憧れのプライベートセスナ!夕暮時には赤色の月が…
DAY16

憧れのプライベートセスナ!夕暮時には赤色の月が…

ボツワナ

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アフリカ旅16日目はプライベートセスナでボツワナへ

2022年6月14日、アフリカ旅16日目。今日はザンビアのリビングストン(Livingstone)からボツワナのマウン(Maun)まで移動です!移動手段はなんとプライベートセスナ〜〜〜!!贅沢すぎる時間でした。マウン到着後はレンタカーを借りてグウェタ村(Gweta Village)まで200㎞運転しました。夕暮れ時には、なんと地平線から真っ赤な月が昇がってきました…ここは本当に地球!?と疑うような光景でした。夜はGweta Lodgeに宿泊!

08:45 リビングストン(Livingstone)の宿チェックアウト

今日はボツワナに入国する日です!ハリー・ムワンガ・ナンブラ国際空港(ザンビア)→マウン国際空港(ボツワナ)への飛行があります。空港へは9時半くらいに着きたかったので、8:45にモリスに迎えに来てもらうことにしました。

セスナは荷物の総重量が180キロまでOKとのことだったので、特に荷物の重さを気にしなくてよくて朝が楽でした!普通の飛行機だと手荷物5キロ以下とか制限があるので朝出発前は荷物の重量調整でバタバタするんです。特に私たち荷物がすごい多いので文字通り本当に必死に荷物調整していました。

リビングストンの宿を出発

無事にパッキングを終え、連泊していた宿をチェックアウトします。4泊した宿なので、いろんな思い出がつまっています。宿の家政婦さんにもお別れの挨拶!

洗濯や食器洗いを毎日やってくれました!そのおかげで空き時間ができるし、すごく助かりました。家政婦さんはいつも笑顔で、そのニコニコ笑顔と楽しげな笑い声に癒されてました♩

モリスに手伝ってもらいながらモリスの車に荷物を詰めていきます。

09:30 大好きなモリスとお別れ

泊まっていた宿からリビングストン空港(ハリー・ムワンガ・ナンブラ国際空港)へは車で30分くらい。モリスとのドライブもこれが最後かあ。。リビングストン(Livingstone)の街並みを眺めながらしっとりした気持ちに。

名残惜しさが強いためか、あっという間に空港に到着しました。

空港のロータリーに車を停めて大量の荷物を下ろします。空港のスタッフの方も手伝ってくれました!モリスとはここでお別れです。

最初の出会いはタクシー運転手としてモリスに出会ったけど、チョベ国立公園(Chobe National Park)のガイドを手配してくれたり、ルナレインボーを一緒に回ったり、タクシー運転手の枠を完全に超えていました!!

モリスは私たちにとって専属ドライバー兼アシスト兼ザンビアオーガナイザー。

リビングストンには4泊5日でしたが、全部にモリスが関わっています。モリスがリビングストンやザンビアのことをたくさん教えてくれたので、そのおかげでリビングストンを好きになったし、旅自体もとっても楽しくなりました!!

感謝しかないです!昨日のディナーもすごく楽しかった。会えなくなるのは寂しいけど、またいつか会える日を楽しみにしています!!

最後はバイバイではなく、「カムカムレモン」でお別れです。

09:45 リビングストン空港で搭乗手続き

リビングストン空港(ハリー・ムワンガ・ナンブラ国際空港)に着きました。このリビングストン空港は国内線1路線でザンビアのルカサまで飛べます。国際線は4路線でケニアのナイロビ、南アフリカのヨハネスブルグ・ケープタウン・ネルスプロイトまで飛べます。

今日の私たちの目的地はボツワナのマウン(Maun)。あれ、国際線にボツワナがない?そう、リビングストン空港からボツワナへは飛行機は飛んでいないのです。

アフリカ旅のルートを決めるときに、この飛行機がない問題はすごく悩んだポイントでした。ボツワナのマウンまで車移動だとものすごく時間がかかるので、お金は張りますが優先度を考えてセスナを選択しました!しかもプライベートセスナになります!!

