ジャングルで半野宿しました。真夜中のジャングルでするトイレが死ぬほど怖かったです。
ポッドキャスト:
夜明け前、ボート出発
05:30 ボート出発
全ての荷物を持ってボートに乗り込みます!明け方なのでなんだか神秘的な光景。
オレンジの空がとても綺麗です。
日が昇り切って少し立ったころ、ついに待望のカイマンを見ることができました!
マヌーでは、カイマンはジャガーに次ぐ人気者。
カイマン
カイマンは全部で6種類存在しますが、マヌーではそのうちの3種類が暮らしています。
この子はホワイトカイマン(少し小さいですが…)。その名の通り、白い見た目から「ホワイトカイマン」と呼ばれています。日本では「メガネカイマン」や「コモンカイマン」とも呼ばれます。
マヌーには他にも、ブラックカイマン(日本ではクロカイマン)とドワーフカイマン(日本ではコビトカイマン)がいます。ドワーフカイマンを特に見たかったのですが、体の小さなドワーフカイマンは小さな川に生息しているようで…ボートでは見ることができませんでした。
ちなみに、カイマンはほとんどの時間を川の中で過ごすみたい。アフリカのサバンナに生息するアリゲーターは、砂漠で見かけることが多かったので対照的です。カイマンは1回の潜水で25分も持つそうなので、なかなか水面に出てきません。そのため、食事の時間が観察のベストタイム!朝は特に食事の時間なので見つけやすいですが、昼間はあまり見られないようです。
07:00 朝ごはん
今日もボートの上で朝食です!ボートに揺られながらのごはんは、もう慣れたもの◎
朝はくるくる巻かれたパンケーキとたっぷりのフルーツをいただきました!
ご飯を食べながら川を眺めていると仲良しの亀さんがいました!可愛い…。
カピバラにも遭遇しました!カピバラはテンジクネズミ科カピバラ属に分類される齧歯類。現存する齧歯類の中で最も大きいサイズであることで知られています。
主に南米の東部、アマゾン川の流域を中心に温暖な水辺に生息しています。
10:00 国立公園管理局に到着
途中、ボートがうまく進まなくて…船乗りのレアンドロがボートから降りて舵を取るシーンもあったものの無事に管理局に到着!
管理局では、行き(DAY37)は名前やパスポート・滞在期間を記帳しましたが、帰りはアンケートへの回答でした。見た動物などを記入し、最後に記念シールをもらいました◎
ロッジ(荷物置き場)に向けて再出発
10:10 ボート再出発
管理局を後にして再び進みます!管理局のあたりを境に、湖の色が茶色から水色に変わりました。
10:30 アカホエザルを発見
出発して約20分、アカホエザルを発見!!昨日の記事で簡単にアカホエザルの生態に触れているので、もしよかったらご覧ください。
DAY38:動物ラッシュのイカダサファリ!絶滅危惧種オオカワウソやアカホエザルに遭遇
その後、どうやらアナコンダ(?)を見つけたようで、ツアーの添乗員総出でボートを降りて確認しに行ってました。
12:00 ランチタイム
今日はお昼ごはんもボートの上で食べます!シチュー風の料理とチキン、レモン風味の芋ペーストでアボカドを巻いたもの、サラダがプレートに美しく盛り付けられて運ばれてきました。
コックのホアンは、料理だけでなく色合いや盛り付けも上手で本当に綺麗。
お昼ごはんを食べた後は、次なる目的地のロッジ(荷物置き場)に向かいます。
ロッジまで我慢できず、途中、沖にボートをつけてもらいブッシュトイレへ!早くトイレがしたいのになかなか隠れられう場所がなくあたふたしていました。気が付いたら沼にハマってしまい、大変でした…。
14:45 ロッジ(荷物置き場)に到着!
無事にロッジに到着!
