車を牽引してもらい到着…ゾウに囲まれた秘境ロッジ!
DAY20

車を牽引してもらい到着…ゾウに囲まれた秘境ロッジ!

ボツワナ

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アフリカ旅20日目はマウン(Maun)からオカバンコデルタ(Okavango Delta)へ

オモゴロロッジ

2022年6月18日、アフリカ旅20日目。今日はマウン(Maun)からオカバンコデルタ(Okavango Delta)のロッジに移動します!連泊するオカバンコデルタのロッジはOmogolo Bush Lodgesというところで、ゾウさんに囲まれている世にも珍しい宿!!ロッジまでの道のりは険しく、牽引してもらってやっと辿り着けました。夕方はブッシュフォーク(Bush Walk)に参加。

今日のルートはマウンからOmogolo Bush Lodgesまでの160km。距離はそこまでないですがツァウ(Tsau)以降はGooglemapにはないオフロード道!

マウンから(Maun)ツァウ(Tsau)まで移動

マウン(Maun)の宿で連行される

おはようございます。今日は楽しみにしていた秘境ロッジに向かう日です!なるべく早くロッジに着きたいので、朝6時起きです。身支度を済ませ、荷物を全部車に詰め込みます。

チェックアウトだけささっと終わらして出発!と考えていましたが、まさかのホテルの支払いが現金のみということが発覚。。嘘でしょ。。ボツワナ通貨のプラはほとんど持っていなかったので焦りました。USDで支払えないか交渉しましたが無理で、「ATMまで連れていくから車に乗って」と言われ、連行されました。

おろしたお金でホテル代を支払い、やっと出発できます!1時間くらい時間をロスしてしまいました。せっかく早起きしたのに…こういう時こそトラブルが起きるものですよね。

ポットホール多めな道中

気を取り直して、まずはガソリンスタンドのあるツァウ(Tsau)まで移動します!ツァウ(Tsau)までは車で1時間くらいで、近くまでくるとポットホールが出現してきました。

この凸凹にハマるとパンクしそうなので、避けて運転しなければいけません!アフリカは日本より車のスピードが速いので、マリオカートな気分になります。

ポットホール

それなりにスピードを出して走らなければいけないので、直前にならないとポットがあることに気がつけないんですよね。助手席の人も一緒にポット探しをしますが、ポットがあったことを運転手に伝える前にもうポットにさしかかっちゃうんです。

ガソリンスタンドに無事着きました!ここで食べ損ねた朝ごはんのパンを食べ、お手洗いにも。

ガソリンスタンドのトイレは鍵がかかっていて店員さんに言うと鍵を貸してもらえるスタイルです。トイレットペーパーはトイレにはなくて、ガソリンスタンドの建物内に置いてあることが多いです!

ガソリスタンドを過ぎるとツァウ(Tsau)の看板発見!!

迷子寸前!タイヤがスタックし牽引で救出してもらう

ツァウ(Tsau)を過ぎたところで右折しますが、ここからはGooglemapではない道になります。Omogolo Bush Lodgesのイボンヌさんにもらっていた地図を頼りに進みます。

Googlemapにない道で迷子になる

地図を頼りに進まなきゃいけないのですが、この地図かなり難解なんですよね。。

地図にはいくつか目印が書かれているので、それを探しながらゆっくり進みます。最初の目印は「青いさびたゴミ箱」。必死で青いゴミ箱を探していたのですが、青いゴミ箱の正体は下記でした↓

全然青くない!!!98%錆びているのでこれはもう茶色。笑

そんな感じでヒントになるようでならないような目印を宝探しのように見つけ進みます。

途中にカカシがいました。結構リアル!

カカシ以降はかなりのオフロードで、ぐわんぐわん揺れる道のりでした。道が険しいので合っているか不安になりなりますが、突き進みます!オフロード自体は冒険感たっぷりで楽しい!!

しばらくするとOmogolo Bush Lodgesの看板がありました!よかった、道は合ってる。

看板があったことで一安心しましたがここからが大変でした。。ここからもっと道が険しくなったんです。もらった地図には「トラックをたどり、23Km進み川床を渡ります」とあるけど、どう見ても川はない。昔、川があったところを指しているんだろうけどそれがどこなのか全くわからない。

分かれ道があって、右と左どっちに進んだらいいのか分からなくて3人で迷いながら右を選択しました。右折した先の道は、木の枝が車にバンバン刺さるし、ボッコボコで狭い道。それでも合っていると信じてしばらく進みますが、「さすがに車が通る道じゃない」レベルまで来てしまったので間違っていると判断して引き返します。

分かれ道まで引き返して今度は左折してみますが、こっちはこっちで何もないし果たして合っているのだろうか…?不安に思い、さまよっていると1台の車が!!!Omogolo Bush Lodgesのブルースさんが迎えに来てくれました。助かったーーーー!安堵感ハンパない。

ブルースさんが車で先導してくれるとのことで、それに続きます。

そしたらまさかの、さっき私たちが「さすがに車が通る道じゃない」と思って引き返した道の先に行くではないか!!嘘でしょと思いながらも行くしかないので行きます。ここまで険しい道だと”冒険感ワクワク”という気分では全くなくなります。

タイヤが砂にハマり、牽引してもらうことに

道は進めば進むほど険しくなります。途中から砂がサラサラになって、しかも上り坂になってきました。これは下手すりゃタイヤが砂にハマると思ってスピードを落とさないようにしていますが、、

ついにハマってしまいました。。

ブルースさんがアクセルの踏み方などレクチャーしてくれますが、びくともしない。少しでも車体を軽くするためにまずは私たちの重い荷物をブルースさんの車に移動させてもらうことに。

