南米アンデス旅37日目はボートでジャングルを巡る
ポッドキャスト:
ジャングル2日目!昨夜は鳥のさえずりや虫の音を聴きながら、めちゃめちゃ気持ちよく眠ることができました◎
今日は、朝4時半に出発予定なので3時半ごろに起きて準備をします。
今日の出来事
バスでボート乗り場まで移動
4:30 バス出発
今日はボートに乗ってジャングルを旅します!まずはバスでボート乗り場まで向かいます。
バスに乗り込み、レッツゴー!!!
5:15 ボート乗り場に到着
45分ほどでバス乗り場に到着!荷物を全てボートに積みます。
ガイドさんたちは自分たちの荷物以外に、食品や備品などをボートに積み込む必要があるので、バスとボートを行ったり来たり。
ボートに乗って2日目の冒険スタート
5:30 ボート出発
15分ほどで荷物の積み込みが完了し出発〜!!
夜明け前のボートの上はなかなか寒い…。昨日よりは暖かい気がするけどやっぱり寒いです。
ボートで川を進んでいると少しずつ空も明るくなってきて…幻想的な風景が目の前に!
霧がめちゃめちゃ良い役割をしてます…!!
でもこの霧のおかげ(!?)で全身はベトベト…。リュックまでベトベトにならないように、ビニール袋で覆います。
途中、トイレに行きたくなって近くに停めてもらうことに。ボートの上なので、トイレに行きたくなったら伝えて停めてもらう必要があります。
07:00 みんなで朝ごはん
しばらくボートの上で各々の時間を過ごし、7時頃に朝ごはんの準備をします。
朝ごはんは、ホットドックにパン、ジャム、バター、そしてドデカいお皿に盛られたたっぷりフルーツです。どれも美味しい!!!フルーツの上には、サクフワなグラノーラみたいなのが乗ってました。
ボートの上なので膝をテーブル代わりにします。
手が塞がって少し食べにくいですが…ジャングルを眺めながら食べる朝ごはんはとても優雅♪
08:15 長靴を支給してもらい、さらに進む
それぞれサイズに合った長靴(昨日サイズを聞かれていました)を支給してもらい、進んでいきます。
途中トレイ休憩を挟みつつ、さらに進みます。
ボートの上では基本的に自由時間!各々好きなように過ごしました。
私たちは野鳥撮影を満喫!ジャングルにはさまざまな種類の鳥がたくさんいます。
大量のカラフルなインコや…
黒い鳥や白い鳥。
アフリカオオガノのような大きな鳥もいました。ここでは「ナンベイアオサギ」と「ダイサギ」を少しご紹介!
ナンベイアオサギ(Cocooi Heron)
ナンベイアオサギは、ペリカン目サギ科に分類される鳥類で正式名は「エリジロサギ」。
名前の通り、主に南米の湿地や湖沼、河川に生息しています。
ダイサギ(Great Egret)
ダイサギもペリカン目サギ科に分類される鳥類。
世界の熱帯・温帯に幅広く生息し、温帯の個体は冬になると暖かい地方に移動します。
シラサギの一種で、日本ではアオサギと並ぶ最大級のサギ。
マヌー川に突入!ジャングルにいることを改めて実感
10:20 マヌー川へと突入
10:20頃、ついにマヌー川に突入!それまでは青色の水だったのに、急にものすごく濁った茶色の水になりました。茶色だとさらにアマゾン感が増しますね!!
10:45 国立公園管理局に到着
管理局に到着!ボートから降りた途端、蝶の大群が私たちを迎えてくれました。
地面はかなりぬかるんでいるので長靴を準備していてもらって本当によかったです。
管理局では、名前やパスポート番号、滞在期間を記帳します。
ここには唯一のトイレがあります。
でもトイレットペーパーはありません。ジャングルには基本トイレットペーパーがないので、持って行くようにしましょう。
11:25 国立公園管理局を出発
記帳完了!トイレも済ませて管理局を後にします。
ボートから仲良しな亀さんと戯れる蝶を発見!
今まで見たことのない光景で、心がほっこりしました。
12:00 ランチタイム
再出発して約30分。ボートの上でランチタイムを過ごします。
お昼ごはんはワンプレート料理です!プレートには、セビーチェとアロス チャウファ、甘いサツマイモ、白いイモ、白いトウモロコシ(1粒2cmほどのジャイアントコーン)がのっていました。セビーチェは、新鮮な魚介をたっぷりのレモンとハーブなどを加えたマリネ液に漬けた料理で、アロス チャウファはペルーのチャーハンです。
セビーチェもアロスチャウファもパクチーたっぷりで…パクチー苦手なやなぎーは悲しい気持ちに…。でもでも!パクチー苦手ってことを改めて伝えたら、コックのホアンがパクチー抜きチャーハンを作ってくれました◎ とっても美味しかった〜!!
