ウユニ塩湖の星空や夕暮れを堪能!乾季を楽しむフルコンボDAY
DAY10

ウユニ塩湖の星空や夕暮れを堪能!乾季を楽しむフルコンボDAY

ボリビア

空の色が特殊だった。

秘境旅をしていると、よく空に驚かされます。ウユニ塩湖ではピンク色の空が一番衝撃的だった。あんな色の空に包まれたことは初めて。夜明け前から日が暮れるまで、ウユニ塩湖はただひたすら素晴らしかったです。

ポッドキャスト:

ウユニ塩湖の幻想的な夜明け

夜明け前の暗い中、長靴で塩湖に降り立つとピシャっと水の跳ねる音がしました。

乾季でも塩湖には深い水たまりがあるため、ツアー会社が貸してくれた長靴で塩湖に降り立ちます。塩湖に長靴で行かないといけないのは知らなかった。

ツアー会社から支給された長靴

外は-5度〜-10度くらい。完全に体が冷えてしまうのを避けるためにときどき車に戻って温めます。

夜明けの瞬間に空を見上げると、オリオン座が太陽が昇る方向に沈んでいくのが見えました。

どんどん空が明るくなってきました。朝日とランクル、とても合いますね。

太陽が昇った後の西の空はピンクや水色に。なんだ、この色は。

夢の世界にいるような感覚。時折あまりの綺麗さにぼうっとしながら、目に焼き付けました。

見たことのない、新しい空にはしゃぐ。

景色は瞬く間に変わっていきます。分単位のレベルでね。ベストタイミングを逃すわけにはいかないのでひたすらシャッターを切ります。

朝日を反射させた鏡張りの写真

秘境とは思えない豪華な朝食

一度宿に戻って朝食を。

宿泊していた塩ホテル(Hotel Palacio de Sal)

ホテルに入ってから気づきましたが塩が服にべったり。塩湖って本当に塩で出来ているんだな。

朝食はビュッフェスタイル。秘境にあるとは思えない空間です。

それぞれの品は、すべてスタッフがよそってくれます。

シェフが目の前で卵を焼いてくれました。焼きたてオムレツ最高!!

パンも美味しかったし、普段飲まないホットミルクが異常に美味しく感じました。

ウユニ塩湖の名所巡り

1.塩の山(ピラミッド?)

ここではウユニ塩湖の塩を舐めてみました。

塩の山(ピラミッド?)

以前はピラミッド型の塩山があったそうですが、今は崩れてしまったみたいです。

日中の塩湖は日差しがとても強くて眩しい…目がチカチカします。サングラスしていないと太陽の方は向けないです。

2.DAKARの塩のオブジェ

続いてDAKERの塩のオブジェへ!記念撮影の定番場所です。

3.国旗に囲まれたオブジェ

次は国旗に囲まれたオブジェ。DAKARの塩のオブジェから歩いて行けます。

世界中の国の旗があるのに日本のはありませんでした。…悲しい。

4.廃墟と化した塩のホテル(プラヤ・ブランカ)

塩で出来た廃墟ホテル!テービルや椅子が設置されていました。

塩のベッドの名残もあります。

キキンチョ(アルマジロに似た動物)とリャマの剥製も展示されており…

リャマには実際に乗ることもできました。なかなか年季の入った匂い…。

ちなみに、廃墟ホテルは有料(5ボリビアーノ)ですがトイレも利用可能です!
料金を払えばトイレットペーパーももらえます。

ただし、水は流れず、手を洗うこともできません。ウユニ塩湖ではどこでもトイレがあるわけではないので、行けるタイミングで利用しておくことをおすすめします◎

5.トリック写真(ボニータフォト)やドローン撮影

「ボニータフォト」と呼ばれるトリック写真を撮りました!乾季の塩湖ならではの楽しみ方。
恐竜のおもちゃやプリングルス、じゃがりこ、帽子などを使って撮影します。アレックスさんはポンチョまで貸してくれました。

トリック写真は、奇妙なポーズをとることも多いためベストショットを逃さずに撮る必要があります。なのでiPhoneなどのスマートフォンを使った方が撮影しやすいかも!

アレックスさんは黒いマットの上に横になり、体を張って撮影してくれました!!

5.巨大サボテンが立ち並ぶインカワシ島

インカワシ島は、ウユニ塩湖のスタート地点から一番離れた場所にあります。観光地として整備されているので、トイレや食事を楽しむためのテーブルや椅子などが用意されています。

少し遅めのランチをとりました。ランチはガイドさんが用意してくれたサラダ、ビーフ、チキン、蒸したじゃがいも、ライスです!特にじゃがいもはとても美味しかった。

ランチを食べているのを綺麗なガトーの猫ちゃんが来ました!ガトーはスペイン語で「雄猫」です。

インカワシ島は登るのには、1人あたり30ボリビアーノ(トレイ代込み)が必要です。ツアー代に含まれている場合もありますが、私たちは別途料金がかかりました。

インカワシ島は「サボテンの島」として知られ、その名の通りさまざまな種類のサボテンがいたるところに生えています。

へんてこな形をしているのも多く面白いです!

