グルメ大国ペルーで絶対食べたい外食・家庭料理!セビーチェ、パチャマンカなど

グルメ大国ペルーで絶対食べたい外食・家庭料理!セビーチェ、パチャマンカなど

今日のテーマは「ペルーの料理!」

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ペルーは食材が豊富なグルメ大国!!私たちが普段調理する食材の中には、実はペルー原産のものがたくさんあります。じゃがいも、トマト、かぼちゃ、ピーナッツ、唐辛子…などなど。
16世紀にペルーがスペインの植民地になり、スペイン人が数々の食材を自国に持ち帰ったことで世界中に広まったと言われています。

今回は、ペルーに行ったらぜひ食べたい外食・家庭料理をお届けします。日本では馴染みのない料理がたくさんありますが、どれも本当に美味しそう…!

ペルーは食材の宝庫!

冒頭にもお伝えしましたが、ペルーは「食材の宝庫」とも言われるほどペルー原産の作物がたくさんあります。
じゃがいもは食用だけでも3,000種類以上あるので驚きですよね…!

ペルーの面積は日本の約3.4倍と広く、地域によって特産物が異なるのも特徴です。
ちなみに、主食も地域によって異なります。例えば首都のリマではお米が主食!日本のお米よりもパラパラとした食感で、刻んだ玉ねぎやニンニクを入れるのが主流なようです。

それでは早速、ペルーの食材を使った素敵な料理を見ていきましょう!

絶対食べたい! 〜食事編〜

1.ペルーを代表する料理「セビーチェ(Ceviche)」

ペルーのソウルフードとして親しまれている「セビーチェ」!タコやイカ、エビなどの新鮮な生の魚介類をマリネにした料理です。「セビーチェの日(6月28日)」という記念日があるほど国民から愛されています。

いまペルーでは2種類のセビーチェがよく食べられています。1つ目は伝統的でシンプルなセビーチェで、塩、レモン、唐辛子、黒胡椒、にんにくで味付けされます。白ワインにとても合いそう!!

そしてもう1つが、魚貝や玉ねぎをマリネした後のだし汁「レチェ・デ・ティーグレ」を使ったセビーチェです。

今の主流はこちらのタイプで、レチェ・デ・ティーグレに加え、魚貝、レモン汁、コリアンダー、唐辛子、塩、胡椒などから作られています。その他にもレストランごとに独自の隠し味を加えたりして、トップシェフたちがこぞって個性を競い合っているそうです。

YolandaによるPixabayからの画像

ちなみに、「レチェ・デ・ティーグレ」という名前は『虎のミルク』を意味し、ペルー人にとって滋養強壮剤としての役割を持ちます。日本で言うところの「マムシドリンク」や「うなぎパイ」のようなものですね。

現地のセビーチェ屋で「レチェ・デ・ティーグレ」を注文すると、セビーチェをザルで漉した魚貝の汁がコップに入れられて出てくるようです。ペルーならではの味わいと栄養価を堪能できる魅力的な料理です♪

2.蒸し焼きにする熱料理「パチャマンカ(Pachamanca)」

「パチャマンカ」とは、肉やじゃがいも、キャッサバイモ、野菜、ハーブなどを蒸し焼きにした料理です。
キャッサバイモはタピオカの原料で、ペルーでは健康食として親しまれています。

ダタラソナによるWikipediaの画像

パチャマンカの発祥はアンデスの山岳地帯。昔からこの地域では、地面を掘った穴に焼いた石を入れて食材を蒸し焼きにする料理が作られていました。その後パチャマンカの人気は広がり、今ではペルー全土で愛される料理となっています。

3.マス揚げ「トゥルーチャ・フリータ(Trucha Frita)」

「トゥルーチャ・フリータ」とは、魚のマスを油で揚げた料理のことです。マスは、ペルーとボリビアをまたがるチチカカ湖で豊富に獲れるため、現地の人たちはよくマスを食べるそうです。

AkiziaによるWikipediaの画像

フライだけでなく、塩焼きやセビーチェに入れても美味しく食べることができます。山の上でも魚を楽しめるので、肉に飽きた時に重宝しているようです◎

4.濃厚魚介スープ「チュペ・デ・マリスコス(Chupe de Mariscos)」

スペイン語で「チュぺ」は濃厚なスープ、「マリスコス」は魚貝を意味します。「チュぺ・デ・マリスコス」はその名の通り濃厚な魚介スープのこと!ビスクスープみたいな感じかなあ…。

この料理は主に、海沿いの街のレストランで取り扱っています。

Flickr upload botによるWikipediaの画像

美味しい海の幸をたっぷりと楽しめるスープです!