今日は半野宿なので、このロッジには泊まらず荷物を置くために使います。
ボートからロッジまではトゥクトゥクで荷物を運んでくれました。ペルーではトゥクトゥクを「モト」と呼ぶことが一般的だと思っていましたが、ガイドのダーウィンは「トゥクトゥク」と言っていたので、この辺りではそう呼ばれているかな?もしくは、ダーウィンが海外の人と話す機会が多いからたまたま知っていただけかもしれません。真相は聞かず。
次の予定まで30分ほどあるので、お風呂に入ったり半野宿の準備をしたりしました。
15:30 ティータイム兼打ち合わせ
お茶をしつつ、この後のことについて打ち合わせ!
そこへ、シャイな船乗りの兄貴「レアンドロ」が声をかけてくれました。レアンドロはとっても優しくて、とっても恥ずかしがり屋さんというチャーミングな人。
レアンドロが「スカーレットマカオ(インコ)」を見つけてくれたので、大きなレンズで写真を撮りました。
いざ!半野宿の場所を目指してハイキング
15:45 ハイキング
今夜過ごす半野宿の場所までハイキング!
毎回歩いてて思うけど…ジャングルの中はぬかるんでるところがほんと多い…。
せっかくの野宿なのに、なんと!きじーは、さっき写真を撮る時に使ってた大きなレンズをロッジに置いてきてしまいました…。でも、まさかまさか。レアンドロがかなりの距離を走ってレンズを持ってきてくれたのです!!!レアンドロ、本当にありがとう。
ハイキングではモンキー(スクールモンキーともう1種類)にたくさん会い…
ジャガーの足跡も見つけました。肉球がくっきり残ってる◎
ジャングルらしい植物もいっぱい。
途中、ブヨブヨになった丸太の上を歩いて進んで行きます。そんな場所が3回くらいあったかな。
最後は川を渡ります。20〜30cmほどの深さなので、長靴より水面は低いのですが、想像よりも深く感じました…。
16:45 半野宿場所に到着
木の屋根がある2階建てで、屋根以外は全て吹き抜け。東屋(あずまや)みたいな感じ。
ものすごく急な階段を登って2階へ行きます。
マットレスと蚊帳を自分たちで引いて、そのマットレスの上に寝袋を敷いて今夜は寝ます。
目の前には池があり、そこが動物たちの水飲み場になっています。
野宿ではたくさんのバクを発見
18:00 晩ごはん
暗くなる前にコックのホアンが用意してくれたごはんを食べます。トレーパックにフライドポテト、ペンネ、野菜、チキンが入っているのですが、これもまた美味しい!!
19:00 就寝
ここからは1時間おきに、ガイドのダーヴィン→やなぎー→きじー→オーストラリア人のアンドリュー→アンドリューのパートナーの順番で動物がいるかをチェックします。
はじめのダーウィンのターンでは、たくさんの鳥がビュンビュン飛んでいて何事かと思いました。しばらくすると、バクやシカも登場!
特にバクはその後も何度も姿を見せてくれました。それに滞在時間もすごく長い。
バクは、馬の仲間で奇蹄目バク科に分類されます。
現存するバクは4種類。アマゾン川流域の低地に生息するアメリカバク、標高2,000mを超えるアンデス山脈の高地に生息するヤマバク、中央アメリカ・南アメリカに生息するベアードバク、東南アジアに生息するマレーバクです。現在、この4種類すべてが絶滅危惧種に登録されています。
夜行性で、基本的に茂みや水中で暮らします!
真夜中のジャングルのトイレ事情
ジャングルの中なので、夜中ももちろんブッシュトイレなのですが… さまざまな鳥や虫の音が聞こえる上に、蛍の光が動物の目に見えて全然落ち着いて出来ない!草陰から動物が自分を狙っているのではないかと思うと…なんとも怖いです。
こんな環境なので、用を足す前に懐中電灯で自分の周囲を照らし、動物が近くにいないことを確認して行動する必要があります。
03:40 ロッジ(荷物置き場)へ
3時40分、半野宿終了〜!!出発の準備をして荷物の置いてあるロッジへ向かいます。
マヌーは名残惜しくもあと1日(実質1日もない…)で終わりです。
2023.08.03