ポトシ市街からウユニ塩湖へ!列車の墓場、動物だらけのドライブコース
DAY9

ポトシ市街からウユニ塩湖へ!列車の墓場、動物だらけのドライブコース

ボリビア

南米アンデス旅9日目はポトシ市街からウユニ塩湖(Uyuni salt flat)へ

ポッドキャスト:

南米アンデス旅9日目はポトシ(potosi)からウユニ塩湖(Uyuni salt flat)に移動する日です!
午前中はポトシの街歩きを楽しみ、午後からウユニ塩湖に向かいました。それでは、今日の出来事を振り返っていきます!

ポトシ(potosi)の街歩き 第2弾

昨日は高山病の影響で体がつらかったこともあり、あまり回れませんでした…。
そのため、今日の午前中もポトシの街を満喫するプランに変更です!

朝は8時半に集合してホテルで朝食をとりました。

しっかりご飯を食べて9時にはチェックアウト完了!ポトシ街歩きのスタートです。
ちなみにこのホテル、昨日は受付の待ち時間が長くて困りましたが、部屋はとても良かったです◎ボリビアでは珍しく暖房付きだったんです。昨夜は高山病で苦しんでいたので暖房があってめちゃくちゃ助かりました。

市場でポンチョ探し

まずはお店が立ち並ぶ「セントラル市場」に行ってみます。

しかし、見渡す限りどうやらここにポンチョは売ってなさそう…。セントラル市場は地元の人々がご飯を楽しむためのお店が多く、ローカルな雰囲気が漂ってます!なかなかディープな感じ。

通りすがりのお姉さんたちに尋ねて、ポンチョを売っているお店を教えてもらいました。

無事にお店に辿り着き、店内を見回すとポンチョ以外に風呂敷(織物)が売られていました。

実はこの風呂敷(織物)、「マンタ」と呼ばれるもので地元のほとんどの女性(全員と言っても過言ではないくらい!)が身につけています。
カバン代わりに使ったり、子どもの抱っこ紐として使ったり…本当に様々な場面で使われています。 ポンチョとマンタどちらを買うか迷いに迷いましたが、地元の人と同じスタイルを楽しみたいと思い、マンタを買いました。

Torre da Companhiaからポトシの街を眺める

マンタを手に入れた後、ポトシの中心部にある修道院「Torre da Companhia」に訪れました!

この建物は18世紀に建てられたもので、5つの開口部、32本の柱、3つのドームから構成されています。建築物として非常によく維持されていて感動しました。

優良エリアである塔にも登ってみましたが、塔からの眺めは最高です…!

ポトシの街はどこからみてもとても美しく、昨日訪れた「セロ・リコ」もばっちり見えました。

かつて銀の採掘が最盛期を迎えたゴールドラッシュ時代の歴史も感じることができました。当時のスペイン人がすべてを搾取し富を奪った過去はとても悲しいですが…。

路駐料金を払いに銀行へ

広場の路肩に車を停めて散策していましたが、戻ってくると車にシールが貼られていました。近くにいた警察官(警備員?)に話を聞くと、路駐料金を支払うために銀行に行くように案内されました。
駐車する際に、その場にいた警察官に停めても問題ないか確認したつもりだったので、まさか路駐料金がかかるとは思いませんでした…!

無事に銀行で支払いを済ませましたが、路駐料金は170ボリビアーノ!! さっき買ったマンタは2人で100ボリビアーノだったからなんだか高く感じちゃいます…。

ウユニ塩湖へGO!

午前中にポトシを満喫したので、ウユニ塩湖に行くことにしました。ポトシからウユニまでは車でだいたい3時間ほどの距離です。
ウユニまでのドライブコースは終始絶景が広がっていてジブリの曲がぴったり合います!!

ボリビアは山の景色のバリエーションが本当にすごい!毎日、絶景度がどんどん上がっているように思います。

途中、湿地帯のような場所でアルパカとリャマの大群を見かけました。

まるでラクダ科の楽園のような光景。

さらにしばらく車を進めると、ずっと会いたかったビクーニャに遭遇!!!今日1番の興奮具合だったかも(笑)10頭ほどの群れで行動していました。警戒心がとても強くずっと私たちのことを見ています。

すらりとしていてほんと可愛い…!本物のビクーニャを見るまではアルパカやリャマを見て「あれ、ビクーニャじゃない?」と会話することもありましたが、本物は全然違います。ビクーニャは気品が高い感じで、アルパカやリャマと比べると手足もかなりスラリとしています。