5.ペルーの国民食「ロモ・サルタード(Lomo saltado)」

「ロモ・サルタード」はペルーの国民食とも言われるほどメジャーな料理!ペルーの食堂に行けば、ほぼ必ずメニューに載っているくらいどこでも食べることができます。

Ajaelweno68によるWikipediaの画像

この料理は、牛肉、玉ねぎ、トマト、フライドポテトを炒め、味付けに醤油が使われています。そのため、日本人の口にもよく合うのだそうです◎自炊で作ってみるのもありかも♪

6.じゃがいもとピリ辛クリームソース「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ(Papa La Huanciana)」

「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ」は、茹でたじゃがいもにピリ辛の黄色いクリームソースをかけて食べる料理です。ソースには黄色の唐辛子を使っています。

 AgainErickによるWikipediaの画像

ペルーでは前菜として食べることが一般的だそうです。とっても評判が良いのでぜひ食べてみたい!
ちなみに、唐辛子と言ってもそんなに辛くないので子どもでも食べれるみたいですよ◎

7.ペルー風サンドイッチ「パン・コン・チチャロン(Pan con chicharon)」

「パン・コン・チチャロン」は、フランスパンのような硬いパンの中に、豚肉のフライ、玉ねぎのマリネ、さつまいものフライを挟んだペルー風サンドイッチです。ペルーでは朝食によく食べるのだとか。

MiguelAlanCSによるWikipediaの画像

市場でも手軽に購入できるみたいです!日本にも、東京の新宿や原宿に「パンコンチチャロン」専門店があるので、なかなかペルーには行けないけど食べてみたいという方はぜひ行ってみてくださいね♪

8.黄色いシチュー「アヒ・デ・ガジーナ(Aji de Gallina)」

「アヒ・デ・ガジーナ」は、鶏肉と黄色い唐辛子を使ったシチュー!ペルーのお母さんが子どもたちによく作る家庭料理です。ごはんにシチューをかけ、調理したじゃがいもとゆで卵をトッピングして食べるのが一般的です。

Bex WaltonによるWikipediaの画像

意外にも、フルーティーな味わいでそんなに辛くありません!

絶対食べたい! 〜フルーツ・スイーツ編〜

9.世界三大果実の1つ「チェリモヤ(Chirimoya)」

「チェリモヤ」は、マンゴーやマンゴスチンと並んで「世界三果実」の1つと言われています。
南国のトロピカルフルーツといった感じで紹介されることが多いです。

Pacto VisualによるPixabayからの画像

実際、糖度が非常に高くねっとりとした甘さが特徴で、別名「森のアイスクリーム」とも呼ばれるほど。その糖度はマンゴーよりもはるかに高く25度に達します…!

半分に切ってみるとこんな感じです。

JingによるPixabayからの画像

10.蜜がかかったドーナツ「ピカロン(Picaron)」

「ピカロン」はドーナツのようなお菓子です!
さつまいもの一種であるカモテと、かぼちゃの一種であるサパージョ、小麦、卵を混ぜて作られています。

Ricardo DiazによるWikipediaの画像

これを油で揚げたあとは「チャンカカ」という甘い蜜をかけて完成です!

11.ペルー風プリン「クレマ・ボルテアダ(Crema Volteada)」

「クレマ・ボルテアダ」はペルー風のプリンのこと!
卵、エバミルク、コンデンスミルクなどで作られ、日本のプリンよりも甘みが強いのだそう。

UnsplashMatheus Ferreroが撮影した写真  

一般的にはリング型の形で作られることが多いようです。

12.デザートの定番「ルクマ味(Lucuma)」

「ルクマ」はアンデスの山で収穫されるフルーツです!ペルーでは、ルクマの果肉をパウダーにしてアイスクリームやケーキ、ムースの味付けによく使われています。
ルクマ味は、日本でのバニラ味と同じくらいメジャーなんだとか。

味は、メープルシロップやキャラメルに似ているそうです。ルクマはペルーのデザートには欠かせない美味しさと風味が楽しめるフルーツです!

13.黄色いコーラ「インカコーラ(INCA KOLA)」

「インカコーラ」はペルー国内で人気のある炭酸ジュース!オロナミンCに似た味だそうです。

DatraxMadaによるWikipediaの画像

以上、ペルーに行ったらぜひ食べたい外食・家庭料理13品をお届けしました!
いくつ食べることができるでしょうか…。実際に食べた感想は「旅レポ」でお伝えします!
楽しみにしててくださいね♪

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