ユーコン(Yukon)にはどんな動物がいる?北米での呼び名とともにご紹介!

ユーコン(Yukon)にはどんな動物がいる?北米での呼び名とともにご紹介!

今日のテーマは「ユーコンに生息する野生動物」

ポッドキャスト:

今回は、カナダ・ホワイトホースのユーコン野生動物保護区(Yukon Wildlife Preserve)に生息する、野生動物の特集をお届けします!ユーコンには、人口4万人に対し、カリブー30万頭、ムース7万頭、ブラックベア1万頭…その他にも様々な種類の動物が生息しています!まさに野生動物の楽園です。

カリブーやムースなど、日本では聞かない動物の名前も多いです。ユーコンにはどのような動物が生息しているのか、呼び名とともにいくつかご紹介していきます!

カリブー (Caribou)

カリブーは「真っ赤なお鼻の〜♫」でお馴染みの動物、そう、サンタさんの相棒「トナカイ」のことです!!ユーコンには30万頭以上のカリブーが生息していると言われています。

カリブー
種属哺乳網 偶蹄目 シカ科
体長166〜180cm
体重80.7〜110kg
生息地カナダ南部、アメリカ北部、メキシコ北東
呼び名カリブー、トナカイ、レインディア

Orna WachmanによるPixabayからの画像

カリブー
Orna WachmanによるPixabayからの画像
種属哺乳網 偶蹄目 シカ科
体長166〜180cm
体重80.7〜110kg
生息地カナダ南部、アメリカ北部、メキシコ北東
呼び名カリブー、トナカイ、レインディア

実はトナカイ、様々な呼び名があり、日本で呼ばれている名前はアイヌ語の”Tunakkay(トゥナカイ)”もしくは”Tunaxkay(トゥナッカイ)”を語源とするもの。ユーコンに生息する北アメリカ産のトナカイは”Caribou(カリブー)”と呼ばれています!カリブーは、北米先住民族の「野生トナカイ」という言葉を由来としています。

ちなみに、ヨーロッパ産のトナカイは「ツノのある獣」という意味から、”reindeer(レインディア)”と呼ばれています。

※「【ビデオポッドキャスト】メリクリ♩サンタの相棒はなぜトナカイなの?」でも詳しく解説しています!良かったら見てみてください。

ムース (Moose)

ムースは、主にアメリカ北部・北ヨーロッパ・ロシアに生息する、世界最大のシカです!!その大きさはなんと、体長2メートルを超えるのは当たり前、体重も大きな個体では700キロを超えてきます…!そんな大きな体のムースが、ユーコンには約7万頭、生息すると言われています。

ヘラジカ
種属哺乳網 偶蹄目 シカ科
体長206〜310cm
体重350〜800kg
生息地カナダ、アメリカ北部、北ヨーロッパ、ロシア
呼び名ムース、ヘラジカ、エルク、オオジカ

ヘラジカ
種属哺乳網 偶蹄目 シカ科
体長206〜310cm
体重350〜800kg
生息地カナダ、アメリカ北部、北ヨーロッパ、ロシア
呼び名ムース、ヘラジカ、エルク、オオジカ

そして、大きな体に、これまた大きく広がった平なツノが特徴的です!2メートルを超える大きなツノをもった個体もいるのだとか。世界最大のシカというだけあって、貫禄がすごいです…!

ちなみにカナダでは、ビーバーと共にムースが国を象徴する動物、シンボルとされています。

そんなムース、日本では”ヘラジカ”、ヨーロッパでは”elk(エルク)”と呼ばれています。
かつては日本の動物園でも飼育されていましたが、現在は日本国内で見ることはできません。

ブラックベア (Black Bear)

ブラックベアは、その名の通りアメリカに生息する黒いクマさん!アメリカに住んでいることからアメリカクロクマ、アメリカグマ、などと呼ばれています。

ブラックベア
種属哺乳網 食肉目 クマ科
体長150〜180cm
体重100〜200kg
生息地カナダ、アラスカ、アメリカ西部
呼び名ブラックベア、アメリカクロクマ、アメリカグマ

UnsplashPete Nuijが撮影した写真

ブラックベア
UnsplashPete Nuijが撮影した写真
種属哺乳網 食肉目 クマ科
体長150〜180cm
体重100〜200kg
生息地カナダ、アラスカ、アメリカ西部
呼び名ブラックベア、アメリカクロクマ、アメリカグマ

ブラックベアは、北アメリカに約60万頭、そのうちカナダには約38万頭が生息していると言われており、道路脇で遭遇することも珍しくないようです…!性格は比較的温和であると言われていますが、ちょっと怖いですね。ちなみに、ユーコンには約1万頭のブラックベアが暮らしています!

ブラックベア
LaterJay PhotographyによるPixabayからの画像

ブラックベアは木登りがとっても上手!爪が短く、木の幹をしっかり捕えることができます。そのため、ブラックベアと遭遇することがあっても決して木に登ってはいけないようです!

