambo)という街で
車に揺られること2時間半。7:10ごろにパウカルタンボ(Paucartambo)という街に到着しました。
レストランで朝ごはんを食べるために車から出ますが…ここは標高約3,700mの場所。到着した時の気温は0度…めっちゃ寒かったです…!
オーストラリア人カップルと仲良く食べます。メニューはホットドリンクとパン、マーガリン、いちごジャム。そして全然美味しくないパパイヤドリンク…。
ここのトイレは窓が空いていて丸見えになっちゃうので大変…笑
8:00ごろにレストランを出ましたが、その頃には気温も8度まで上がっていました。
マヌー国立公園に到着!
08:45 アジャクナ(Ajanacu)で説明を受け、展望台へ
8:45ごろにマヌー国立公園に到着!ここは標高3,500m。
1番麓にあるアジャクナ(Ajanacu)という場所で説明を受けて展望台を目指します。看板を用いて、マヌーにはこんな動物が生息しているんだよと説明してくれました。
<マヌー国立公園の概要>
クスコの北東100kmに位置するマヌー国立公園は、ペルー最大の国立公園でその大きさは約18,811k㎡(生物保護区・文化保護区も合わせた面積)に及びます。ちなみに、日本の総面積は約378,00k㎡なので日本の1/20の大きさ!1987年にユネスコ世界遺産に登録されました。
ここには、20,000種以上の植物、さまざまな種の動物が生息しています。
激減している巨大オオカワウソをはじめ、オオアルマジロ、オセロット、ジャガー、カピバラ、シカ、オセロット、ピューマ、ナマケモノ、メガネクマなど…哺乳類は222種。他にも、爬虫類99種、両生類140種、鳥類1,000種、魚類210種、蝶1,307種、アリ300種、トンボ136種、カブトムシ650種…。
低地のジャングルやアマゾン平原、さらには高地のジャングルに至るまで、さまざまな場所で生き物を見ることができます。
展望台までの道には、トイレも設置されています。
しばらく歩いて展望台に到着〜!眺めが美しい!!
09:45 山を下ってハイキング
山を少し下りながらハイキングです。
ガイドさんは、スピーカーから鳴き声を出して動物を呼び寄せます。
望遠鏡も持っていて、何かを見つけるごとに望遠鏡をセットしみんなに見せてくれました。
途中、猿の死骸を見つけることも…。
山を下りながら2つの滝を見に行きました。
1つ目の滝は歩いて3分ほどの場所にあります。再び10分ほど進むとさらに大きい滝がありました!
緑豊かで地面も少し湿っていてジャングルっぽい!!ワクワクします。
12:00 ジャングルでお昼ごはん
私たちが滝を眺めている間に、料理人のホアンがお昼ごはんを作ってくれました。
山道の途中にテーブルを設置していただきます!!
メニューは、赤紫色のじゃがいもを蒸したもの、チキン煮込み、ブロッコリーとにんじんのサラダ、アボカドサラダです。とっても豪華!美味しかったです〜♪
マヌーに生息する花や動物をご紹介
ここからは今日の散策中に出会った、お花や動物を紹介していきます!!
ブロメリア
水を好むブロメリアは、葉と葉の間に水を貯めることができます。この水はジャングルに棲む猿の大事な水分源!!赤い花を咲かせます。
アオフタハチドリ
長い尾をもつハチドリ。葉っぱでちょっと隠れちゃってますが、めっちゃ長いですよね…!?
ちなみにこれはオス!メスは尾が短くふっくら、短く白い口ヒゲがあります。
イペ(セクロピア属)
セクロピアは、熱帯雨林に自生する雌雄異株の木!つまり、雄花と雌花が別々の木に咲くのです。
ツルコベア
ツルコベアは、メキシコ原産の多年生植物!紫色の可愛らしいベル型の花を咲かせます。
コックオブザロック
コック帽のようなコブが特徴の真っ赤な鳥!
横から見るとコブの大きさがよくわかります…。オスは求愛ダンスを踊り、ダンスの速度でオス同士競い合うのだそう。
フンボルトウーリーモンキー
名前の中にあるウーリー(woolly)とは、英語で“羊毛のような”という意味を持ちます。
名前の通り、羊毛のようなフサフサの毛が特徴のお猿さん!しかし、しっぽの先の裏側には毛は生えていません。枝を上手に掴むためにここには生えないみたい。
ムネアカフウキンチョウ
ウグイスの似たムネアカフウキンチョウ。オレンジ色が特徴です。コロンビアからペルーにかけてのアンデス山脈の山地、低木地帯に生息しています。
シーマニア・シルバティカ
シーマニア・シルバティカは、アルゼンチン、ペルー、ボリビアの森林に自生しています。
オレンジ〜赤色のベル型の可愛らしい花を咲かせます!
ピンク色のススキ
可愛いピンク色のススキも生えていました!
red mapwing butterfly
ガイドのダーウィンさんが、本で名前を調べて教えてくれました。
写真は無いのですが、もふもふの黒い毛をもつグレイモンキーや、テイロという青い鳥を見ました◎
他にも、マヌーには珍しい植物、可愛い植物がたくさん!!!
今日の宿「レインフォレストロッジ」に到着
16:30ごろに、今日泊まる宿「レインフォレストロッジ」に到着〜!ロッジ周へんを散策していると、変な鳥を発見…!とても綺麗な色のインコ(マカオという種類)でした。
歩き回ったのでひとまずシャワーをするのですが、当然の如くお湯は出ません…!
でも水は綺麗なので、ジャングルでシャワーを使えるだけでもありがたい…と感謝しつつ入りました!
晩ごはんまで時間が少し余ったので、蚊帳の中で休憩。虫や鳥の声が心地よくて気持ちいい時間を過ごしました♪ ちなみに気温は21度で過ごしやすいです。
晩ごはんはホアンのお手製料理
18:30、みんなでホアンが作った晩ごはんを食べました!
メニューは…優しい野菜ポタージュに、フライドポテト、ロモサルタードのようなもの、オムレツ、中華炒め、キヌア、パイナップルのピスコ煮とどれも美味しかったです!
202.07.31