カナダ旅19日目はオーロラガイド大塚さんの追従型ツアー！

ポッドキャスト：

レンタカーを借りにイエローナイフ空港(Yellowknife Airport)へ

寝不足だったため朝は遅めに起床。たいぶ疲れが溜まっています…。朝ごはん兼お昼ごはんでクリームパスタを食べました！使い道に困っていたマトン牛乳を使いました。うまくアレンジできたのでパスタは美味しく食べられましたが、人によってはマトン牛乳はかなり苦手かもしれません。

レンタカーを借りるため、昨日空港から宿まで送ってくれたタクシーのサムさんに連絡をとります。昨日送ってくれた時にこの方いい人だなと思ったので連絡先を聞いていたのです！サムさんに宿まで迎えに来てもらい、イエローナイフ空港(Yellowknife Airport)に行きました。

イエローナイフの中心部は思ったより栄えている印象でした！スーパーは何軒かあるし、マックなどのファーストフード店もありました。

ナショナルさんでレンタカーの受付

イエローナイフ空港に到着！タクシーの支払いはクレジットカードで出来ました。

レンタカーは、昨日ネットで予約しました。今まで使っていたレンタカー会社はすべて車が空いていなかったので、利用したことはなかったナショナルさんにしました。

イエローナイフ空港にあるナショナルさんの窓口に行きましたが、最初は人がおらず、初めて利用するレンタカー会社なのもあり不安に…。でも電話で呼び出したらすぐ来てくれました！

最初こそ不安になりましたが、ナショナルさんのスタッフとっても親切な方でした！！

イエローナイフ(Yellowknife)はノーマルタイヤ？4WDとAWDの違いも

今回のレンタカーもいつものようにスノータイヤをお願いしたのですが、イエローナイフは気温が低すぎて雪が溶けず滑らないため、どの車もノーマルタイヤとのこと！また4WDかも不安だったのですが、AWD（全輪駆動）とのことで、安心しました。

AWDという言葉は聞きなれないですが、4WDは四輪駆動車を指しエンジンの動力を４つのタイヤは駆動しているということ。一方でAWDは全輪駆動車を指し全てのタイヤが駆動する車のことです。つまり、タイヤが6つ付いている場合、6個全てのタイヤが駆動します！日本では4WDが浸透していますが、海外ではAWDと書かれていることの方が多いようです。AWD≠4DWではないですが、AWDであれば安心です！

ナショナルのスタッフさんと車を取りにいきます。

極寒仕様の車の注意点は？

対応してくれたナショナルのスタッフさんが本当に良い方で極寒の車の扱いについて色々と教えてくれてました。

①マイナス20度を下回る日には、車のボンネットから出ているケーブルにコンセントをつないで（ブロックヒーターが稼働するようになっている）常に通電させてエンジンオイルを温める必要がある！

②寒い日は出発前の10分前にはエンジンを入れる必要がある。寒い中出かける前に車まで行くのは大変なのでリモコンキーで遠隔操作でエンジンをつけることも出来ます！そのやり方も実践してくれました。

その他装備品や道路で気を付けることとか、丁寧に色々教えてくれました！今までいろんなレンタカー会社を利用してきましたがその中でもトップレベルに気に入りました。担当の方が良かったのもありますが。

極寒でのレンタカーの注意点は別で詳細に説明しますね。

レンタカーを借りたら買い出しへ

1店舗目はウォルマート(Walmart)へ！生鮮食品はないが雑貨が豊富

レンタカーを借り終わり、スーパーへ買い出しに行くことにしました！1店舗はウォルマート(Walmart)。ウォルマートは世界最大の売上規模を誇るアメリカの企業です。

店内にはマクドナルドもあるようです！それにしてもいい天気だ〜

早速中に入ってみます！

ここは生鮮食品は扱っていないのですが、洋服や電池など雑貨や日用品は豊富です。アフリカの時はこういう物がなかなか手に入らなかったから感動しました！

ジップロックがこんなに普通に売っているなんてすごい！！使わないけど買いたくなってしまいます笑

突っ張り棒や掃除道具など生活用品もこんなにあります。暖房器具もありましたよ。

イエローナイフで雑貨、防寒着、日用品が必要になったらウォルマートがおすすめです！

2店舗目はインディペンデント(Independent)！生鮮食品はないが雑貨が豊富

2店舗目に行ったのはウォルマートの店員さんにお薦めしてもらったインディペンデント(Independent)というスーパー！日本語訳で独立…なかなかインパクトのあるネーミング。

ウォルマートもでしたが、駐車場は広くて便利！

おそらくイエローナイフで食品の品揃えがいいと思います！玉ねぎもバラ売りしてるし、種類も多いしめちゃくちゃ良かったです。

卵とか肉とか生鮮食品中心に買いましたー！

オーロラビューポイントを巡る

スーパーで買い物を終え、宿に一度帰りました。

イエローナイフ(Yellowknife)では自家用車でもオーロラを見に行くのでオーロラを見るのに適した場所を選定するためにairbnbのホストに教えてもらったオーロラビューポイントマップを回ってみることに。こんな地図があるなんて有り難すぎます！！！