お昼ごはんを食べた後は、各々ジャングルの景色を眺めて過ごしました。
川の反射がとっても綺麗。
ここにも野鳥がたくさんいました。朝目撃したナンベイアオサギや…
つがいの鳥…
流木で休む小鳥。
それに大集合の鳥さんたち。
ユキコサギ(Egretta thula)
ユキコサギは、南米を中心に中北米にも生息するシラサギの仲間。
日本にも生息するコサギと似た見た目をしていますが、ユキコサギの大きさは一回り小ぶりです。
ボートを降りてジャングルを散策
15:00 ナマケモノ発見!一旦ボートを降りる
ナマケモノを発見したので一度ボートを降りて、近くに見に行くことにしました。
この時間は少し立っているだけでも汗が流れてくるほど暑いです。朝の寒さが嘘のよう。
地面はめちゃくちゃぬかるんでいるので長靴必須!やなぎーはズボッとハマってしまいました…同じく地面に足を持ってかれたアフリカ旅の34日目「死の沼地デットフレイへ!ナミブ砂漠の地図解説〜真の冒険王はすごかった〜」を思い出す…。
地面と戦いながらナマケモノの近くまで行けたのですが、眠っていて残念ながら顔を撮ることはできませんでした。発見したのはノドチャミユビナマケモノという種類。
ノドチャミユビナマケモノ
中南米の新熱帯地域に生息するミツユビナマケモノの一種。よく知られている通り行動は超ゆっくりで、トレイは1週間に1度しか行かないと言われています。
ボートに戻って、再び川を駆け抜けます。
15:40 ハイキング
少し進みもう一度ボートを降りました。ここからはジャングルの中をハイキング!
まさにジャングル!というような植物が満載の場所です。
鬱蒼とした茂みの中を進むので、想像していたよりも全然涼しい…!
見たことのない大きな木や、おもしろい形の葉っぱがたくさんありました。
ビューポイントとなる管制塔があるそうなので、そこを目指します。登りの階段は日差しが強くとても暑い…。
ちなみに、私たちの前に先客(他のツアー客らしき人々)がいたので降りてくるのを下で待っていたのですがその間も大量の蚊がブンブン飛んでました。天使のスキンベープ、ディート35%の虫除けクリームを塗ってる私たちにはあんま寄ってこないけど…ガイドのダーウィンは虫除けを塗ってないのか、めちゃめちゃ蚊が寄ってきてました…。
管制塔のてっぺんに到着〜!
てっぺんからはこんな感じの景色を眺めることが出来ました!
管制塔を満喫した後は、ジャングルを冒険しながらボートに戻ります。
ジャングルをハイキングしている途中で出会った「アゲマキプリトカゲ」と「ブラックスパイダーモンキー」をご紹介!この他にも草陰から大きな影が出てくるのが見えたので…まさかゴリラ!!?と一瞬びっくりしたのですが、正体はコックのホアンさん(笑)ゴリラじゃなくてよかった〜〜〜!
アゲマキプリカトカゲ
頭部の形状が古代の人の髪型(アゲマキ)に似ていることから名付けられた、アゲマキプリトカゲ。
確かに少し膨らんでいますね。主に南米に生息するトカゲです。
ブラックスパイダーモンキー(Black Spider Monkey)
ブラックスパイダーモンキーは、クモザル科に属するお猿さん。蜘蛛のような長い腕を使って、木を登ります。ペルーの一部、ブラジル西部、ボリビア北部のみに生息し、絶滅の危機に瀕していると言われています。
16:30 宿に向けて再出発
1時間ほどジャングルのハイキングを楽しみ、宿に向けて再出発!
ボートから見える夕日が最高に綺麗でした◎
今日の宿に到着!夜はナイトウォークを楽しむ
17:40 宿に到着
ボートから荷物を下ろし、今日の宿に向かいます。
村の入り口を通り抜け…
無事にロッジ「CASA MATSIGUENKA」に到着〜!
今日のロッジは、トイレとお風呂は共有です。
18:20 ナイトウォーク
それぞれ部屋でゆっくりした後、18:20頃からナイトウォーク開始!
ガイドさんの解説を聞きながら、さまざまな生物を見ることが出来ました。
まさしく熱帯雨林で育ちそうな植物や…
カエル。
虫もたくさんいました…。フクロウの鳴き声も聞けましたよ!
ナイトウォークは1時間ほど楽しみました。
19:45 晩ごはん
ナイトウォークの後は晩ごはん。ホアンが作った、パスタに野菜スープ、ほうれん草オムレツ、チキンフライを食べました。美味しい上に盛り付けも可愛い…!
ごはんを食べたらそれぞれの部屋へ。
蚊帳の中で寝ます!今日も朝から夜まで大満足の1日でした◎
ジャングル生活もあと3日、明日も楽しみ〜〜!!
2023.08.01