南米アンデス旅44日目はウロス島・アマンタニ島へ
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南米アンデス旅44日目の今日は、1泊2日の島巡りツアーに参加します!
ウロス島とアマンタニ島を巡り、明日はタキーレ島に行く予定です。ツアーバスは朝の7時45分〜8時くらいにプーノの街まで迎えに来てくれるとのことなので、集合時間に遅れないよう余裕を持って準備しました。
今日の出来事
ボートに乗ってプーノからウロス島へ
07:15 ホテル出発
昨夜、ホテルのスタッフにタクシーの手配をお願いしていたので、予定通り7時15分にホテルまで迎えに来てくれました。余裕をもって集合場所へ向かいます。しかし、タクシーに乗っている最中にWhatsappで「集合場所が変更になった」との連絡が…!急きょ行き先を変更して、集合時間までに無事に到着することができました。
集合場所には、すでに同じツアーの参加者らしき4人組がいてほっと一安心…。
08:00 バスでボート乗り場まで移動
8時ごろにバスが到着。乗り込んで出発です!
車内は補助席まで埋まるほどたくさんの人。10分ほどでボート乗り場へ到着しました。
桟橋からボートを3つほど跨いで、自分たちが利用するボートに乗り込みます。
08:40 ボート出発
ウロス島に向けて出発〜!
このボートはゆったり広々としていて快適です。嬉しいことにトイレも完備されていました◎
船の中では、ガイドさんがウロス島について熱心に話してくれました。
2人のガイドさんはどちらもプーノ出身で、プーノではアイマラ語、ケチュア語、スペイン語の3つの言語が使われているそうです。今から訪れるウロス島ではアイマラ語が主流とのこと。
ウロス島
ウロス島は、チチカカ湖に浮かぶ浮島で、トトラと呼ばれる水生植物を積み重ねて作られています。トトラの根っこを縄で縛って土台を作り、その上に葉を並べて作るのだそう。
約40のこれらの浮島を総称してウロス島と呼び、現在は約3,000人が暮らしています。
10:20 ウロス島に到着
ボートに乗ること1時間40分。ウロス島に到着〜!
まずはトトラでできたベンチに座り、ガイドから島の紹介や説明を受けました。
このコンドルもトトラで作ったのだそう!!
トトラも食べてみましたが、味はほとんどありません。食感はシャキシャキしていてみずみずしいです。
ガイドの説明を受けたあとは、アリシアさんという方の家を中を見せてもらいました!
この浮島には6つの家族、合計30人が住んでいます。子どもたちはトトラボートを使って通学するんだそうです。
家の中を見せてもらったあとは、各自お土産さんなどを見て回りました。
私たちは、ウル族の女性と一緒に記念撮影。
11:15 トトラでできた船「バルサ」に乗船
バルサに乗るには、ツアーとは別に1人15ソルの料金がかかります。調べたときは10ソルだったので最近値上がりしたのかな。
チチカカ湖は透明度が高く本当に美しい水域です。ハゼに似た魚も見ました!
船の上では子ども達がものすごく至近距離で話しかけてきました。演奏もしてくれたのですが、チップを要求したり商売っ気があってちょっと複雑な気持ちに…。
11:50 ウロス島を出発
アマンタニ島まではボートの天井に乗ってチチカカ湖を満喫。ボートの上はとても寒いけど気持ちよかったです。
アマンタニ島
13:30 アマンタニ島に到着
アマンタニ島は、織物や農業、漁業などで細々と生計を立てている島です。島には8つの集落があり人口は4000人ほど。島に観光客がやってくるようになったのは最近のことらしく、ホテルや売店はありません。そのため、泊まり先はツアー会社と提携している民家くらいなのだそう。
到着すると、ホームステイ先の方々が並んで待っていてくれました。その数10組以上。
観光客3〜4人に1家族が割り当てられます。
私たちはシルビアさんのお家にお世話になることに!1人で参加していたスイス出身のクリスさんとともに3人でお邪魔します。
13:45 シルビアさん家に到着
家までの道中、自己紹介をしながら進みました。シルビアさんはハーブを摘みながら。
シルビアさんもクリスさんも日本が好きなのだそう。クリスさんはスペイン語を含めて4言語(スペイン、英語、ドイツ、フランス)使いこなすマルチリンガル!通訳もお手のもので、シルビアさんとのコミュニケーションのサポートもしてくれました。
シルビアさんのお家は2階建て!
