南米アンデス旅26日目はトルヒーヨからリマへ移動
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今日はトルヒーヨからリマへの移動日です!リマへは566キロ・10時間の旅。
特に寄り道はせずこのルートをひたすら進みました。街から街の道路はとても綺麗に整備されていて走りやすい!一方、リマのダウンタウンは相変わらずデンジャラスでしたが、なんとか乗り切りました〜!
トルヒーヨの宿を出発!10時間の旅スタート
リマまでは移動に10時間かかるので今日も早起きです。朝ごはんを食べつつ、お昼ごはん用のタコスを作りつつ…サクサクと準備を進め7時半にトルヒーヨの宿を出発〜!もう手慣れたもんです◎
今日はポリスがすごく多くて…おそらく強化週間みたいな日だったんだと思いますが、道中に捕まっている人をたくさん見かけました。
今日通った街で大きかったのは「チンボテ」と「カスマ」。カスマではお祭りのようなものをやっていたようで人で賑わってました。ただ、ピークのタイミングはずれてたようなので良かったです。
途中、昼ごはんのタコスを車で食べました♪ 今日も美味しかった〜!
再びリマに向かって車を走らせます。街から街の道路はかなり綺麗で砂漠の景色が広がっています。
今日はずっと海岸沿いを走っていましたが、ほとんどが砂漠の景色でした。
どうやらこの辺りの砂漠は「冷涼海岸砂漠(れいりょうかいがんさばく)」と言うようです。冷涼海岸砂漠について少し解説しますね。
冷涼海岸砂漠(れいりょうかいがんさばく)とは
冷涼海岸砂漠とは、その名の通り海岸にできる砂漠で、中でも沖に寒流(冷たい海の流れ)が流れている場所にできます。そのような場所では海岸の空気が冷たく、離れた山岳地では空気が暖かくなるという傾向があります。
そのため、上昇気流が起こらず雨が降らないから砂漠化しちゃうのだとか。でも、海岸沿いなので空気は湿っていて雨が降らない代わりに霧が発生する…という不思議な環境です。
先日訪れたアタカマ砂漠や、2022年に訪れたアフリカのナミブ砂漠は、何十年間も雨の降っていない冷涼海岸砂漠だそうです。私たちは特殊なところばかり行ってたのか!
霧の謎
運転中、霧が濃くて危ないなぁと思うことが度々あるのですが、これも上記の環境が影響しています。
どうやら、濃い霧は太平洋から立ち込めてくるのだそう。現地の人々はこの霧のことを「ガルーア」や「ネブリーナ」と呼んでいます。
ペルーは雨が降らない?
冬の時期は特に曇りばかりで、太陽がささないこともしばしば。この天気のことを現地では「LIMA GRIS(灰色のリマ)」と言うそうです。リマの年間降水量は30mm程度。
毎日がこんな感じなので、現地の人は雨は降らないものと思って生活しているのだとか。
実際、リマの一軒家は屋上が剥き出しになった平らな天井が多いようです。それに天気予報を気にする人や、そもそも傘を持っている人もあまり多くないのだそう。なんだか面白いですよね。
リマのダウンタウンを駆け抜け、宿に到着〜!
最後は、相変わらずデンジャラスなリマの道路を駆け抜け…
リマに入ると急に車の量が増え、渋滞が始まります。
airbnbで予約したリマの宿に到着〜!
今日の宿は装飾がとても可愛らしい。
お湯もちゃんと出るし、水量もバッチリです。昨日泊まったトルヒーヨの宿は屋上しかお湯が出なかった…!
大きな冷蔵庫とウォーターサーバーもありました◎
晩ごはんは、お湯の出る快適なキッチンで自炊しました。
シーフードクリームパスタと具沢山の野菜スープ。シーフードパスタに使おうと思っていたジェノベーゼソースは、開けてみると独特な甘い匂い…これはまずいと思い、急きょ牛乳で作りました。美味しくできて良かった〜♪
明日は車を再びメンテします。それでは今日もお疲れ様でした!!
2023.07.21