プライベートセスナなので出発時間を自分たちで決められたのもすごく新鮮でした。

付き人に案内してもらいながら、空港税など支払います。

手続きが済んだら2Fにあるラウンジまで移動。

もう少しで憧れのプライベートセスナに乗れるということでワクワクが顔に出ています!笑

ラウンジで少し休憩したら、付き人が「あなたたちのセスナが来たよ」と教えてくれました!ついに来ました!案内してもらいつつ入国審査をして、滑走路まで移動します。

これが私たちのセスナーーーー!かっこいいーーーー!!

これはテンション上がりますっ

入口から中に上がり込みます。

普段見られないコックピットが見放題です・・・!

コックピットえらくかっこいい。ヘッドフォンはBOSEです。

まさに夢のある操縦席。

パイロットのタフさんとも挨拶し、そろそろ離陸です〜〜〜!どんな飛行になるのか楽しみ♩

10:30 セスナでザンビアを離陸

飛行機の離陸には慣れているけど、セスナとなれば話は別ですよね。胸の高鳴りが止まらない!

最後の確認を終え、ついに出発でございます!!

ゆっくりと飛び立ち、上空を飛行〜〜〜!!揺れはそこまでなく、快適です。窓から必死に景色を覗き込みます。

ザンビアの上空です。少し建物があります。

地球は丸いということが分かる景色!!大地と空の境目のグラデーションがとても綺麗です。ひたすら真っ直ぐな道があるのもすごい。上からだといかに1本道が長いのかがよく分かりました。

ボツワナに入ると建物はなくなり、大自然が広がっていました!!

ボツワナの後半で行く予定のオカバンコデルタ(Okavango Delta)も見えました!すんごい景色。これから自分が旅する場所を上空から眺められるのってとてもいい。楽しみが倍増します。

マウン空港に降り立つ手前10分くらいはかなり機体が揺れました。きじーは強いので全然平気みたいでしたが、乗り物に強くないやなぎーとみとちゃんは酔ってしまいました。

12:00 セスナでボツワナに着陸

12時ごろボツワナのマウン国際空港(Maun International Airport)に着陸しました!セスナを降りたら車で空港内まで移動します。荷物はMacairの方が運んでくれます。

ここでボツワナの入国審査を受けます!

色々質問されたけど無事にクリアです!マウン空港は結構こじんまりとしていました。

空港出たところはこんな感じです!駐車場はありますがほぼ満車状態で、路駐の人も多いみたいです。

その駐車場の向かいにあるレンタカー屋さんに行って車を借ります。徒歩1分くらいです!今回もHertzでレンタカーを予約しています。

Hertzは2Fにあって事務所内はこんな感じ。

ここの受付で手続きをします。ボツワナの後はナミビアに車で移動するので、レンタカーの国境越えの書類が必要になります。日本にいる間に何回もやりとりして申請出来ていたと思ったのに、結局出来ていないことが発覚…こういう事前申請とか予約は本当にアフリカの人は苦手みたいです。

でもHertzの人が手伝ってくれてなんとか国境越えに必要な申請が完了しました。発行までに時間がかかるとのことで、後日またここのHertzにきて書類を受け取ることになりました。Hertzの人がとても親切で助かりました!!

車のある駐車場まで移動して、最後にサインをしてレンタカーの手続き無事終了!きじーお疲れさま。

国境越えのトラブルがあったのでHertzで1時間以上かかり、予定よりだいぶ時間を押してしまいました。

14:00 マウン空港近くで絶品ランチ

予定より時間は押していますが、朝ごはんもほとんど食べられなくてお腹ペコペコなので、お昼をとります!マウン空港から車で5分もかからないところにあるカフェ「KWA GA NCINCI」に行くことにしました。

レジと厨房。地元の高校生くらいと思われる可愛い女の子が接客してくれました!

緑豊かでオアシスっぽい空間です!

レモネードとクリームパスタを注文しました。アフリカの飲食店は料理が出てくるのに結構時間がかかるので時間に余裕のあるときに行くのがおすすめです!