マウンテンゴート (Mountain Goat)

日本ではシロイワヤギと呼ばれているマウンテンゴート!ヤギという名前がついていますが、同じウシ科のカモシカと近縁種!そのことからシロカモシカとも呼ばれています。

マウンテンゴート
種属哺乳網 偶蹄目 ウシ科
体長130〜160cm
体重80〜140kg
生息地ロッキー山脈周辺
呼び名マウンテンゴート、シロイワヤギ、シロカモシカ など

Orna WachmanによるPixabayからの画像

マウンテンゴート
Orna WachmanによるPixabayからの画像
種属哺乳網 偶蹄目 ウシ科
体長130〜160cm
体重80〜140kg
生息地ロッキー山脈周辺
呼び名マウンテンゴート、シロイワヤギ、シロカモシカ など

真っ白でふわふわな毛並みと、この威厳ある佇まい。なんだか「もののけ姫」に出てきそうです…!
この分厚い冬毛は、早くも生後半年ごろには既に備わっているようです。厳しい寒さから身を守る力が生まれながらについているんですね。

マウンテンゴートという名前なだけあって岩登りが大得意!V字型に並んだ2枚の爪(蹄)を活かしてスイスイと岩山を登ります。その手腕は、ロッククライミングの名手とも言われるほど!ぜひその姿を見てみたいです!

ホッキョクギツネ (Arctic Fox)

ホッキョクギツネは、その名の通り、北極圏のツンドラ地帯に生息するキツネちゃん!

ホッキョクギツネ
種属哺乳網 食肉目 イヌ科
体長45〜67cm
体重1.4〜9kg
生息地北極周辺のツンドラ地帯
呼び名ホッキョクギツネ、シロキツネ など

David MarkによるPixabayからの画像

ホッキョクギツネ
David MarkによるPixabayからの画像
種属哺乳網 食肉目 イヌ科
体長45〜67cm
体重1.4〜9kg
生息地北極周辺のツンドラ地帯
呼び名ホッキョクギツネ、シロキツネ など

一面の雪景色がとても似合う、真っ白な毛色とふわふわな毛並みが、なんとも可愛らしい…!
しかし、1年を通してずっと真っ白なわけではありません。夏には背中の部分が褐色から黒褐色になり、お腹の部分は黄色を帯びた白色になります。また、地域によっては、冬になっても真っ白にならず青灰色や褐色のままの個体もあるのだとか。

一般的なキツネのイメージとは違い、頭部は比較的丸く鼻や耳が短いのも特徴的です。イヌと少し似ていますね!

ホッキョクギツネ
EnriqueによるPixabayからの画像

こんなに可愛らしいホッキョクキツネですが、フサフサの体毛を活かして氷点下70℃の寒さにも耐えられるようです!…想像できません!

※「きじーが学ぶホッキョクギツネ」でも詳しく解説しています!良かったら見てみてください。

ハイイロオオカミ (Gray Wolf)

一般的に「オオカミ」と呼ばれているのは、この「ハイイロオオカミ」のこと!アメリカでは、コヨーテと区別してハイイロオオカミやシンリンオオカミなどと呼ばれています。

ハイイロオオカミ
種属哺乳網 食肉目 イヌ科
体長80〜160cm
体重15〜65kg(平均40kg程度)
生息地北アメリカ、ヨーロッパ、アジア
呼び名ハイイロオオカミ、タイリクオオカミ など

WikiImagesによるPixabayからの画像

ハイイロオオカミ
WikiImagesによるPixabayからの画像
種属哺乳網 食肉目 イヌ科
体長80〜160cm
体重15〜65kg(平均40kg程度)
生息地北アメリカ、ヨーロッパ、アジア
呼び名ハイイロオオカミ、タイリクオオカミ など

凛々しいお顔がかっこいいオオカミ、生息している地域によって体の特徴が異なります。寒い地域のオオカミは一般的に大型で毛色が淡く、体毛が長いとされています!一方、温暖な地域のオオカミは小型で毛色が濃く、短かい体毛が特徴です。

ハイイロオオカミ
Faris MuhammadによるPixabayからの画像

かつては砂漠と熱帯雨林を除く北半球に広く分布しており、日本にもニホンオオカミとして生息していました!日本では既に絶滅してしまいましたが、今のところは、分布域が広く個体数も多いことから世界的に絶滅する恐れはないとされています。しかし、亜種によっては個体数が少なく絶滅危惧種に指定されているものもあるようです。

※「きじーが学ぶハイイロオオカミ」でも詳しく解説しています!良かったら見てみてください。

まとめ

今回はユーコンに生息する野生動物を呼び名とともにいくつかご紹介しました!日本とは呼び名が違うだけで、よく知っている動物もいたのではないでしょうか?
極寒カナダ旅ではユーコン野生動物保護区に行く予定です。どのような動物に会うことができるのか…期待に胸が高鳴ります!

※追記:実際に2023年2月にユーコン野生動物保護区に行ってきました!その時の旅レポはこちらから!

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