乾季なので水は無いですが、山頂ではウユニ塩湖の塩が波打つ様子を見ることができました。

山頂での滞在時間は約20分ほど。じゃがりこを食べたり…

岩の近くで大ジャンプをしたり、楽しいひとときを過ごしました◎

下りのコースではさらに多くのサボテンが生えていて、凄まじい量!!まさにサボテンの楽園です。

実際に目にすることはできませんでしたが、インカワシ島にはビスカッチャも生息しているようです。
※ビスカッチャはDAY5にも目撃した別名アンデスウサギとも言われる大型の齧歯類です

一生忘れないウユニ塩湖の夕日

インカワシ島から鏡張りが見れる場所へ移動。車の中でコカの葉を食べました。コカの葉はスナック菓子のような食感で、地元の人は高山病を予防するためにコカの葉を日常的に食べる習慣があるそうです。

乾季でも見れる鏡張り

日が沈む瞬間は乾季ならではの景色で見たかったので水がない場所へ移動!

乾季のウユニ塩湖を上空から見た図

白い巨大な模様が大地に果てしなく広がっています!!ウユニ塩湖というと雨季の鏡張りが有名だけど、乾季の白い大地も必見です。

日が沈み始めました!この時間を待っていた。

陰影が濃く出るので、ハチの巣のような、ひび割れた六角形の模様がくっきり見えます。

分単位で日が落ちていく。どうか、もう少し楽しませてほしい。幻想的な時間はあっという間に過ぎていきます。

日が沈み切る間際、最後に大ジャンプして締めくくりました。

ガイドさんたちにも恵まれ最高のウユニ塩湖DAYでした。アフリカのマカディカディ塩湖も素晴らしかったけど、ウユニ塩湖が世界中で人気の理由を体感できたなと思います。

塩湖って自然を360度で見れるから大好き。


ウユニ塩湖の1日スケジュール

ウユニ塩湖のツアーは午前4時半〜午前8時の「サンライズコース」と午前10時半〜午後7時半の「デイコース」の2本立てでした。時間とともに振り返っていきますね。

サンライズコース(午前4時半〜午前8時)

04:30 ガイドさんと集合

ガイドのアリエルさんと私たちが宿泊している塩ホテルに集合でした。10分前には迎えにきてくれたので、車に荷物を積みこみ4時半には出発することができました。

04:50 塩湖に到着

乾季でも水が溜まっている場所に到着。塩ホテルを出発してから、20分くらいでした。

星空を楽しむスターライトツアーは3時半に集合してから巡るようです。 今回のサンライズコースは朝日を見るのがメインのコースですが、星空も見れてラッキーでした!ただ月が明るかったので天の川は見えず。6時半ごろから陽が昇り始めました!

08:00 ホテルに戻り朝食

ツアー「サンライズコース」が終了したら一度塩ホテル(Hotel Palacio de Sal)に戻ります。

「サンライズコース」「デイコース」でガイドさんは違うので荷物も車から出さないといけません。朝食で1時間→睡眠で1時間→デイコースの準備で30分くらい時間を使いました。

デイコース(午前10時半〜午後7時半)

10:30 ガイドさんと集合

ガイドのアレックスさんがホテルまで迎えにきてくれてツアー再開。アレックスさんはガイド歴22年、頼りになるアニキって感じの風貌です。ずいぶんと年季の入ったランドクルーザーに乗ってました。

10:45 塩の山(ピラミッド)

11:00-13:10 名所巡り

さくさくと3つを歩いて回りました。DAKARの塩のオブジェで10分、国旗に囲まれたオブジェで10分、廃墟と化した塩のホテル(プラヤ・ブランカ)で20分。そのあと車で人のいないところに移動して、トリック写真(ボニータフォト)やドローン撮影をしました!

30分くらいかけてインカワシ島に移動。

13:40-14:30 インカワシ島

50分くらいランチ休憩、インカワシ島登るので30分、頂上で20分、下りで20分でした。サクッと散策するだけなら1時間で済むと思います。

16:50-19:00 鏡張りや夕日の撮影

インカワシ島は名所たちと距離が遠く、大体1時間くらいかかります。インカワシ島以外の水が張ってる場所やオブジェたち同士は近いです。夕日をどこで見るかを最初に決めておいて、タイムスケジュールを考えると移動ミスがないと思います!

19:30 ホテルに戻り夕食

晩ごはんもビュッフェスタイル。美味しかったです!

2023.07.05

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