1階にキッチンとトイレ、2階に私たちが泊まる部屋があります。
2階からの眺めはこんな感じ。
14:00 ランチタイム
到着してすぐ、シルビアさんはお昼ごはんを用意してくれました。
メニューは、ほかほかのキヌアスープとさまざまな種類の芋、そして焼きチーズです!
こんなにいろんな種類のお芋を1度に食べることがなかったので、とても新鮮でした。
15:15 広場に到着!パレードを見学
お昼ごはんを食べたあとは、シルビアさんに案内してもらいながら広場まで散歩しました。
広場には民族衣装を身にまとった人がたくさん。どうやら週に1度催されるパレードのようです。パレード待ちの男性たちがベンチで身を寄せ合って話をしていて、なかなかシュールな光景でした…!
しばらくしてパレードスタート!
女性たちは2本の棒を持ちながらステップを踏んで踊り、男性たちは笛を吹いていましす。最初はゆるやかな踊りでしたが、次第に激しくなり、みんなが楽しんでいる様子が伝わってきました。
しばらくパレードを楽しんだあとハイキング再開!
アマンタニ島にある2つの山「パチャママ」と「パチャタタ」に向かいました。
まず最初に訪れたのは、アマンタニ島で最も高い「パチャママ」。山頂の標高は4,100mです。
標高4,100mと言ってもアマンタニ島自体が標高3,900mと高地にあるため、険しい山に登るわけではありません。高山病に気をつけていれば無理なく登れるかと思います。
パチャママからの眺めはこんな感じです。チチカカ湖がとても綺麗。
今日の日の入りは5時29分。サンセットを見るために、4時30分ごろにパチャママを降りて「パチャタタ」へ。
予定通り夕日を見ることができました◎
黄金のように輝く夕日がとても美しい…!!
クリスと一緒に記念撮影もしました。
18:00 シルビアさんの家に帰宅
パチャタタからシルビアさん家に帰宅します。広場ではまだ祭りが続いており、炎が大きく燃え盛っていました!
広場を横目に通りシルビアさんの家に到着。帰りが遅くなったことを気にかけてくれたのか、家の前で待っていてくれました。まるでお母さんのような温かさに心がほっこり。
帰宅してすぐに晩ごはんです!
まずは、アツアツの黄色いポタージュが出てきました。じゃがいもやにんじん、かぼちゃなどが入っていて具だくさん!長時間のハイキングで体が冷えていたのでスープでじんわり温まりました。
2品目はなんとパスタ!!事前に見ていた口コミでは「ご飯が足りなかった」というのがいくつかあったのですが…シルビアさんのご飯はとっても美味しくて量も充分です!
ご飯を食べたあとはお菓子パーティーです!
日本から持ってきた塩キャラメルコーンをみんなで食べました。 シルビアさんもクリスもとっても喜んでくれて嬉しい。話をしてたらあっという間になくなってました!笑
20:00 ダンスパーティー
夜はダンスパーティー!シルビアさんが貸してくれた民族衣装を身にまとい会場に向かいます。
やなぎーはシルビアさんに着付けを手伝ってもらいました◎
会場の大きさは教室2個分くらい。
バンドマンの笛の音でダンスパーティ、スタートです。
手を繋いで円になって踊りました。みんな楽しそう。
私たちは民族衣装の下にもしっかり着込んでいたので体がほかほか、少し汗ばんじゃいました。
ダンスパーティーを楽しんだあとは、一旦家に戻って星空撮影。
ラッキーなことに、雲1つない満点の星空で最高の景色♪
最高に楽しいクリスや、優しくて料理上手なシルビアさんに出会えて素敵な1日になりました。
2023.08.08