南米アンデス旅31日目は「マラスの塩田」と「モライ遺跡」へ!
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南米旅31日目の今日の見どころは2つ!谷間にできた美しい塩の大地「マラスの塩田(Salineras de Maras)」と、円状に何段も組まれた段々畑の遺跡「モライ遺跡(Moray ruins)」です。
今日は超早起きをして宿の屋上で星景写真を撮ってから、この2つの場所へ向かいます!
朝3時半に起きて星空を撮影
3時半に起きて、宿の屋上で星景写真を撮影しました!
遺跡をバックに撮りたかったのですが…街灯が思ったよりも明るく、「これだ!!」というショットは残念ながら撮ることができませんでした…。
なので早めに撤収。各自、30分ほど休憩してから出発の準備を始めました。
暗闇のなか宿を出発!マラスの塩田(Salineras de Maras)へGO
準備が整い宿を出発〜!まずは、オリャンタイタンボ村を通過して「マラスの塩田」へ向かいます。
出発時刻は5時20分。日の出前なのであたりは真っ暗です。
オリャンタイタンボ村を通過したのは5時半ごろ。朝早い時間にもかかわらず、村には想像以上に多くの車がいてびっくりしました。
村からマラスの塩田までは車で30分ほど。まもなく着きそうだなというタイミングで、またまたGooglemapは極細道を指している…。これは対向車が来たら絶対アウトだ…!
なんとか頑張って行くのですが、通過しなきゃいけない橋の手前のドアが半分閉まっていて…車では通ることができません。
結局その近くの安全な場所へ車を停めて、歩いて塩田まで行くことに!
先ほど通れなかった橋を渡り、民家を抜けると…最後の難関!登りの急坂が私たちを待ち受けていました…!「え…ここを登るの?」と思わず言っちゃいましたが他に選択肢はなさそう。
坂を登り始め…
景色を見渡してみると…私たちめっちゃ高い場所にいる…!!
20分ほど進んだころ、塩田が見えてきました!!
マラスの塩田とは?
ここでマラスの塩田についてプチ解説!
マラスの塩田はアンデスの高地にある塩田(塩を取り出すために作られた区画)で、その標高はなんと3,200m!インカ帝国の首都「クスコ」からオリャンタイタンボの間に広がっています。インカ人が使用した塩田としても知られており、今でも塩の精製が行われています。
このような高地に塩田が存在するのは、地殻変動によって海底が大きく隆起した結果です。また、この地域では塩水の天然温泉も湧き出ています。DAY10に訪れたウユニ塩湖と同様に、地形が大きく変動したことでこのような美しく魅力的な景色が出来上がったのです。
塩田に到着〜!!
なんとか無事に塩田に到着!到着した時はまだ日が昇っていなかったので、ちょっと暗いです。
少しずつ日が昇り…
キラキラの塩田が現れてきました。とても綺麗…!!
太陽の熱によって少しずつ水が蒸発していきます。
フチの部分はこのように塩が凝固しています。
どうやら、塩が塊になっている箇所は、塩を取り出し水の量とのバランスを見ながら調整する必要があるようです。塩の出荷準備をしている人も見かけました。
塩も少し舐めてみましたが…アマジョッパイ!やはり純度が高いからでしょうか?
ちなみに、真っ白に見える部分が多いですが、これは乾季限定だそうで他の季節は全体的に茶色っぽくなるようです。
また、塩は光を反射する特性があり、反射した光が皮膚に跳ね返ってヤケドしちゃうので…日焼け止めを徹底しておく必要があります!
マラスの塩田には8時ごろまで滞在しました。
少しお腹も減ったので、塩田を眺めながらうまい棒を。
次はモライ遺跡に向かいます!
モライ遺跡(Moray ruins)と絶景のアンデスロード
モライ遺跡は、マラスの塩田から30kmほど離れた場所にあります。車だと1時間ほど。
マラスの極細道を抜けながら向かいます。
途中、ひつじの大群に出会いました。
牛も普通に道路を歩いている…!
ひたすら車を走らせ、モライ遺跡の駐車場に到着〜!
昨日のお昼からうまい棒しか食べてないので、駐車場でカップラーメン(味噌味)を食べることに!疲れた体に塩味がちょうど良い…。
ごはんを済ませ、ゲートで係員にチケットを見せて通ります。 チケットは昨日、オリャンタイタンボ遺跡に訪れた際にセットを買っていました。 (厳密いうと、オリャンタイタンボ遺跡のチケットを買うとモライ遺跡の入場チケットも付いてきます。高く買ってほしいんだろうな…)
ゲートを抜けて遺跡へ向かいます。
すぐ目に飛び込んできたのは円形の段々畑!
全体像はこんな感じ。なんだか、ひょうたん型の隕石が落ちてきたみたいな感じです。
少し散策します。
モライ遺跡は観光地化されており、トイレもしっかり設置してありました。
モライ遺跡とは?
ここからはモライ遺跡についてプチ解説!
モライ遺跡は、インカ帝国の首都「クスコ」から北西に約50km進んだ場所にあるペルーの遺跡です。
ここの標高は3,500m!山間に広がる大きな円形の段々畑が特徴です。
非常に大きい段々畑なので、段々の上部と底部の標高差は100m!そのため気温差が生じます。この気温差を利用して、古くから農作物の生育状況を調べる研究所の役割も担っていたのだとか。今でも、考古学的観点から研究が続けられているそうですよ!
モライ遺跡の先にある絶景に大感動!
私たちが感動したのは、モライ遺跡より先にある素晴らしい景色!モライ遺跡から車で5分ほどで全然違う景色に変わります。 まさにアンデスロード!という感じでパッチワークのような芝生が広がっていました。
さらに、羊が自由に駆け回っていてすごくのどかでした!もし羊に生まれ変わってしまったなら、ここに住みたい…そんな場所です。まるでハイジの物語から抜け出したかのような魔法のような場所でした♪
宿に戻ってゆっくり過ごす
今日は朝早くから頑張ったので長めに仮眠しました!そのあと、宿の屋上でフレンチトーストを作って食べました♪
食べ終わったら日本メンバーと打ち合わせをしたり、明日訪れるマチュピチュの準備をしたりして過ごしました。
晩ごはんはきじーが作ったパスタ!このパスタなぜだかめちゃくちゃ日本のほうとうっぽい味がしました。野菜がふんだんだから?初めて食べる「ほうとうパスタ」でしたが、やさしい味でやや体が疲れている私たちにピッタリ。
明日はついにマチュピチュへ!!楽しみ〜〜!!!
2023.07.26