これがブルースさんの車。

荷物を移動させてもダメだったので、やなぎーとみとちゃんも降りることに。やなぎー、みとちゃん、ブルースさんの3人で車を後ろから押します。3人がかりでやっと車が少し動き、抜け出しました!!!ブレーキを踏むとまたタイヤがハマってしまうのできじーはそのまま前進。

やなぎーとみとちゃんはブルースさんの車に乗せてもらいました。先に進んでいたきじーですが、またもや砂にタイヤがハマってしまいました。また3人がかりで車を押しますが、今度はびくともしない。さらに荷物を減らすなどしますが、結局ダメでした。

最後の手段でブルースさんがもう1台車を呼んで、その車に牽引してもらうことになりました。車が到着すると素早く牽引の準備をしてくれました。

牽引してもらってやっと抜け出せました。。。よかった。悪魔の砂道を抜け出し、ロッジに向かってさらに走らせます。1番暑い時間にトラブル勃発し、かなり疲れました。

そんなこんなで目的のOmogolo Bush Lodgesに何とか到着しましたー!!ロッジの前ではウェルカムジュースを用意してくれていました。

疲れていたのもあり、このジュースが心底美味しかったです。

サバンナのど真ん中!ゾウが群がる秘境ロッジ

ロッジまでの道のりはそりゃもう大変でした。でもこの大変さを超える感動がこのロッジにはあるんです!!サバンナのど真ん中にある秘境ロッジ。その名は「Omogolo Bush Lodges」!!

何にもないサバンナにポツンと建っているのです!!!ジャジャーン

ゾウさんの水飲み場がロッジの目の前にあるので、ロッジの周りにはゾウさんがたくさん集まります!!

オフロードで体力を消耗していたので、ロッジにチェックインして最初にみた光景がこれで、すごすぎて頭が回らなかったです。だって大きなゾウさんが目の前にたくさんいるんですもん。

オモゴロロッジ

ロッジからの景色は生涯忘れないと思います。日本で予約するときに、Omogolo Bush Lodgesのホームページでゾウさんが集まる様子を見ていましたが、運がいい時に集まるくらいに思っていたので、最初からこんなにたくさんのゾウがいるとは思わず、度肝を抜かれました。

ロッジの中も広々としています!シャワーとトレイは外にあります。大自然の中にあるロッジなので蜂はすごい多いです。

こんなロッジで生活できるなんて幸せだ〜〜!

夕方はブッシュウォーク(Bush Walk)へ

夕方はブッシュウォーク(Bush Walk)に出かけました。Omogolo Bush Lodgesのスタッフのウィラさんとツミさんが連れて行ってくれます。ブッシュウォークに行くのは南アフリカの野宿以来です。

野宿の時と同じで、1列で歩くこと、先頭の人がグーサインを出したら必ず止まること、基本的に話さないなどのルールがありました。サバンナの共有ルールであることを知れてよかったです。

木の実を食べさせてくれたり、セイジの葉っぱを燃やすと蚊が寄ってこなくなるなど自然のことをたくさん教えてくれました!

夕暮れが近いので葉っぱがキラキラしていて綺麗でした。南アフリカの野宿したサバンナよりも背丈の長い植物が多かったです!その分トゲが刺さりやすい。

こんな植物もありました。ポンポンがついていて可愛い♩

これはウォーターメロン。そこら中にあるけど食べれるのかな?

ガイドのツミさんとウィラさん。肉食動物も同じようにここに登ってあたりを見渡すんだって。

写真撮ろうよと誘ってくれて、ウィラさんと記念撮影!

遠くでゾウさんの鳴き声が聞こえると教えてくれて、ゾウさんの居場所を探ることに。30m先にゾウさんがいるのを発見!!ロッジの前にもゾウさんはいるけど、ブッシュウォークでゾウさんが見られるのはまた別なんですよね。ロッジにいる限りは柵があるからゾウさんに襲われる心配はないけど、ブッシュウォークは自分も自然の一部なので襲われる可能性もあります。

自然のルールを守りながらゾウさんを遠くから観察するのはアドレナリンがでます!!

ゾウさんを見たあと、2時間のブッシュウォークは終了。足にトゲがたくさん刺さっていました。なかなか取れなくて、ピンセットで15分くらいかけて抜きました。

ロッジから見る夕日×ゾウさん

ブッシュウォークから帰ってくると夕日はもう沈んでいました。ゾウさんは相変わらずたくさんいます。夕日とゾウさんってなんでこんなにマッチするんだろう。

長い大きな鼻で水を飲んでいます。長い牙もついています。後ろ足が意外と細い。こんな至近距離でゾウさんを見れることなんて滅多にないので、ゾウさん観察に夢中になっちゃいます!

いろんなゾウさんを見ていましたが、一際可愛いゾウさんを発見!!この子です。

びっくりするくらい可愛いゾウさん

目がめっちゃ可愛くないですか!?足の曲げた角度まで可愛い。アイドルみたい!!

びっくりするくらい可愛いゾウさん

大興奮のゾウさん観察となりました!!

夜ごはんはきじー特性のタコス♩野菜たっぷりで栄養も取れるしとっても美味しかったです!!

夜はかなり冷えます。たくさん厚着をしてもブルブル震えるほどです。シャワーが外にありますが、超絶寒いので今日は断念。日が沈む前に入らないとダメでした。。

今日は毛布と掛け布団をかけても寒いので、寝袋もかけて眠ることにしました。おやすみなさいー!

▼宿泊したオカバンゴデルタの「Omogolo Bush Lodges」:

https://omogolobushlodges.com/

2022.6.18

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