チェジュ島で運転するのは危険?知っておきたい交通ルールや体験談まとめ

チェジュ島で運転するのは危険?知っておきたい交通ルールや体験談まとめ

2024年4月にレンタカーでチェジュ島を巡りました。チェジュ島は公共交通機関が発達していますが、自然豊かなエリアはレンタカー移動の方が便利です。車であれば1日で島をぐるっと1周できます!

南米やアフリカで運転したことのある私たちから見たチェジュ島の運転マナーや、事前に知っておくべき交通ルールをご紹介します。

韓国は右側通行の左ハンドル

韓国は左ハンドルで右側を走ります。日本とは逆です!初めて左ハンドルを運転する場合は、不思議な感覚だと思いますが、半日あれば慣れるのではないでしょうか。日本に戻り右ハンドルで運転した時も同じように不思議な感覚になります。

信号機は4つある

信号機は3つのイメージですよね?でも韓国では4つ以上あることが多いです。青・黄・赤は日本と同じですが、左折専用のランプがあるのです。

初めてこの4つの信号機を見たときは「ん!?」と思いました笑

矢印が消える前に黄色信号が出るのも特徴です。日本では何も合図がない状態で矢印が消えますが、韓国では矢印が消える前に黄色信号が出ていました!最初はなぜ信号が黄色になったのかが分からず戸惑いました。

黄色の点滅信号

黄色の点滅信号が多いことにも驚きました。黄色の点滅信号は「他の交通に注意して進むことができる。」という意味ですが、空港近くで交通量の多い交差点でも点滅信号でした。

三色信号の方が安全そうなのに・・・と思いながら渡りました。

主要道路は広く、混まない

チェジュ島は島国ということもあり主要道路が限られているので渋滞が起きやすいかと心配していましたが、全然そんなことはなかったです。一度も渋滞にはハマりませんでした。

主要道路はとにかく広い。4車線あることもざらです。交通量は空港近く以外はさほど多く、車線が多いし道路が広いので快適です。主要道路を外れても大抵2車線はありました。

山道や田舎に行くと1車線になり、道幅も狭くなります。でも日本で運転できるなら問題ないレベルです。

運転は想像以上に荒い

ウィンカーなしで割り込み、当たり前です。

海外ではそういう車は多いですが、日本ではまずないこと。しかも韓国の場合はわざと目の前に割り込みしてくる車もいて、行儀悪い印象でした。トラックを運転しているおじさんは信号無視する人がいました・・・びっくりです。

路地に入ると路駐がものすごいです。隙間なく車がズラーっと停まっています。路駐が当たり前の文化なんでしょうね。車が出入りするところやお店の玄関の前には車は停まっていませんが、それ以外は本当にぎっしり停まっていました。

夜の運転は要注意です!!

びっくりするくらい街灯が少ないです。ソウル市内はそんなことないと思いますが、チェジュ島はとにかく街灯が少ない。山道の方は真っ暗闇でした。

私たちは運悪く、夜の運転中に、警報が出るほどの大雨に遭いました。

街灯のない田舎道を走らなければならず、恐怖でした。チェジュ島の気候なのか、夜でも霧が発生するエリアがあり数メートル先が見えない状況でした。天気が悪い夜の日の運転はマジで危険です。

ポリスはいないが、監視カメラが大量にある

ペルーやモロッコに行ったときは交通違反を取り締まるポリスがいたるところに潜んでいましたが、韓国ではポリスはあまり見かけませんでした。

でも、その代わり監視カメラが大量にあります。韓国らしいですよね。監視カメラで常に見張られているんです。みんな監視カメラの近くになったら、おもしろいくらいにスピードを落とします!どんなに運転が荒い車でもスピードを緩めるのだから、あれは滑稽の絵でしたね。

ちなみに南米は運転が韓国よりもっと荒いですが、スピードの抑制として「ガッタン」がたくさん設置されています。道の途中にいきなり盛り上がったハンプが出現するんです。

これは減速を促す「ハンプ」と呼ばれるもの。存在に気が付かず減速しないまま通ってしまうと、車体が「ガッタン」となりタイヤが痛むんです。

このガッタンと監視カメラ、どちらがいいのでしょうかね…

駐車場には困らない

チェジュ島では一度も駐車場には困らなかったです。チェジュ島の観光地にはきちんと駐車場は備わっています。Googlemapでは確認しずらいところもありましたが、安心してください。そしてほとんど無料でした。日本の方より無料駐車場が多い印象です!

ただ、駐車スペースは狭いです。チェジュ島は車体が大きい車が多い印象でしたが、そのわりに駐車場は狭い。頑張って止めるしかない。

レンタカーはスムーズに借りられる

私たちは済州国際空港店でレンタカーを借りました!空港の到着ゲートを出た近くにレンタカー会社の窓口があります。そこで受付だけして、そのあとはシャトルバスで車がある営業所まで移動します。

シャトルバス乗り場までは歩いて数分で、日本語の案内板も出てるので迷わないと思います!

営業所に着いたら車を早速借りられますが、何もストレスかからずスムーズに行きました。返却のときも色々言われることなく、スムーズです。レンタカーを借りること自体はイージーと言っていいでしょう。

今回はチェジュ島を運転してみての体験談や、韓国の運転ルールをご紹介しました!レンタカーで楽しい旅を送れることを祈ってます!

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