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今回は、南米の宿事情(当日編)をお届けします!!
南米旅では、全部で24の宿(ボリビア:8カ所、チリ:2カ所、ペルー:14カ所)に泊まりました。
予約する際に慎重に選んだ24件ですが、最高のホストのもとで快適に過ごせたのは30〜40%ほど。さまざまなトラブルが発生しました…。
予約編はこちらの記事で詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください!
【南米の宿探し・予約方法】24の宿を予約した経験から語ります。ペルー/ボリビア/チリ
実際に泊まってわかった南米宿の特徴
1.とにかく壁が薄い
南米旅で訪れたボリビア・チリ・ペルーの宿の共通点は、とにかく壁が薄く機密性が低いこと!!
特にビジネスホテルでは、廊下を歩く人の足音や声が丸聞こえ。会話も全て聞き取れてしまうほどでした。
自分たちが過ごしている部屋の生活音もおそらく聞こえてるだろうなと思うと、落ち着きません…。
一方、一軒家やマンションタイプの宿では、それほど生活音は気になりません。しかし、夜中には街の騒音やサイレンの音が聞こえ、睡眠の妨げになることもありました。
2.4口のガスコンロ
私たちが泊まった南米宿の多くで、4口のガスコンロが設置されていました!
ちなみに、どこの宿もガスタンクはキッチンに剥き出しになって置かれています。
火の付け方はどの宿もほとんど同じで、ツマミを回すと簡単に点火することができます◎
アフリカの宿はコンロの仕様が家ごとで結構違ったので大変でしたが、南米ではなんら問題なく利用できました。
3.水圧が弱く、湯が出ないこともしばしば!
水やお湯の出る勢いは弱く、中にはお湯が出ない宿もありました。約50日の旅のうち、水風呂に5回は入ったかなぁ…。
また、バスタブはほとんどの宿で設置されていません!宿泊した24件の宿のうち、バスタブがあったのは2件だけでした。
4.駐車スペースが異常に狭い
駐車スペースが異常に狭いのも南米宿の特徴です。
大きな車に乗っていたのもあり、駐車スペースはギリギリ。駐車場の近くには路駐も多く非常に停めにくかったです。
さらにさらに!駐車しようとすると、すぐさま後ろの車がクラクションを鳴らしてきます。国民性なのか、彼らは3秒も黙って待てないんじゃないかと思います。大きなクラクションの連打やられると焦っちゃうからやめてーと思いつつ、駐車してました。あの文化にはほんと馴染めない!!!
ちなみに、現地の人は慣れたものなのか、クラクションをブーブー鳴らされても全く動じません!メンタル強いなぁ…。
ホストの対応は、国による差はなく個人に依存
Airbnbでは個人がホストとして活動しているため、対応はホストによってマチマチです。それぞれの国の文化によって対応が少し変わってくるかな?と想像していたのですが、国による差はほとんどありませんでした。
素晴らしい対応をしてくれるホストもいれば、これはどうなの?と思うホストもいました。ここからは、私たちが感じた「対応の良かったホストの例」と「対応に問題があったホストの例」を5つずつご紹介します。
・対応の良かったホストの例
①泊まる数日前に、ホストからチェックイン方法や質問が届く
当日になっても何の連絡もないホストも多いですが、事前にチェックインの方法を教えてくれたり、不明点をやりとりできるのはありがたい!このようなホストであれば、問い合わせもしやすいし助かりますよね◎
②チャットの文面が丁寧でわかりやすい
予約編でスペイン語だと翻訳が上手くいかない!とお話しました。しかし、スペイン語でも文法が綺麗に整っていると、翻訳の精度も高まり言っていることが理解できます!また、英語で送ってくれるホストもいて、この心遣いには感謝感謝でした。
③ほど良い距離感を保ってくれる
旅の最中は疲れが溜まりがちなので、あまり干渉せず、必要なことがあればすぐに駆けつけてくれるホストはとても心強かったです!!ほど良い距離感を保つのは、技術であり大切なことなんだなぁ…と学ぶものがありました!
④掃除やメンテナンスが行き届いている
宿は1日の疲れを癒す場所なので、綺麗にメンテナンスされているとやっぱり気持ち良い!!このような宿は、なんの不満もなく快適に過ごすことができます◎
⑤次の目的地までの安全ルートを提案してくれる
目的地までのルートを丁寧に教えてくれるだけでなく、安全に進める道を教えてくれるホストもいました。滞在中のことだけでなく道中のことも気にかけてくれる、その気持ちが嬉しいですよね!
・対応に問題(?)があったホストの例
①玄関のドアの鍵が閉まらない
メンテナンスがされておらず、玄関のドアの鍵が閉まらない宿もありました。なんのための鍵なの〜〜!!!
②前日の夜に「明日は泊められなくなった」と伝えられる
とあるホストからは、急きょ理由もなしに「明日は泊められない」と伝えられました。翌朝、急いで代わりの宿を探し、なんとか“宿なし”にならずにすみましたが、前日に宿側からキャンセルされるなんて日本では考えられない。
③泊まることが現地の管理者に知らされていない
このトラブルがあった宿は、予約時に対応してくれた方と現地で対応してくれる方が違う人でした。 現地の方には、私たちが泊まることが伝わっていなかったようで、怪しいヤツ!と疑われる羽目に。意思疎通は、しっかりしていただきたいものです。
④事前に合意していたのに、駐車スペースを占領される
「この日からこの日までは毎日車を出し入れするため、出入りするスペースを空けておいてほしい」と伝え、合意をしていたのに駐車スペースを占領され、車を出せないトラブルもありました。なんの合意だったのか…。
⑤とにかくたくさん話しかけられる
前述した「対応の良かったホストの例」でほど良い距離感が良かったと伝えましたが、逆に、とにかくたくさん話かけてくるホストもいました。玄関のドアを夜にも関わらずドンドンと叩かれた時もありました。悪い方たちではないのですが、休みたいからちょっとそっとしてほしいな…と思うこともありました。
南米宿ではトラブルも覚悟しておこう!
今回は、南米の宿事情(当日編)をお届けしました。
南米の宿事情は日本とは異なり、思いがけないことも起こりえます。
でもそんな時こそ冷静に!トラブルも覚悟しつつ旅を楽しんでくださいね!
お伝えした内容がどこまでお役に立つかわかりませんが、少しでも参考になれば幸いです。