こんな世界がまだ地球にあるなんて。

とんでもない新たな秘境の地に出会った。その名はトロトロ。響きが可愛いですよね。トロトロには恐竜の足跡や、未開の絶景が数多く残っており、原始の地球を感じられます。トロトロに着くまでの道も素晴らしく、あれは間違いなく世界屈指の絶景ドライブコースだと思います！

ポッドキャスト：

トロトロまでの世界屈指の絶景ドライブコース

絶景ドライブコースは、南米ボリビアにあります。緑の丘が連なる景色からはじまり、車を走らせるととんがった巨大な岩山が出現し始めました！

トゲトゲな山がたくさん。この道とんでもないんじゃないか！？

この景色が遠くの方までずっと続いていました。これはすごいっ！昨日も絶景ドライブだったけど、正直昨日よりすごい。

未開の地と言われるトロトロなだけあって、やっぱり道中もすごいんだなと感心していたら…

この後がさらにすごかった！！ぜひジュラシックパークやインディージョーンズのテーマソングを流して走ってほしい。これ以上ないほど心が奮い立ちました。

カラフルな砂が出てきた！！！どうなってるの！？

別の場所でもカラフルな地層がたくさん。こんなカラフルなことってあります？特に名前も付けられていない場所なのに…トロトロすごい。

赤い崖やレインボーがかった山があったりと不思議な景色が広がります。

見たことのない景色の連続で言葉になりません。本当に恐竜が出てきそう…ここを「真のジュラシックパーク通り」と名付けよう！！

トロトロ国立公園を冒険

大興奮の中、トロトロに到着。道路は舗装されておらずガタガタしてます。しゃべると声が揺れます笑

車1台がやっと通れる激細道を抜けたら、トロトロの小さな町に着きます。そこで国立公園の予約をしたり、ガイドの手配をしました！※詳しくはブログの下に記載してます。

ガイドの名前はオスカル。ガイド歴4年の24歳の青年。通訳アプリを使って会話をしてくれたり、カメラも使いこなす柔軟性に富んだ素敵なガイドさんです。

さあ、冒険の始まりです！！！

車を降りたらオスカルに続いて、国立公園内を歩きます。歩いてすぐにこの景色よ。すごいよ。

やたら暑いなと思い、Apple Watchで気温を確認したら19℃しかない。びっくり。日差しが強烈なので体感温度は30℃くらいになるんですよ。トロトロは標高2,500〜3,500mの高地にあるから日差しが強いみたいです。

1.Teatro Natural

石がゴロゴロした道を進んで、最初に辿りついたのは「Teatro Natural」という場所です。

ここの名前は、雨季になると滝のように水が流れまるで紅茶を注いでいるように見えることから名付けられたようです！巨大な岩が円を描いていました。

2.Puentes Petreos

長細い石の両脇に石が積まれていて橋みたいになっています！

ただ、こちらも水が流れている雨季は綺麗ですが、いまはベストシーズンではないみたいでガイドさんもあまり熱を入れて話してくれませんでした。

3.恐竜の足跡

続いては絶対に見たかった恐竜の足跡！！

竜脚類と分類される草食恐竜の足跡がありました。
竜脚類とは別名「カミナリ竜」とも呼ばれる種族で、有名どころだと世界一大きなブラキオサウルスなどがいます。

この足跡以外にも、獣脚類と呼ばれる大型肉食恐竜（ティラノサウルスなど）の足跡を見ることができました◎

大きな草食恐竜と肉食恐竜が近くで共存していたと思うと、なんだか不思議ですよね…。

4.トロトロ渓谷のパノラマ「Mirador del canion」

大渓谷のパノラマが見れるビューポイントへ！

渓谷の高さは375mと高く、上から見下ろすと目の前に絶景が広がります。広角レンズじゃないと撮れないくらい壮大な景色でした！！

5.恐竜サイズの岩がゴロゴロ

次のスポットに移るのに、美しい景観を眺めながら渓流沿いの石の階段をひたすら下っていきます。

息は上がり、まだ降りるの！？さすがに帰りはこのルート通らないよね！？と不安が頭をよぎりつつも進みます。ついに谷底まで降り立ったと安堵したのも束の間、前に立ちはだかる岩々を乗り越えまだまだ進みます。この岩も大きさが尋常じゃなく恐竜サイズ。

恐竜サイズの岩の間を歩き続けます。こんなカラフルな水たまりもありました！！

6.ヴェルヘル滝「El Vergel」

フラフラになりながらもヴェルヘル滝に到着しました！渓谷パノラマからここまで休憩なしで1時間半でした。

滝の上にはキャニオンがそびえ立っていて大迫力でした！！

人工音が全くなく、水の音がとても綺麗でした。ジブリに出てきそうな雰囲気でした！

2時間くらいずっと日に当たってバテてたので滝の前で寝ました〜

マイナスイオンも感じられるこの空間はオアシスそのもの。夢を見るくらい気持ちよかったです！！

休憩したら帰宅ルートへ。まさか行きと同じルートは使わないだろうと思っていたのですが、帰りも同じ道を通ることに…。行きだけでもかなり辛かったのに、再びあの道を歩くと思うと絶望的な気持ちになりました…。しかし、アドレナリンが出ていたのか無事に到着することができました◎