今日は上に地図の一番左にあるサンド・ピッツ(Sand Pits)というビューポイントに行ってきました！

ここは市街地から車で10分ほどで行けます。到着すると2台くらい車がいたのでアクセスもいいしメジャーな場所なのかもしれません。あたり一面建物は見えないし、広大な真っ白な地面が広がって見晴らしもいい。市街地から近いので夜は街の明かりが入りそうなのが不安なポイント。

せっかくビューポイントに来たので、ついでにシャボン玉の撮影にもトライすることに！車を降りると先客のワンちゃんが嬉しそうに駆け寄ってきてくれました。

シャボン玉は市販のシャボン玉液を使っていましたが、吹いたらすぐに割れてしまう、、膨らんだまま凍っていく様子を撮影したいのに全くうまくいかない！！しかもシャボン玉液自体も凍ってシャリシャリになっていく…これは研究しなければ…。

日が暮れ出してからはマイナス30度になり、寒さが増してきました！

寒いので10分おきくらいに車に避難して体を温めます。車の窓に夕日が映ってきれい！！

今日の夕日はボワーンとしたグラデーションでとても幻想的でした！

宿に戻って、夕食を作りました。今日のメニューはチキンのホワイトシチュー、ハーブバターでカリカリに焼いたフランスパン、隠し味の醤油がきいた野菜のバターソテー。シチューはカナダに来て2回目ですが、前回を超える美味しさでした！！

待ちに待ったオーロラ追従ツアー！

夜は待ちに待った大塚さんとの初めてのオーロラ追従ツアー！イエローナイフ(Yellowknife)にオーロラを見に行く方は、大塚さんのガイドをおすすめします！本当に最高です。オーロラのことはもちろん、極寒ならではの自然現象や極寒の車事情など本当に色々と教えてくれて知識量も半端なかったです。カナダに行く前から本当にお世話になりました！！

21:00 大塚さんと合流

21時に大塚さんが宿まで迎えに来てくれました。今日は私たち2人だけのようです！大塚さんの車で今日の撮影ポイントまで向かいます。

道中は今日のオーロラの状態、オーロラが一番強くなる時間の予想、オーロラが発生する原理など、たくさん教えてもらいました。きじーは事前にオーロラのことを調べていたのでネットでは分からなかったことを質問してさらに理解を深めます！とっても濃厚な時間。

22:00 鑑賞ポイントに到着

今日はこのあたりが狙い目のようです！周りは街灯も全くないし、場所によっては雪が深く積もっているので個人でレンタカー行くのは危なそうです。

車を停めて空を見上げると、空いっぱいに星空が！！星の多さに感動しました。そして肝心のオーロラはもうすでに出ていました！！一本の線が伸びていました。でもまだまだエネルギーを溜めている段階だそうで、もっとオーロラが強くなるまで車内で待機します。

22:30 オーロラが強くなり始める

大塚さんの予想通り22時半ごろからオーロラが強くなりました！！

秒ごとに姿を変えていきます！！

0:30 広大なオーロラへ成長

気がつけばオーロラの高さも増して、赤いオーロラも出てきました！！

ベールもでき、渦も巻いていました。写真の真ん中の渦がありますよね！？これが3秒後には・・・

こんな形状に変わるんです！！動きが激しい！！

まだまだ光のカーテンが動く動く！！さらにもっと上へオーロラが広がっていきます。

もっと上に上がるので、真上を見上げると・・・

真上がとんでもないことに！なんだこれは！！すごいすごいすごい！！

オーロラの頂点が分かりますよね！？頂点から鮮やかなパシャーって青い光がとめどなく出てきます！！

少し横にはこんな面白い形のオーロラも。これは見たことのない形！いやーすごい。真上以外も至る所でオーロラが出てしかもオーロラはどんどん動いていくのでどこを撮影したら良いのか分からなくなるほどでした。

「今はエネルギーを溜めているところ」「次は北西の方に出ると思う」といった大塚さんの解説のもとオーロラを見て、すごく勉強になったし楽しかったです。1本の筋から爆発が起こったりして初日からこんなに綺麗なオーロラが見れてすごく嬉しいです。

最後は「漁火光柱」との遭遇！

大塚さんとは21時集合で現地についたのは21時45分くらい。3時半くらいまでに家に向かって帰りの車を発車。道中はカメラや機材の話で大盛り上がりです！

家路の途中で光の柱が見えました！！

この現象は「漁火光柱」（いさりびこうちゅう）と呼ばれ、上空の空気が特定条件になり、なおかつ天候などさまざまな気象条件がそろった時しか見ることができないため、日本では北海道の特定地域でも見れるみたいですが年に一度見られるか見られないかの希少なものなんだとか。

今日はマイナス38度でものすごく冷えて体力が底をつきそうでしたが、最高に晴れていて360度見渡せる氷の湖の上で思い出に残るオーロラが見えました！！

2023.02.23