プラカヨ鉱山

ウユニ塩湖への道中にあるプラカヨ鉱山にも立ち寄ることに!プラカヨ鉱山はかつて、銀の産出量がポトシ銀山に次いで南米で2番目に多かった鉱山です。

プラカヨ鉱山最盛期には人口2万人以上の工業都市として栄えていたと言われています。
しかし現在は、廃墟化した多くの列車が放置されている場所となっています。物悲しさや寂しさを感じる空気が漂っていました…。

過去の栄光と現在の寂れた様子が対照的で、歴史の流れを感じさせる場所でした。

ビューポイント

ウユニの市街地に入る前にビューポイントがあります。

道路を外れオフロードを駆け上がるとそこには絶景が広がっています!標高4,000m地点で雲海のような景色です。ボリビアは本当に自然の景色が素晴らしい!!!

列車の墓場「セメントデリオ・デ・トレンス(Cementerio de Trenes)」

次に訪れたのが、ウユニの町外れにある列車の墓場「セメントデリオ・デ・トレンス」です。

かつて、ウユニ周辺で採掘された鉱物を運ぶために活躍した列車たち。しかし、時代が変わり、鉱業の衰退とともに役目を終え、今では使われることなくその場に残されています。
このスポットについて過去にもう少し詳しく解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
ウユニ塩湖の楽しみ方!乾季と雨季の違い、塩ホテル、世界で1番平らな場所

思っていた以上に長い列車でした。

夕日の光が綺麗でとても印象的◎

ただ、落書きが多かった点は残念でした。とても素晴らしいスポットなのに落書きしないで…!!
また、野犬も相変わらず多かったです(笑)

明日のウユニ塩湖ツアーにあたりオフィス訪問

明日は早朝からウユニ塩のツアーです!最初は自分たちだけで塩湖に行ってみようかとも考えましたが、どうやらレンタカーで塩湖を走っちゃいけないみたいです。レンタカー屋さんから「塩湖には絶対行かないで」と強く言われました。

レンタカーで行くのは諦め、事前にウユニ塩湖のツアーをネットで予約していました。ツアー会社の方に事前に話をしたいからオフィスに寄って欲しいとのことで伺いました。

私たちの希望を聞いてくれてコースが決定!午前4時半〜午前8時のサンライズコースと午前10時半〜午後7時半の2本立て!盛りだくさんのコースです。

早朝は特に寒いため、暖かい服装を用意して行くようにとアドバイスがありました。明日が楽しみだ〜〜〜!!

晩ごはんは中華料理屋「ロングメン」

ツアーのオフィスを出てすぐのところに中華屋さんがあったので行ってみることに!
店名は「ロングメン」です。めちゃめちゃ美味しい中華料理屋さんでした!食べたものは以下。

牛肉とトマトの麺

あっつあつで冷えた体が温まります!

牛肉焼きそば

焼きがしっかり入ってて美味しい。

海鮮チャーハン

絶品!異常に美味しいいぃぃ!!!

コカ茶も飲みました♪ 料理にぴったり合う〜〜!

私たちがお店に入ってすぐにやってきた4人組の中国人のわちゃわちゃおじさんたち。笑い声が愉快でとても元気。自分たちの料理や飲み物を分けてくれるようなフレンドリーな人たちでした。

もう圧倒されるおもしろさで、疲れが一気に吹き飛びました!!
お店の人も親切で、私たちに向けてストーブを用意してくれたりととても温かい雰囲気でした。

ウユニ行きを予定されている方は、ぜひ行ってみてくださいね!

行ってみたかった塩ホテル(Hotel Palacio de Sal)

今日の宿は、行きたいと思っていた塩ホテルです!ホテル名はオテル パラシオ デ サル(Hotel Palacio de Sal)。世界で一番最初に建てられたホテルです。
塩ホテルまでは夜道を走ります。GoogleMap上は1本道なのだけど、途中から舗装されていないわけわからん道…。道路工事のために通行止めになっていたり、線路が高すぎて通れなかったり、ぬかるんでいたり…暗くて前もあまり見えないのでかなり危険でした。怖かったーー。

紆余曲折ありながらも無事に塩ホテルに到着!ウェルカムドリンクも提供され、高級ホテルの雰囲気です。

部屋はこんな感じ。

これは部屋の天井!塩でできているとは思えないほどしっかりとした作りです◎

ちなみにベットサイドも塩でできています!

それでは明日のウユニ塩湖ツアーに備えて今日は寝ます!おやすみなさい〜

2023.07.04

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