クリームパスタが来ました♩チキンがとても柔らかいし、味付けも日本人に合い、すごく美味しかったです。日本でこのお店があったら絶対行くレベルで個人的には大好きなパスタでした。

15:30 グウェタ村(Gweta Village)に向かう

ランチを食べ終え、グウェタ村に車で向かいます!ルートは下記で200㎞の道のりです。

夜道の運転は怖いので16時半にはグウェタ村に着きたいよねと話していましたが、到着予想時刻は17時半。だいぶ時間が押しているので急ぎ目で行きます!

Macair(セスナ)でもらったお水。お水飲みながらセスナすごかったね〜と話しながらドライブ♩

道中は牛やシマウマに会いました!あと野生のゾウにも!保護区でもないのにゾウさんいるのには驚きました。

途中でタイヤと靴の消毒がありました!いきなり止まってと言われたので最初は戸惑いました。話を聞くと、種とか他国の何かが入らないようにする対策のために消毒が必要なんだって。

車から降りて丸い台の上で足踏みをして消毒し、車は大きな水溜まりのようなところを通過しました!

今日は本当にひたすら真っ直ぐ。グウェタ村まで1回しか曲がらないです!

たまにこんな感じの土の小道が横にあり、休憩がてら寄ってみたりしました。

18:00 地平線からストロベリームーンが昇る

休憩で寄った小道も真っ直ぐな道が果てしなく続いています!!夕暮れが進んで大地が夕日色に染まってきました。

夕日バックのみとちゃん。アフリカの夕日はいつもで壮大で綺麗。

だいぶ暗くなってきてしまったので急いでグウェタ村(Gweta Village)へ向かいます。夕日は向かっている方とは逆方向にあるので、車のミラーに夕日が映ります。かっこいい!

完全に暗くなる前にグウェタ村に着きたいから急いでいたのですが・・・

右斜め前に丸い赤い物体が!?地平線に太陽らしきものがあるんです。でも太陽は後ろにあるし・・・瞬時には理解できなかったですが、赤色の物体の正体は月でした!!

月が地平線から顔を出していたんです。ストロベリームーンで色が赤かったので、本当に太陽かと思いました。地平線から月が昇るなんて考えられなかったので「ここは本当に地球なのか!?」と疑ってしまうような光景でした。

月が半分地平線に埋もれている様子は残念ながらカメラにおさめられなかったのですが、だいぶ昇った後のストロベリームーンは撮影できました!最初はもっと赤かったです!

本当に地球には毎日驚かされていますよ。。。

日が暮れる前にグウェタ村に着きたいと思っていましたが、地球がすごすぎてこんな時間になってしまいました。地球のことをまた1つ知れたので良いでしょう!

19:00 Gweta Lodgeに到着

結局Gweta Lodgeには日が沈んだ後に到着しました。暗闇の中、部屋まで荷物を運びます!

ベットルームがこちらです。机が複数あるので荷物を置くのに便利です。部屋の中では電波はほぼなくて仕事は難しそうです。

蚊の数はかなり多いです!夜寝る時はこんな感じで蚊帳でベッドを覆って、蚊が中に入ってこないようにします。

洗面台。シャンプーなどのアメニティも少しありました!

こちらがシャワーです!ちゃんと熱いお湯出ました!!

最後にトイレです。

Gweta Lodgeは小さな村の中にあるロッジなのでどんな感じが少し不安でしたが、全然よかったです!蚊が多いので蚊取り線香は持って行ったほうが良いです。

ロッジの共有エリアで夜ご飯を食べに行きます!

1品目はポタージュ。あったかくて美味しいです。

2品目はお魚料理とフライドポテト。

メインは上の魚料理かチキンを選べました!チキンだと下記↓

ごちそうさまでした〜!!

今日は憧れのプライベートセスナに乗れたし、地平線から月が昇る瞬間も見れたし、とんでもない1日でした!明日はマカディカディ塩湖に行って夜空の下で1泊します。明日もとんでもない日になる予感です!!

※訂正:冒頭でアフリカ旅15日目と言っていますが、正しくは16日目でした。

2022.6.14

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