トロトロ国立公園のスポット情報（アクセス・コース料金）

アクセス

トロトロ国立公園は南米ボリビアのポトシ県にあります。

コチャバンバからバスで行くツアーが多いですが、私たちはレンタカーをラパスで借りていたのでレンタカーで行きました。ラパスとコチャバンバは日本では考えられないほど交通ルールが悪いので、それを乗り越えられそうな方は絶対レンタカーの方が楽しいです！！

国立公園マップとコースのご紹介

トロトロ国立公園には5つハイキングコースがあります。体力がそこそこあれば2日で回れると思います！私たちは初日の午後に1コース、2日目に1日かけて3つのコースをまわりましたが、問題なかったです。

ツアー申し込み方法とガイド

トロトロ国立公園内には看板も地図もないので、ガイドつきのツアーで行くのが一般的です。地元の子どもたちが渓谷にいましたが、土地勘あるから行けるだけなんだと思います。ツアー申し込みは現地オフィスに行ってからになります！

当日の受付はお昼12時までなので、要注意です！！受付のお姉さんは愉快な方でした。オフィスではトイレットペーパーはないけどお手洗いも貸してくれました。

トロトロでは英語が全く通じない

受付の方もガイドも英語は全く通じません。Helpも通じなかったです！そのため、常に翻訳アプリで会話していました。私たちのガイドは若くて柔軟性のある方だったので、私たちが質問したら翻訳アプリで色々教えてくれました。ただ、スペイン語⇔日本語の翻訳精度が高くないのでうまく通じ合えないことも多かったです笑

また、よくガイドが先に行ってしまってゆっくり回れなかったという声も聞きますが、私たちのガイドはそうでもなかったです。ガイドはこちらでは選べないので、運によると思います…

費用

1日目の1コース（午後出発）は160B、2日目の3コース （1日フル）は344B、国立公園入場料で200B。合計700Bほどでした！これは2名分の費用です。日本円だと1人当たり7,000円ほどです。

ランチをツアーで用意してもらうと追加費用がかかります！また、2日目は自分たちのレンタカーで回ったので、車がない方は車代もプラスでかかります。

南米アンデス旅4日目の過ごし方

南米アンデス旅4日目はコチャバンバからトロトロへ移動し、午後はトロトロ国立公園のトレッキングに参加。これぞ秘境の最強ドライブコースを走ったり、大渓谷や滝、恐竜の足跡を見たりと大興奮の1日でした。
それでは、今日の出来事を時間軸でご紹介します。旅日程考える参考になればと思います。

08:30 コチャバンバ出発

朝早く起きてチェックアウトの準備！朝ごはんには、チョコパン2つとココナッツヨーグルトを食べました！そして8時半には、車に荷物を搬入しコチャバンバのairbnb宿を出発しました。

コチャバンバからトロトロまでは車で3時間ほど！
はじめの1時間は、例のごとく街中の嫌な道をひたすら運転します。今日も気が抜けないドライブが続くのかな…とドキドキしながら車を走らせていましたが、街中を抜けてからの後半2時間ほどは「真のジュラシックパーク通り」の絶景が続きます。

道中は崖崩れや砂が崩れ落ちそうなところがあります。対向車は少ないですが、カーブが多いのでスピードは出し過ぎないように！トラックが道を作り途中で通れなかったり、超急勾配な坂を登る場面がありました。車はRAV4で問題なかったです！

11:50 トロトロ国立公園のオフィスに到着

ツアーの受付が12時までだったのですが、なんとか12時前に到着。13時半開始のツアーを予約することができました。ツアー出発まで時間があるので、宿に荷物を運びトレッキングの準備をします。

13:30 午後のツアースタート

13時半にガイドのオスカルさんが宿まで迎えにきてくれて、トレッキングのスタート地点まで移動しました！車で15分くらい。14時前にはトレッキングスタートして、17時半過ぎまで国立公園を満喫。

18:00 宿に帰還

宿に着いたのは18時！宿はBooking.comで予約してました。トロトロの中ではランクが高めの宿で、とても清潔でした。

お湯もちゃんと出ましたよ！ご夫婦で経営されているのですが、旦那さんは英語が話せるし、奥様はいつもニコニコ笑顔で、2人とも温かかったです！

晩ごはんは宿で食べました。チキンとご飯、それにサラダ、デザートと美味しくいただきました♪

2023.06.29